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子どもといっしょに作れる簡単レシピ。子どもが料理するときのステップと注意点など
ママが台所で料理をしていると、子どもが興味を持つことがあるのではないでしょうか。今回の記事では、子どもと料理を作るきっかけや、調理のステップ、子どもといっしょに作れる簡単レシピについて、体験談を交えてご紹介します。
子どもと料理をするきっかけ
子どもといっしょに料理を作っているというママたちに、子どもと料理を作るようになったきっかけや理由について聞いてみました。
子どもが興味をもったら
「料理をしていると『ぼくもやりたい!』と言ったので、レタスをちぎるなど簡単なことからお手伝いをお願いしました」(30代ママ)
子どもが料理に興味をもったことをきっかけに、いっしょに料理をするようになったというママがいました。保育園や幼稚園で体験した料理作りがきっかけとなり、料理をしたいという子どももいるようです。
好き嫌いをなくせるように
「いっしょに料理をすると嫌いな食材にも興味をもってくれるかと思い、料理をしようと誘ってみました。苦手なにんじんを自分の手で好きな形に型抜きしただけで、食べてくれるようになりました」(30代ママ)
苦手な食べ物でも、自分でひと手間加えたものには愛着が湧き、食べやすくなるようです。野菜の型抜きや、子どもの好きなデコレーションなどをしてみるだけでも、喜んで食べてくれそうですね。
イベントや行事食を楽しむ
「母の日に、パパと娘がカレーを作ってくれました。大きさの違う野菜の切り方などから娘の奮闘する姿が浮かび、涙が出るほど嬉しかったです」(30代ママ)
イベントの日や行事食をきっかけとして、料理にチャレンジする子どももいるようです。料理を作ることで、より特別な思い出となるかもしれませんね。
子どもが料理をするときの作業ステップ
子どもができる作業にはどのようなものがあり、どのようなステップで進めていけばよいでしょうか。簡単な作業から順にご紹介します。
こねる、混ぜる
「卵焼きの卵を混ぜてもらうことから始めました。卵を割る作業や、焼くところも興味深そうに見ていました」(20代ママ)
料理を始めたばかりの子どもには、こねる、混ぜるなどの難しくない作業からお願いするとよさそうです。分量を量ったり、具材を切り分けるなどの下準備は、ママが事前にしておけるとよさそうです。
むく、切る
「5歳の息子と包丁を使うとき、危ないことをしっかり説明して、手を猫の手の形にして、指をきちんとしまうことを教えました」(30代ママ)
こねる、混ぜるなどの簡単な作業ができるようになり、ある程度ルールを守って作業ができると判断できたら、次のステップとして刃物を扱うことにチャレンジしてみてもよいかもしれません。ママと料理するときだけ包丁を使うなど、使う前に約束をしておけるとよさそうです。
火を使う
「息子といっしょにカレーライスを作ったとき、最初はコンロの火を見て緊張していましたが、火加減に注意しながら慎重に鍋の中を混ぜていました」(30代ママ)
「6歳の娘とホットケーキを混ぜて、焼くところまでいっしょに作りました。ひっくり返すことに苦戦していましたが、だんだんとコツをつかみ上手にできるようになりました」(30代ママ)
料理を作ることに慣れてきたら、火を使った料理にもチャレンジできるとよいかもしれません。加熱することでどのように具材が変化して料理ができあがっていくのか、面白そうに観察していたというママの声もありました。
子どもといっしょに作れるレシピ
子どもといっしょに作れる料理は、どのようなものがあるのでしょうか。親子で楽しめるレシピをご紹介します。
トッピングでかわいいちらし寿司
酢飯の上に子どものすきな具材をトッピングすれば、かわいいちらし寿司が作れるようです。野菜やハムの型抜き、酢飯をうちわで冷ます作業などは、子どもが楽しくできそうですね。ひなまつりやお誕生日、ハロウィーンなど、さまざまなイベントの日の献立に応用できるかもしれません。
お好み焼き
生地に野菜などの具材を混ぜ込んで焼くお好み焼きも、子どもと作る料理として選びやすいレシピのようです。生地を混ぜるところから始めて、包丁を使う練習ができている子どもは、野菜を刻むことにもチャレンジしてみてもよいかもしれません。
お好み焼きをホットプレートで焼けば、火を使わずに焼くことができるので、初めて加熱調理に挑戦する子どもでも楽しく焼くことができそうです。豚肉、えび、コーン、納豆など、子どもの好きな具材を混ぜ込んで、オリジナルのお好み焼きを作ってみてもよいですね。
ハンバーグ
ハンバーグは混ぜる、こねる、火を使って焼くといった作業ステップが多いため、料理に慣れてきた子どもとチャレンジしてみてもよいかもしれませんね。完成したときには達成感を味わうこともできそうです。
まんまるな形や俵型、ハート型に星型など、子どもが作りたい形で作るのも楽しいかもしれませんね。子どもとハンバーグを作ったときは、子どもが描いたお子さまランチのイラスト通りに盛りつけをして楽しんだという、ママの声もありました。
子どもと料理をするときの注意点
子どもと料理をするときは、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
火や包丁の扱い方
「包丁を使うときは必ず指をしまうことをよく約束し、手本を見せてから包丁を握らせています。じゃがいもなど丸い食材は、先に半分に切っておくなど滑りにくいような工夫をしています」(30代ママ)
「火を使うときは、やけどしないように気をつけています。火のそばに身体を近づけすぎないこと、鍋やフライパン自体も熱くなることを伝えるようにしています」(30代ママ)
包丁や火を扱う前に、気をつけなければならないことをしっかり伝え、約束を守れるかを確認するとよいかもしれません。
衛生について
「料理の前には手を洗うこと、髪をしばることなどを教えました。今では自分でエプロンをつけてキッチンに来ます」(40代ママ)
料理をするときは衛生面にも気をつけるようにしたいですね。適した身支度をすること、手洗いをすることなどを、料理をする準備としてしっかり伝えておくとよいかもしれません。
また、好奇心旺盛な子どもたちは、途中でちょっと味見をしてみたいな、とついつまみ食いをしたくなるかもしれませんが、火の通っていないものも間違えて口に入れてしまう可能性もあるので、できあがるまでは食べないことを約束できるとよさそうです。
子どもといっしょに、楽しく料理を作ろう
子どもと料理を作るきっかけはさまざまあるようですが、いっしょに料理をすることで、子どもができることも少しずつ増え、以前よりも料理することや食べることへの興味も出てくるようです。
料理が初めての子どもでも、少しずつステップアップすることで、いろいろな料理を作れるようになるかもしれません。子どもといっしょに作れる簡単レシピを参考に、親子で料理を楽しく作れるとよいですね。