こちらの記事も読まれています
生後5カ月の離乳食は早い?ママが選んだ離乳食メニューや食事環境の椅子選び
生後5カ月頃になると、そろそろ離乳食を始めたほうがよいのか、それともまだ早いのか悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、厚生労働省の資料を参考に、生後5カ月での離乳食開始の目安についてやママたちが離乳食を始めた時期やメニュー、食事環境のための椅子について聞いてみました。
生後5カ月での離乳食スタートは早い?
ママたちは、生後5カ月で離乳食を始めたのでしょうか?離乳食を始めたときの赤ちゃんの様子と併せて聞いてみました。
よく食べてくれた
「生後5カ月頃には親が食べている様子をじっと見て、食べたそうにしていたので、離乳食を始めました。子どもには少し早いのかな?と思っていたのですが、目の前に出すとすぐに食べてくれ、次から次へと離乳食を欲しがりました」(40代ママ)
「食べ物に興味があるようだったので、生後5カ月には離乳食を始めてみました。初めから嫌がらずにニコニコしながら食べてくれました」(30代ママ)
赤ちゃんが食事に興味を示した様子を見て、生後5カ月から離乳食を始めたママもいるようです。他にも、赤ちゃんが食事に手をのばす仕草を見たことがきっかけで離乳食をあげてみたところ喜んで食べてくれた、というママの声もありました。
食べてくれなかった
「離乳食を始めてみても、全く口を開いてくれませんでした。スプーンを口に持っていっても食べたがらなかったので、少し始めるのが早いのではないかと感じました」(20代ママ)
「食事に興味がないようで、食べ始めは何を食べてもおいしくなさそうに、顔をしかめて食べてくれませんでした」(30代ママ)
最初は思うように離乳食を食べてくれなかった赤ちゃんも、少しずつ口を開いてくれるようになったというママの声もありました。親が楽しく食べる様子を赤ちゃんに見せたり、声かけするなどの工夫をすると、赤ちゃんが離乳食の時間を楽しく感じて食べてくれることもあるかもしれません。
まだ始めていない
「生後5カ月で離乳食を始めようと思っていたのですが、その頃赤ちゃんが体調を崩してしまっていました。体調が安定してから離乳食を始めようと考え、生後6カ月頃に開始しました」(40代ママ)
「よだれも出てきていたのでそろそろ開始しようと考えていたのですが、どのように離乳食を始めたらよいのかがわからなかったので、離乳食の進め方を調べたり、必要な調理道具などを準備したりしていました。実際に開始したのは、生後6カ月を過ぎた頃でした」(20代ママ)
離乳食を開始する体調や環境が整ってから、離乳食の開始を考えることもあるようです。また、赤ちゃんの様子をみて、食事に興味をもつようになるまで開始する時期を先に延ばした、というママの声もありました。
離乳食開始の目安
ママたちは、赤ちゃんの様子を見ながら離乳食をスタートさせていたようです。厚生労働省の資料では、離乳食の開始は生後5カ月、6カ月頃が適当であると記載されています。
発達の目安としては、首の座りがしっかりしている、支えてやると座れる、食物に興味を示す、スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなるなどが挙げられています。赤ちゃんの様子や体調と相談しながら、離乳食を進めていけるとよいかもしれません。
生後5カ月の離乳食メニュー
厚生労働省の資料によると生後5カ月の調理形態の目安は、なめらかにすりつぶした状態がよいようです。体調やご機嫌がよいなど子どもの様子をみながら、1日1回1さじずつ始めましょう。
離乳食を初めて作るママは、メニューについて悩むこともあるようです。ママたちは、生後5カ月の離乳食でどのようなメニューを作っていたのでしょう。
にんじんとかぼちゃのペースト
「にんじんは皮を剥き、かぼちゃは皮とワタを取り除きいてラップに包んでレンジでやわらかくなるまで加熱します。加熱したにんじんとかぼちゃをいっしょにハンドブレンダーでなめらかなペースト状にして完成です」(20代ママ)
生後5カ月の離乳食に、かぼちゃやさつまいもなどの甘みのある食材は使いやすく、子どもも喜ぶようですので、離乳食にも取り入れやすいかもしれません。
バナナ入りミルク粥
「バナナを加えて作ったお粥のメニューです。10倍粥を作り、レンジで加熱したバナナ、お湯で溶かした粉ミルクを混ぜてできあがりです」(30代ママ)
生後5カ月の離乳食では、まず最初にお粥から慣れさせていくとよいようです。子どもがお粥に慣れてきたら、違う食材をプラスしてお粥を作ってあげるとメニューのレパートリーも増えるかもしれません。
ほうれん草と豆腐のとろとろ
「ほうれん草はやわらかく茹でて水にさらし、水気を切ってから細かく刻んで裏ごしします。豆腐は茹でてからすりつぶし、だし汁を加えてよくのばして混ぜれば完成です」(30代ママ)
少しずついろいろな食材が試せるようにもなるようです。赤ちゃんの様子を見ながら食材のバランスが整った離乳食をあげられるとよいですね。
生後5カ月の離乳食に選んだ椅子は?
離乳食の環境作りのために椅子を用意したママもいるようです。ママたちはどのようなポイントで離乳食に使う椅子を選んだのでしょうか?
ハイローチェア
「出産祝いでいただいたハイローチェアがあったので、離乳食開始に新しい椅子を用意はしませんでした。離乳食を食べさせるときには、背もたれを上げて使っていました、テーブルもついているので便利でした」(30代ママ)
「出産後すぐから使用していたハイローチェアを使用したので、赤ちゃんも慣れた椅子に、嫌がらずに座って離乳食を食べてくれました」(40代ママ)
離乳食用の椅子としては新しく用意はせずに、慣れている椅子を利用することもよいかもしれません。他にも、親が食べているダイニングテーブルと、同じ目線で食事をさせたかったのでハイローチェアを選んだ、というママの声もありました。
ローチェア
「足が床にしっかりつく椅子がよいと思い、ローチェアを選びました。椅子の高さがないことで、赤ちゃんが高いところから床に落ちる心配がないこともポイントでした」(20代ママ)
「腰がまだ安定していない赤ちゃんをしっかり支えてくれる椅子がよいと思い、お尻がすっぽりはまるタイプのソフトチェアを使っていました」(30代ママ)
赤ちゃんの安全面を考えてローチェアを選ぶこともあるようです。ハイチェアを選んだママもいたようですが、生後5カ月の赤ちゃんは、まだ座り方が安定していないことから早いと感じ、この時期は使用しなかったというママの声もありました。
生後5カ月の離乳食は様子をみながら進めよう
ママたちは、生後5カ月の赤ちゃんの様子をみながら、離乳食の開始を判断しているようでした。離乳食の開始の目安や調理の仕方、食器や椅子などの環境作りも気になるかもしれませんが、赤ちゃんの様子に合わせて準備ができるとよさそうです。
今回紹介したママたちの体験談を参考にして、赤ちゃんのペースで離乳食を進めていけるとよいですね。
※記事内で使用している参照に関する内容は、2018年3月26日時点の情報となります。