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トースターの簡単な掃除法。焦げや油汚れを取るポイントや楽にするコツや裏ワザ、便利グッズを紹介
トースターは油汚れや焦げで汚れやすく、拭き掃除だけでは簡単に落ちにくいこともありますよね。今回の記事では、重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなどを使った楽なトースターの掃除法やポイント、ママたちがしている裏ワザをご紹介します。
トースターが汚れる原因は?
一般的にトースターの主な汚れは、焦げや油汚れ、パンくずなどが受け皿に落ちたものです。
特に、焦げや油汚れは長期間放置しておくと、こびりついて落ちにくくなったり、トースター内部の臭いが気になることがあるようです。衛生面でも安全面においてもあまり良いとは言えないので、掃除方法のポイントを押さえてきれいに掃除して気持ちよく使えるようにしましょう。
トースター掃除における注意点
トースターの掃除に取りかかる際に、いくつか注意しておくべきポイントをご紹介します。
トースターの材質や構造を確認しておく
掃除を始める前に、まずはご自宅のトースターの材質や構造を確認しましょう。材質については、アルミ製かどうかを確認します。
油汚れに有効とされているアルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダを、アルミ製トースターに使用してしまうと変色することがあるためです。
構造については、受け皿や網が取り外し可能なのか、スライド式くず受け皿の場合は簡単にスライドして取り外すことができるのかなどを確認しておきましょう。
トースター自体はアルミ製でなくても、中の網や受け皿がアルミで作られている場合があります。変色後に腐食してしまう可能性も考えられるので、あらかじめ説明書や材質説明のラベルなどで確認しておきましょう。
網やトレイ、コンセントは外す
トースターによっては小型だったり複雑な形状をしていたりと、中が掃除しにくい製品もあるでしょう。少しでも掃除しやすいように、取り外しのできる網やトレイなどはあらかじめ外しておきます。
また、やけどする可能性も考えられますので、コンセントは常に抜いておくようにしましょう。
ヒーターは力を込めすぎずに拭く
トースター内部のヒーターはガラス製であることが多く、繊細な部品といえます。もしヒーター部分を傷つけた場合、割れたガラスの破片がケガの原因となったり、トースターの故障にもつながりかねません。
ヒーター部分の汚れを落とす際は、無理に力を込めすぎないでふきんなどで丁寧に拭きましょう。
トースターの簡単な掃除方法やポイント
トースターの掃除は、こまめにお手入れしておくこともひとつの掃除方法ですが、育児中では手が回らないというママもたくさんいるでしょう。以下では、目視でもしつこい汚れが付着してしまったトースターを想定して、汚れが落ちやすくなるような簡単な掃除方法とポイントをご紹介します。
まずはヘラで焦げを落とす
トースター掃除方法におけるコツは、掃除前に受け皿などに固くこびりついた焦げをヘラである程度落としておくことです。洗剤をつけてゴシゴシと磨く前にこのひと工夫を行うことで、その後の掃除がグッと楽になります。
このとき、くれぐれもトースターの表面が傷つかないように注意しましょう。
アルミ製トースターに好ましい中性洗剤
重曹やセスキ炭酸ソーダが使えないアルミ製のトースターは、中性洗剤で掃除するとよいでしょう。中性洗剤は油汚れに効果があり、いろいろな材質の製品に使えるためとても便利です。
また、アルミ用のクレンザーなどもあるため、掃除方法にこだわりたい場合は使ってみるとよいかもしれません。
焦げや油汚れには重曹とセスキ炭酸ソーダ
トースターにこびりついた焦げや油汚れには、アルカリ性のものを使うと有効です。重曹やセスキ炭酸ソーダを使えば簡単に落とせることがあります。セスキ炭酸ソーダは、重曹と同じ弱アルカリ性で、水に溶けやすいという特性があります。重曹には臭いの消臭効果があるので、トースター内部の臭いが気になる場合は重曹を使いましょう。セスキ炭酸ソーダは油汚れを落とす効果があるので、トースター内部の油汚れが気になる場合はセスキ炭酸ソーダを使うといいでしょう。
重曹やセスキ炭酸ソーダの使い方は、どちらも水を加えてペーストやスプレーにして活用します。
あらかじめ作っておいたペーストやスプレーをキッチンペーパーにしみ込ませ、汚れがひどい部分に数分間貼りつけておきましょう。その後乾いたふきんなどでサッと拭き取ると、汚れがきれいに落とせます。
水垢や臭いにはクエン酸
酸性のクエン酸は、水垢やこもった臭いを消すのに効果があると言われています。
まず水500mlとクエン酸小さじ1杯をスプレーボトルに入れて、クエン酸水を作ります。トースター全体にクエン酸水を吹きかけ、その後ふきんなどで拭くとよいでしょう。
クエン酸が手元にない場合は、お酢でも代用することができます。
トースター掃除に使える便利グッズ
上記の洗剤以外で、トースター掃除に活用できるグッズをご紹介します。
スチーマー
油汚れなどは温かい状態の方が落ちやすいこともあるため、掃除用のスチーマーがある場合は、掃除の前に温かい蒸気を当ててみましょう。汚れがひどい部分に重曹をふりかけてスチーマーを当てておくことで、少ない力でも汚れが落ちやすくなることがあります。
また、トースター内部や扉、網などに付着している油汚れは布に付くと落ちにくいです。スチーマーに布パッドつきのヘッドが付属していることもありますが、汚れの拭き取りは使い捨ての布やキッチンペーパーなどを使うと安心でしょう。
プラスチックのカード
トースターに固まった焦げつきや油汚れがある場合、ヘラでこすると落ちることがあります。手元にない場合は、使用しなくなったプラスチック製のカードを代用品にして使ってみましょう。
ただし、トースターが傷つかないように力の加減には注意が必要です。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジは、水を含ませるだけでいろいろな汚れが落とせる便利な道具です。また、100均でも買えることが多いので手に取りやすいグッズと言えるでしょう。
手が荒れやすい人は、ゴム手袋を用意しておくとよいかもしれません。
トースター掃除の裏ワザ体験談
トースター掃除がより楽になるような裏ワザはあるのでしょうか。ママたちの掃除の体験談をご紹介します。
汚れにくくする裏ワザ
2歳男児のママ
どの家庭にもある調味料で掃除
1歳男児と3歳女児のママ
トースターの網は、定期的にお酢を水で薄めたものに浸して洗っています。油汚れが落ちやすくなる裏ワザだと聞いたことがあるので、キッチンペーパーに含ませて試しに拭いてみました。
子どもに食べさせるパンを網に直接乗せて焼くこともあるのですが、お酢と水で洗ったものなら万が一口に入ってしまったときのことを考えても、なんとなく安心できます。
電子レンジも一緒に掃除
4歳児女児のママ
トースターの掃除をするときは、同じような油汚れがついている電子レンジも一緒に拭き掃除をしています。トースターと電子レンジのどちらも掃除できるよう、重曹をたっぷり使ってそれぞれの扉や内部まで拭き掃除をします。
ママたちのトースター掃除の裏ワザをご紹介しました。子どもがいる中で掃除の時間を確保しようとさまざまな工夫をしているようです。特に、毎日パンを食べる場合は、パンくずなどでトースターの汚れが気になるようです。ママたちの裏ワザを参考にしてみてください。
掃除方法やポイントを知ってキレイなトースターにしよう
今回の記事では、重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなどを使った楽なトースターの掃除法やポイント、ママたちがしている裏ワザをご紹介しました。
焦げや油汚れが気になっているものの、ついつい後回しにしてしまうトースターの掃除ですが、楽に掃除できれば毎日続けられそうですよね。
重曹やクエン酸などを使ったいろいろな方法や、簡単なコツと裏ワザを試しながら、自分に合った掃除方法が見つかるとよいですね。
トースター内部のスライド式くず受け皿部分に、アルミをぴったり敷いています。
頻繁に時間をかけてお手入れする余裕はないので、パンくずや油がスライド式くず受け皿に落ちて目視でも確認できるようになったら、アルミを取りかえています。アルミの取りかえ程度ならそれほど負担にならないし、受け皿が汚れにくいので洗うのも楽です。