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離乳食はいつから?豆腐の離乳食時期別の進め方とアイディア
離乳食の豆腐はいつから始めればよいのか、離乳食初期・中期・後期・完了期別に解説していきます。
豆腐を離乳食で始める前に
豆腐は大豆を含むので、お粥や野菜のペーストに慣れた頃からひとさじずつ与えたほうがよさそうです。木綿豆腐や焼き豆腐は少し硬めなので、絹豆腐から始めるほうがよいかもしれません。
豆腐はやわらかく、調理もしやすいので離乳食として用いられることの多い食材です。完了期には95.8%のママが取り入れているようです。
いつから食べさせてよい?
豆腐はいつから離乳食に使用できるのでしょう?厚生労働省の資料によると、離乳食初期の5〜6カ月頃から子どもに与えられているようです。
離乳食の開始時期の目安としては、
・授乳の間隔があき、タイミングも一定になってきた
・食物に興味を持つようになってきた
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
などがあげられるようです。
進め方の目安
離乳食初期(5~6カ月)
食事のタイミングは、体調やご機嫌が良いなど子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めましょう。厚生労働省の資料によると32%のママがこの時期に豆腐を離乳食で与えているようです。
離乳食中期(7~8カ月)
離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食で食事のリズムをつけていくようになるでしょう。厚生労働省の資料によると84.6%のママがこの時期に離乳食で豆腐を与えているようです。
離乳食後期(9~11カ月)
生後9カ月頃から、授乳やミルクがメインではなくなる子が増えてくるかもしれません。1日3回食に進めていくなど、大人と同じ食生活が始まる時期といえるでしょう。厚生労働省の資料によると94.2%のママがこの時期に離乳食で豆腐を与えているようです。
離乳食完了期(12~18カ月)
1日3回の食事のリズムを大切にすることが、生活リズムを整えるきっかけの一つといえそうです。厚生労働省の資料によると95.8%のママがこの時期に離乳食で豆腐を与えているようです。
目安の量
調理用計量スプーンの大さじは15ml、小さじは5mlです。1mlを約1gとして考えれば、量の目安にできそうです。
離乳食初期(5~6カ月)
調理形態の目安は、なめらかにすりつぶした状態
子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始める
離乳食中期(7~8カ月)
調理形態の目安は、舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)
1回当たりの目安量は30~40g
離乳食後期(9~11カ月)
調理形態の目安は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)
1回当たりの目安量は45g
離乳食完了期(12~18カ月)
調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子や茹で卵の白身くらい)
1回当たりの目安量は50~55g
豆腐を使った離乳食のメニュー例
にんじんの白和え
「6カ月の頃に作ったメニューです。湯通しした豆腐をすりつぶし、にんじんのペーストと和えました。豆腐だけではあまり食べてくれませんでしたが、他の食材と合わせるとパクパク食べてくれます」(20代ママ)
味がまろやかになるので、豆腐を野菜のペーストに混ぜたというママもいました。
豆腐のパンケーキ
「完了期の1歳3カ月頃から作っていたメニューです。ホットケーキミックスにつぶした豆腐とみじん切りした野菜を入れてフライパンで焼きました。手づかみで食べやすいので、朝食やおやつのときによく食べてくれました」(30代ママ)
後期から完了期の離乳食は、子どもが自分から食事できるように、工夫して作るママもいるようです。
保存方法
初期・中期
「豆腐と野菜をすりつぶしたものを製氷皿に入れて、冷凍保存していました」(20代ママ)
豆腐は冷凍すると高野豆腐のような食感になるので、他の食材に混ぜて冷凍保存するママが多いようでした。
後期・完了期
「後期や完了期になると木綿豆腐を使って、豆腐ハンバーグやおやきを作って保存していました。もう1品欲しい場合などに、サッと出せるように調理して保存していたので便利でした」(30代ママ)
食事のタイミングに、子どもを待たせることなく出せるように冷凍保存しているママもいるようです。
気をつけていた点
下ごしらえ
「豆腐は火を入れすぎると硬くなってしまうので、サッと湯通しするか、電子レンジで20秒ほど加熱しています」(20代ママ)
豆腐はやわらかく、下ごしらえも簡単なので時短メニューに適している食材のようです。
調理時
「初期の頃は加熱した豆腐を、スプーンなどで小さくつぶして調理していました。まだうまく飲み込むことができないようだったので、すり鉢ですりつぶしてあげると、食べやすいようでした」(20代ママ)
子どもの様子を見て、少しずつ食べやすいように調理の工夫をするとよさそうです。
豆腐はいつからでも離乳食で活躍
豆腐は離乳食初期・中期・後期・完了期のいつからでも使える食材で、やわらかく味にクセがないので、いろいろな食材に合わせることができ、離乳食に適しているようです。
下ごしらえも簡単で、調理して冷凍しておくと時短家事にもつながりそうです。離乳食の時期が進めば、大人のメニューから取り分けて調理することもできるでしょう。
家族と同じようなメニューをいっしょに食べることで、食事の楽しさを伝えてあげられるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2017年12月11日時点で作成した記事になります。