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離乳食はいつから?キャベツの離乳食時期別の進め方とアイディア
離乳食のキャベツはいつから始めればよいのか、離乳食初期・中期・後期・完了期別に解説していきます。
離乳食を始めるときに食材別のスタート時期や形状・硬さ、さらに進め方の目安などどう進めていくのか悩むママもいるのではないでしょうか。厚生労働省や自治体の資料を参考にしながら、ママたちによる、いつから離乳食に取り入れたのか、メニュー例や保存方法などの体験談について紹介します。今回はキャベツです!
キャベツを離乳食で始める前に
離乳食の開始時は、お米のお粥から始め、慣れてきたらペーストしたじゃがいもや野菜、果物、さらに慣れてきたら豆腐や白身魚と種類を増やしていくとよいようです。キャベツは加熱すると甘くなり、味もクセがなさそうなので、赤ちゃんも食べやすいかもしれません。離乳食初期から取り入れられ、完了期には80.7%のママが取り入れているようです。
いつから食べさせてよい?
キャベツはいつから離乳食に使用できるのでしょう?厚生労働省の資料によると、離乳食初期の5〜6カ月頃から与えているママがいるようです。
離乳食の開始時期の目安としては、
・授乳の間隔があき、タイミングも一定になってきた
・食物に興味を持つようになってきた
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
などがあげられるようです。
進め方の目安
離乳食初期(5~6カ月)
食事のタイミングは、体調やご機嫌が良いなど子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めましょう。厚生労働省の資料によると13.3%のママがこの時期にキャベツを離乳食で与えているようです。
離乳食中期(7~8カ月)
離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食で食事のリズムをつけていくようになるでしょう。厚生労働省の資料によると46.2%のママがこの時期に離乳食でキャベツを与えているようです。
離乳食後期(9~11カ月)
生後9カ月頃から、授乳やミルクがメインではなくなる子が増えてくるかもしれません。1日3回食に進めていくなど、大人と同じ食生活が始まる時期といえるでしょう。厚生労働省の資料によると72.0%のママがこの時期に離乳食で”キャベツ”を与えているようです。
離乳食完了期(12~18カ月)
1日3回の食事のリズムを大切にすることが、生活リズムを整えるきっかけの一つといえそうです。厚生労働省の資料によると80.7%のママがこの時期に離乳食で”キャベツ”を与えているようです。
目安の量
調理用計量スプーンの大さじは15ml、小さじは5mlです。1mlを約1gとして考えれば、量の目安にできそうです。
離乳食初期(5~6カ月)
調理形態の目安は、なめらかにすりつぶした状態
子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始める
離乳食中期(7~8カ月)
調理形態の目安は、舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)
1回当たりの目安量は20~30g
離乳食後期(9~11カ月)
調理形態の目安は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)
1回当たりの目安量は30~40g
離乳食完了期(12~18カ月)
調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子や茹で卵の白身くらい)
1回当たりの目安量は40~50g
キャベツを使った離乳食のメニュー例
キャベツスープ
「5カ月の頃に作ったメニューです。キャベツのペーストに出し汁を加えて煮たものです。水溶き片栗粉を加えて口当たりを滑らかにすると、初めてでも食べやすいようでした」(20代ママ)
離乳食を始めてお粥に慣れてきた頃、初めてすりつぶした野菜を与えたというママが多くいました。
キャベツのお好み焼き
「11カ月の頃、手づかみで食べられるよう意識して作りました。ボウルに小麦粉と水とかつお節を入れ、芯を取ったキャベツ、にんじん、玉ねぎをみじん切りにしたものと、電子レンジで加熱した鶏ひき肉をボウルに入れてよく混ぜ合わせ、一口サイズにしてフライパンで焼きました。
子どもの小さな手でも持ちやすく、気に入ったのか食事に出すと喜んで、真っ先に手を伸ばすこともありました」(30代ママ)
後期から完了期の離乳食は、子どもが自分から食事できるように、工夫して作るママもいるようです。
保存方法
初期・中期
「キャベツは冷凍保存ができるので、ペースト状にしたものを製氷皿を使って保存していました。だし汁や野菜スープを加えて冷凍保存しておくこともありました」(30代ママ)
離乳食が始まった頃の初期・中期は1日の食事の回数や、1回の量も多くないので、冷凍保存しても多く作らなかったという声もありました。
後期・完了期
「みじん切りにしたキャベツを茹でて、フリーザーバックに薄く伸ばしながら入れています。薄く入れることによって使う分だけを折ってすぐに調理できるので便利です」(20代ママ)
すぐに使えるように、キャベツをにんじんや玉ねぎといっしょに調理して保存しているママたちもいました。
気をつけていた点
あまり小さく切らない
「離乳食初期にキャベツを使うときは、大きめに切ったものをくたくたになるまでよく煮て、それをすりつぶして使っていました。市の離乳食教室で、大きめに切った方がすりつぶしやすいと教えてもらいました」(30代ママ)
食材によるかもしれませんが、小さく切るとすりつぶしにくいものは、一度大きめに切って試してみてもよいかもしれませんね。
調理時
「キャベツを切るとき、芯は硬いので取り除いてやわらかい葉の部分を使うように気をつけています」(30代ママ)
まだ硬いものを飲み込む力がないことを考えて、子どもの食事の様子を見ながら食べやすいように工夫しているママが多いようです。
キャベツはいつからでも離乳食で活躍
キャベツは離乳食初期・中期・後期・完了期のいつからでも使える食材のようです。下ごしらえや冷凍保存もしやすく、味も淡白なので他の食材との組み合わせもできやすそうですね。離乳食の時期が進めば大人のメニューから取り分けて調理することもできるでしょう。家族と同じようなメニューをいっしょに食べることで食事の楽しさを伝えてあげられるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2017年11月28日時点で作成した記事になります。