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野菜をおいしく食べられる幼児向けレシピ。野菜を食べられるようになるアイデアと工夫
子どもが野菜を食べてくれないと悩むママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、野菜をおいしく食べられるカレーやうどんなどの幼児向けレシピや、野菜を食べたいと思わせる工夫についてご紹介します。
幼児が野菜を食べない理由は?
せっかく作った料理でも、子どもが野菜をなかなか食べてくれないと悩むママもいるのではないでしょうか。幼児が野菜を食べてくれない理由についてママたちの考えを聞いてみました。
「青菜の味というかえぐみみたいなものが苦手なのではないかと思います。茹でて冷水にとってアク抜きはしているのですが、なかなか食べてくれません」(3歳児のママ)
「ピーマンを見ると『くさい』と言っているので、ピーマンのにおいが苦手みたいです。苦味を感じないように調理しても、ピーマンの緑色を見つけると絶対食べません」(4歳児のママ)
「うちの子はトマトが苦手で、中の種の部分が苦手だと言います。食感が苦手という理由で、ブロッコリーもあまり食べません」(4歳児のママ)
味、匂い、食感などで野菜を苦手に感じている子どもがいるようです。子どもが嫌がって食べないときは、なぜ食べたくないのかを聞いてみるのもよさそうです。苦手な部分が気にならないようなレシピで調理すれば、野菜を食べてくれるようになるかもしれませんね。
野菜をおいしく食べる幼児向けレシピ
子どもにおいしく野菜を食べてもらうために、ママたちはどのような工夫をしているのでしょうか。野菜をおいしく食べられる幼児向けのレシピをご紹介します。
ドライカレー
「いろいろな野菜を小さめのさいころ状に切って、ひき肉と混ぜたドライカレーを作っています。カレーの風味でレンコンやごぼうなどの根菜を入れても、気にすることなく食べてくれます」(4歳児のママ)
カレーの風味を生かせば野菜もおいしく食べることができるようです。野菜の味に慣れてきたら、切り方や大きさを工夫して、さまざまな食感を楽しむことにもチャレンジしていきたいですね。
野菜たっぷりうどん
「肉とたっぷりの野菜を煮込んだうどんをよく作ります。大好きなかぼちゃをいれると、喜んで他の野菜も食べてくれます」(5歳児のママ)
つるつると喉越しのよいうどんが好きな子どももいるのではないでしょうか。うどんといっしょに食べやすいように、細切りにして煮込むようにしているというママの声もありました。
麻婆豆腐
「子どもの好きな麻婆豆腐に刻んだにんじん、ねぎ、しいたけなどを入れて作ります。豆腐といっしょにするっと食べられるので、子どもも抵抗なく野菜を食べられます」(4歳児のママ)
とろみのある料理にに野菜を入れると、子どもも食べやすく感じるかもしれませんね。丼にしてあげると、いつもよりご飯をたくさん食べてくれるというママの声もありました。
野菜に気づかず食べられる幼児向けレシピ
色の濃い野菜などは細かくしても気付かれてしまい、食べてくれないこともあるかもしれません。そのような場合、ママたちはどのように野菜を食べさせているのでしょうか。野菜に気づかれず食べられる幼児向けのレシピをご紹介します。
ハンバーグ
「ピーマンや玉ねぎはすごく細かく刻んで、にんじんはすりおろしてハンバーグに混ぜてしまいます。ケチャップを上からかけて、なるべく野菜が見えないようにしています」(4歳児のママ)
すりおろしたり細かく刻むなどして、野菜に気づかないよう工夫しているママがいました。ハンバーグなどの肉だねに細かく刻んだ野菜を混ぜ込むことで、子どもに気づかれないだけでなく、味に深みも出てきそうですね。
餃子
「うちの子どもは餃子にすると野菜が入っていてもたくさん食べてくれるので、キャベツやにらなどをたくさん入れた餃子をよく作ります」(5歳児のママ)
餃子の他にも春巻きやシュウマイなどに野菜を入れて作っているというママの声もありました。皮で包まれていると、野菜が見えなくなって、子どもも食べやすくなるのかもしれません。
ポタージュ
「じゃがいもやかぼちゃ、にんじん、たまねぎなどをコンソメで茹でてフードプロセッサーで撹拌しポタージュをよく作ります。牛乳でまろやかになるのか、野菜の味も気にならないようで子どもも喜んで飲んでくれます」(3歳児のママ)
ポタージュにすると野菜の形がなくなるので、子どもも食べやすいようです。茹でた汁もすべて使うので、野菜が持っている甘みや旨味なども感じられそうです。
野菜を食べたいと思わせる工夫
野菜の好き嫌いがある子どもが、野菜を食べてみたいと思うようにするために、ママたちはどのような工夫を取り入れているのでしょうか。
自宅で野菜を育ててみる
「うちの子はトマトが嫌いなので、家庭菜園でミニトマトを育てています。購入したトマトは食べませんが、家で育てたミニトマトはおいしいと言って食べるようになりました」(5歳児のママ)
育ててみることで愛着がわき、野菜を食べてくれるようになるかもしれないと考えたママがいるようです。祖父母が育てている野菜を収穫することで、食べられる野菜が増えたというママの声もありました。
料理のお手伝いをしてもらう
「お手伝いしたい年頃なので、サラダ用のレタスをちぎってもらうとか、きゅうりを切ってもらうなどのお手伝いをしてもらいます。自分が作ったのが嬉しいらしくぱくぱく食べます」(4歳児ママ)
料理のお手伝いをすることで、食べてみたいという気持ちになることもあるようです。皮を剥いたり野菜をかわいい型抜きで抜いてもらうなど、子どもにできるお手伝いで食材に親しみをもってもらえるとよいですね。
大人がおいしそうに食べる
「とにかく大人がおいしそうに食べることです。野菜っておいしいのかなと興味がでてきて食べたいと言ってくることもあります」(5歳児のママ)
大人がおいしそうに食べていると子どもも興味をもつようになるかもしれません。無理に食べさせようとせず、子どもが食べたくなるのを待つのもひとつの方法のようです。
家族でおいしく野菜を食べよう
子どもが野菜を食べてくれない場合は細かく刻んで料理にいれたり、カレーやうどんなど、幼児が食べやすいレシピで料理するとよいようです。自宅で野菜を育てたり、いっしょに料理をしたりすれば、子どもも野菜に興味をもってくれるかもしれません。家族みんなでおいしく野菜を食べられるようになるとよいですね。