幼児の運動会のお弁当の作り方。はじめてのママ向けお弁当の作り方と簡単レシピ

幼児の運動会のお弁当の作り方。はじめてのママ向けお弁当の作り方と簡単レシピ

2018.04.26

幼稚園や保育園に通う子どもの初めての運動会では、どのようなお弁当を作ればよいのか悩むママもいるかもしれません。今回は、幼児の運動会に持っていくお弁当の作り方や食べる人数に応じた工夫、簡単レシピなどをママたちの体験談を交えてご紹介します。

幼児の運動会にはどんなお弁当を持っていく?

大人数のお弁当の工夫
©go2spike- Fotolia

子どもの初めての運動会では、お弁当をどのように作ればよいか悩むママもいるのではないでしょうか。運動会のお弁当をどうしているのか、ママたちに聞いてみました。

「子どもが通う園では、子どもは教室でお弁当を食べるため、幼児用と大人用にお弁当を分けて作りました。子どものお弁当には先がとがってないピックで応援旗を作って飾りつけしました」(20代ママ)

「園庭にシートを敷き、子ども、親、祖父母でお弁当を囲みました。大人数で取り分けるお弁当を初めて作りました」(30代ママ)

運動会のお弁当は、幼児と大人でお弁当を別にしたり、大人数で取り分けたりとざまざまなスタイルがあるようです。

運動会のお弁当の工夫

お弁当の工夫
©go2spike- Fotolia

運動会のお弁当作りで、ママたちはどのような工夫をしていたのでしょうか。


食べやすさ

「幼児でも食べやすいように、枝豆やミニトマトなどのお箸では食べづらいおかずは、ピックに刺して食べやすくしています」(20代ママ)

「小さめに作ったおにぎりに海苔を巻き、さらにラップに包んで手づかみ食べしやすくしています」(30代ママ)

幼児でも片手で手軽に食べられるように、おかずをピックに刺したり、持ちやすい大きさにしたりして食べやすさを工夫しているママがいました。おにぎりなど1個ずつラップに包むと取り分けもしやすそうです。


作りやすさ

「からあげやエビフライなど、揚げる前の下処理を前日にすませ、当日は揚げる調理だけにしています」(20代ママ)

「ちくわの穴にきゅうりを入れて一口大に切ったちくわきゅうりは、火を使わないので簡単です」(30代ママ)

当日は揚げるだけ、焼くだけの簡単な調理ですむように、下処理を前日に行うというママがいました。ちくわやかまぼこのように、火を入れなくてもそのまま食べられる食材を使うと、時間も短縮できそうです。


詰め方

「おにぎりを重箱などに詰める場合は、俵型にするとたくさん詰められます」(30代ママ)

「ちょっとした隙間に、ブロッコリーやトマトを詰めています。お弁当の中身が片寄りにくくなり、色合いも良くなります」(30代ママ)

お弁当箱の形に合わせておにぎりなどの形を決めたり、隙間を野菜で埋めたりするなどの工夫をしているママもいました。隙間や仕切りに野菜を使うと、彩りもよくなりそうです。

ほかにも、大人数で食べるお弁当の場合、主食、おかず、デザートを種類毎に分けると詰めやすいというママの声がありました。

こちらの記事も読まれています

運動会の簡単お弁当レシピ

お弁当の作り方
©go2spike- Fotolia

運動会のお弁当作りが初めてのママでも簡単に作れるレシピをご紹介します。


カップ寿司

プリンカップなどの透明のカップに、酢飯やトッピングの具材を彩りよく重ねるように盛り付けるカップ寿司は、食べやすく取り分けしやすいレシピのようです。

茹でたえびや枝豆、さけフレーク、炒り卵、でんぶなどをトッピングすると彩りも鮮やかになりそうです。幼児が食べやすい量や大きさで器を選ぶようにするとよいかもしれません。


ミニアメリカンドッグ

一口サイズのソーセージを使って作るミニアメリカンドックも、幼児に喜ばれるメニューのようです。

ソーセージにつまようじを差し、ホットケーキミックスで作った生地をつけて油で揚げるだけなので、簡単に作れそうです。小さめのソーセージを使うと、幼児が食べやすいサイズになり、運動会で慌ただしい中でもパクパク食べてくれるかもしれませんね。


簡単ピクルス

きゅうり、パプリカ、ミニトマトなど、好きな野菜を一口サイズに切り、ピクルス液に一晩漬けこめば、簡単にピクルスを作ることができるようです。

さまざまな野菜を使えばお弁当の彩りにもなりそうです。市販のピクルス液を使えば、手間もかからず簡単に作ることができるかもしれませんね。

人数別の運動会のお弁当

お弁当のメニュー
©maroke- Fotolia

お弁当を囲む人数によって、ママたちはお弁当の作り方を工夫をしていたようです。人数別の作り方の工夫を聞いてみました。


3人から4人用は幼児の食べやすさ重視

「手づかみ食べしやすくいろいろな具が挟める、バターロールのサンドイッチを作っています」(30代ママ)

「からあげなどのおかずやおにぎりは、幼児でも食べやすいように小さめにしています」(20代ママ)

子どもとパパママなど、3人や4人の人数で食べるときは、子どもの好みや食べやすさに合わせてお弁当を作っているというママがいました。子どものリクエストを聞いて作っているというママの声もありました。


5人から6人用は取り分けしやすく

「からあげ、ミニトマト、フライドポテトをセットにして、小さなフォークといっしょに紙コップに入れます」(20代ママ)

「人数が多いと、ほしいおかずに手が届かなくて取りづらくなるので、同じ種類のおかずを詰めたお弁当を2つ用意しています」(30代ママ)

お弁当を囲む人数が多くなると、食べたいものが取りにくくなる場合があるようです。紙コップなどを用いて、あらかじめセットにしておくことで、1人1個をお皿代わりに手持ちしながら食べやすくなりそうです。


7人以上は大量に作れるメニューを

「1度にたくさんの量が作れる煮物を前日に作っています。お弁当の1段は煮物専用にしています」(30代ママ)

「主食はいなり寿司にしています。たくさん酢飯を作れば、あとはあげに詰めるだけですし、子どもも祖父母も喜んで食べてくれます」(30代ママ)

子どもの運動会ではおじいちゃんやおばあちゃんなど、何世代も集まってお弁当を囲むこともあるようです。7人以上のお弁当になると、量もたくさん必要になるため、前日から作り置きしたり、1度にたくさん作れるメニューを考えるとよさそうです。

仲のよいママ友家族といっしょに、お弁当をシェアしながら食べるというママの声もありました。

簡単な運動会のお弁当レシピを取り入れよう

運動会
norinori303/Shutterstock.com

幼児といっしょに食べる運動会用のお弁当は、食べやすさや詰め方などを意識して、食べる人数に応じて取り分け方法やレシピを考えてみてはいかがでしょうか。簡単に作れるレシピも取り入れながら、子どもも家族も喜ぶ運動会のお弁当を作れるとよいですね。

2018.04.26

レシピカテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。