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離乳食はいつから?大豆の離乳食時期別の進め方とアイディア
離乳食の大豆はいつから始めればよいのか、離乳食初期・中期・後期・完了期別に解説していきます。
大豆を離乳食で始める前に
離乳食に取り入れるときは、そのまま与えると飲み込むときに喉に詰まる心配があるので、やわらかく煮たものをつぶして与えるとよいようです。
初めて与えるときは、子どもの体調や様子を見ながら少しずつ与えるようにしましょう。完了期には69.8%のママが取り入れているようです。
いつから食べさせてよい?
大豆はいつから離乳食に使用できるのでしょう?厚生労働省の資料によると、離乳食中期の7〜8カ月頃から子どもに与えられているようです。
離乳食の開始時期の目安としては、
・授乳の間隔があき、タイミングも一定になってきた
・食物に興味をもつようになってきた
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
などがあげられるようです。
進め方の目安
離乳食初期(5~6カ月)
食事のタイミングは、体調やご機嫌が良いなど子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めます。厚生労働省の資料によると3.8%のママがこの時期に大豆を離乳食で与えているようです。
離乳食中期(7~8カ月)
離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食で食事のリズムをつけていくようになるでしょう。厚生労働省の資料によると21.8%のママがこの時期に離乳食で大豆を与えているようです。
離乳食後期(9~11カ月)
生後9カ月頃から、授乳やミルクがメインではなくなる子が増えてくるかもしれません。1日3回食に進めていくなど、大人と同じ食生活が始まる時期といえるでしょう。厚生労働省の資料によると53.4%のママがこの時期に離乳食で大豆を与えているようです。
離乳食完了期(12~18カ月)
1日3回の食事のリズムを大切にすることが、生活リズムを整えるきっかけの一つといえそうです。厚生労働省の資料によると69.8%のママがこの時期に離乳食で大豆を与えているようです。
目安の量
調理用計量スプーンの大さじは15ml、小さじは5mlです。1mlを約1gとして考えれば、量の目安にできそうです。
離乳食初期(5~6カ月)
調理形態の目安は、なめらかにすりつぶした状態
子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始める
離乳食中期(7~8カ月)
調理形態の目安は、舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)
1回当たりの目安量は30~40g
離乳食後期(9~11カ月)
調理形態の目安は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)
1回当たりの目安量は45g
離乳食完了期(12~18カ月)
調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子や茹で卵の白身くらい)
1回当たりの目安量は50~55g
大豆を使った離乳食のメニュー例
大豆とかぼちゃのスープ
「8カ月の頃、やわらかく煮た大豆とカボチャをブレンダーでクリーム状にして、水を加えてスープにしました。初めてでも食べやすいようでした」(30代ママ)
初期から中期の、お粥やすりつぶした野菜を食べることに慣れた頃、初めて大豆を与えたというママが多くいました。
大豆とひじきの煮物
「12カ月の頃に作ったメニューです。細かく切ったひじきとにんじん、市販の水煮大豆を昆布だしでやわらかくなるまで煮て、スプーンでつぶしながら食べさせました。自分から大豆をつまんで食べることもありました」(20代ママ)
後期から完了期の離乳食は、子どもが自分で食べる楽しさを感じられるように、工夫して作るママもいるようです。
保存方法
初期・中期
「よく煮て皮を剥いた大豆と煮野菜をブレンダーでクリーム状にして製氷皿を使って冷凍保存しておくこともありました」(30代ママ)
離乳食が始まった頃の初期・中期は1日の食事の回数や、1回の量も多くないので、冷凍保存しても多く作らなかったという声もありました。
後期・完了期
「もう1品欲しい場合などにサッと出せるように、大豆の煮物をタッパに入れて冷蔵保存しました」(20代ママ)
食事のタイミングに子どもを待たせることなく出せるように、すぐに食べられる状態に調理してから冷蔵保存しているママもいるようです。
気をつけていた点
下ごしらえ
「子どもが大豆の皮が気になるようだったので、煮てから薄皮を剥くようにしています」(20代ママ)
市販の水煮大豆は洗っただけで、薄皮が剥けるので利用しているママもいました。
食べさせるとき
「10カ月の頃、やわらかく和風だしで煮た大豆を食べさせていました。大豆の粒に興味をもった様子でしたが、喉に詰まると心配なので、つぶしたり、細かく切ったものを用意しました」(30代ママ)
子どもの食事の様子を見ながら食べやすいようにするとよさそうです。
大豆を上手に離乳食に取り入れよう
大豆は離乳食初期・中期・後期・完了期のいつからでも使える食材ですが、初めは子どもの様子を見ながら少量ずつ食べさせるとよいようです。
味付けや調理方法など工夫をして食事に取り入れられるとよさそうですね。離乳食の時期が進めば大人のメニューから取り分けて調理することもできるでしょう。
家族と同じようなメニューをいっしょに食べることで食事の楽しさを伝えてあげられるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2017年12月7日時点で作成した記事になります。