電子レンジを使った離乳食作り。おかゆや蒸しパンの作り方や工夫

電子レンジを使った離乳食作り。おかゆや蒸しパンの作り方や工夫

2018.04.18

電子レンジを使った離乳食の調理には、どのようなメリットがあるのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、電子レンジを使って時短で作れるおかゆや蒸しパンのレシピのほか、ママたちが気をつけていたポイントについてご紹介します。

電子レンジで離乳食を作るメリット

電子レンジを使って離乳食を作る場合、ママたちは他の調理方法と比べてどのようなメリットがあると考えているのでしょう。


時短調理ができる

「鍋にお米と水を入れておかゆを作ると30分以上かかりましたが、炊いたご飯を使って電子レンジで調理したおかゆは5分程度と時短調理ができました」(30代ママ)

「電子レンジで離乳食を調理したことで時間に余裕ができたので普段は手が回らない場所を掃除したり、お昼寝している子どもといっしょに横になったりしました」(20代ママ)

電子レンジで調理すると時短調理ができるようです。他には、空いた時間を他のことに使えるので便利だというママの声もありました。


洗い物が少ない

「電子レンジを使って調理すると、容器のまま食卓へ持っていくこともできるので、普段よりも洗い物が少なくなりました」(20代ママ)

電子レンジで調理すると、洗い物が少なくなるというメリットもあるようです。鍋やおたまなどの調理器具を使わないので、洗い物がかさばらなかったというママの声もありました。


少量ずつ調理しやすい

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iStock.com/jreika

「鍋で1食分のおかゆを作ろうとしたとき、お米や水の量が鍋の大きさと合わなかったようで、うまく作ることができませんでした。電子レンジを使ったところ、1食ずつ調理することができたので離乳食作りには使いやすいと思いました」(40代ママ)

電子レンジを使うと1食分など少量から調理できるようです。離乳食を調理するために新しく小さい鍋などの準備をしなくてもよいこともポイントかもしれませんね。

ママのなかには、電子レンジなら少量を簡単に作れるので、離乳食の作りおきをあまりしなかったといった声もありました。

電子レンジでできる離乳食レシピ

おかゆを食べる赤ちゃん
iStock.com/Mitsuo Tamaki

小松菜とにんじんのおかゆ

「10倍粥の分量のご飯と水を用意します。まず、ご飯と水の半分量を底の深い耐熱容器に入れ電子レンジで加熱します。ご飯の様子を見ながら残りの水を足していきます。その上に電子レンジでやわらかくした小松菜とにんじんをペースト状にしたものを乗せたら完成です」(30代ママ)

電子レンジでおかゆを作るときは、水の加え方にポイントがあるようです。蒸発する分量もあるので、できあがり具合を見ながら水を足して再加熱したというママの声もありました。


ほうれん草とチーズの蒸しパン

「小麦粉、卵と牛乳を混ぜ合わせ、茹でて刻んだほうれん草とちぎったとろけるチーズを加えます。電子レンジ用のシリコン容器に入れて電子レンジで加熱したらできあがりです」(20代ママ)

離乳食後期になると、手づかみ食べを意識して蒸しパンを作ることもあるようです。蒸しパンは、中身を変えると食事にもおやつにもなるのでよく作ったというママの声もありました。


彩り野菜のあんかけ

「にんじん、ブロッコリーなどの野菜を小さく切り耐熱容器に入れて水を加えます。ラップをして野菜がやわらかくなるまで電子レンジで加熱します。全体に水溶き片栗粉を混ぜて、再加熱したら完成です」(30代ママ)

電子レンジを使うと、蒸し野菜も簡単に作れるようです。ママのなかには大人のメニューと同じ野菜を使ったおかずを作る場合、大人の分といっしょに加熱し、子ども用を取り分けて調理するといった声もありました。

レシピによって電子レンジの使い方を工夫すると、さらに時短調理につながるかもしれません。

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レンジで離乳食を作るときに気をつけたこと

電子レンジで離乳食を作るときに、ママたちはどのようなことに気をつけていたのでしょう。


食器の種類

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iStock.com/tehcheesiong

「電子レンジで使用可能な食器かどうか確認してから調理しました」(40代ママ)

「木製の食器は熱が加わると湾曲したり割れたりすると聞いたので、離乳食に使う場合は電子レンジで調理した後に移し替えていました」(20代ママ)

食器のなかには、電子レンジに対応していないものもあるようです。電子レンジに対応しているかどうかは、食器に表記されていることがありますので、確認して使用するとよいかもしれません。


ラップのかけ方

「じゃがいもやかぼちゃなどの熱を通してやわらかくしたい場合は、きちんとラップをかけるようにしています」(30代ママ)

「おかゆは吹きこぼれることがあるので、ラップをふんわりかけたり、加熱の途中でラップを外したりして工夫をしていました」(30代ママ)

ママたちはラップのかけ方にも工夫をしているようです。ラップを外すときには高温の蒸気が出てくることもあるので、少し冷めてからラップを外したり、キッチンばさみで穴を空けて蒸気を逃がしてからラップを外すとよいかもしれません。


加熱の仕方

「蒸しパンを作るときは加熱するワット数や、時間によってできあがりが違うようでした。中心まで加熱でき、ふわふわな食感にするために何度か試行錯誤しました」(30代ママ)

「加熱のむらを防ぐために、加熱後に全体を混ぜて再加熱することもありました」(40代ママ)

電子レンジの種類によっては、思ったように加熱できないこともあるようです。調理するときは、食材の様子を見ながら、食器の置き方や加熱時間を調節するとよいかもしれませんね。

離乳食作りに電子レンジを取り入れてみよう

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spass/Shutterstock.com

電子レンジで離乳食を作ると、食事のタイミングに合わせて調理ができたり、洗い物が少なくなるなどのメリットもあるようです。また、時短調理につながることで、空いた時間を子どもの相手をしたり休憩したりと別のことに使えるかもしれませんね。

今回ご紹介した、ママたちの声や、おかゆ、蒸しパンなどの作り方を参考にして、電子レンジを使った離乳食を作ってみてはいかがでしょう。

2018.04.18

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