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フローリングの溝の掃除。隙間や目地、継ぎ目もすっきりさせる方法とは
普段の掃除だけでは取り除くことが難しい、フローリングの溝や隙間、継ぎ目など目地に入り込んだほこり。今回は、意外と簡単にできるフローリングの溝の掃除の仕方をご紹介します。
フローリングの溝の掃除の手順
フローリングの溝をきれいに掃除するには、順番が大切のようです。手順に沿って見ていきましょう。
大まかなほこりを吸う
まずは、掃除機でフローリング全体のゴミやほこりを吸い取っていきます。掃除機に付属されている隙間用の細いノズルを使って、目地に入り込んだ汚れもできるだけ吸い取るようにするのがポイントです。方向を決めて、一方から掃除機をかけるようにしましょう。
ゴミをかき出す
使い古した歯ブラシや、タイルの目地を掃除する細かいブラシを用いて、溝や隙間に入り込んだほこりや小さなゴミをかき出します。
適したブラシがない場合は、爪楊枝や綿棒など家庭にある、先端が細くてゴミをしっかりとかき出せるもので構いません。プリペイドカードのような少し硬さがあるカードでもよいでしょう。溝の左右どちらかに寄せるようにすると、ゴミが集めやすくなります。
水拭きをする
かき出したゴミを掃除機で吸い取り、その後、雑巾で水拭きして完了です。小さい子どもがいるなどの理由で特に念入りに掃除したい場合は、アルコール除菌スプレーを使って水拭きをすると、雑菌などの除去にもつながります。
あると便利なフローリングの溝の掃除道具
フローリングの溝を掃除するときに揃えておきたい掃除道具をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
細かいブラシ
先述したように隙間に入り込んだゴミをかき出すのに使います。専用のものはホームセンターや100円ショップなどで購入できるようです。新たに買いそろえてもいいですが、家庭で使い古した歯ブラシを使うと、掃除の後にそのまま捨ててしまえるので便利かもしれませんね。
スプレータイプの洗剤
フローリング全体の掃除に適しているのが、スプレータイプの洗剤です。布などに吹き付けて、汚れが目立つ箇所だけ重点的に掃除ができます。
スプレータイプの洗剤には、スプレーの出方が何種類か選択できるものもあるので、狭い範囲だけで使いたいときや、広範囲に使いたいときなど用途に合わせて使用できます。汚れ落としとツヤ出しが兼用できるものもあります。
使い捨てタイプのシート
使い捨てタイプのシートは、ちょっとした汚れを落とすのに便利な道具です。各社メーカーから発売されており、洗浄成分が含まれているものや除菌ができるタイプのもの、香りが残るものなどさまざま。小さいお子さんがいる家庭やペットがいる家庭など、シートに配合されている成分が気になる人は、おしりふきで代用してもいいかもしれませんね。
フローリング掃除の体験談
実際に、フローリングの溝の掃除をしたママの体験談です。
道具が必要
「住んでいたアパートを引っ越す際に、清掃業者を呼んで、フローリングの溝の掃除を行いました。自分たちだけでは、やり方が分からなかったのですが、プロの力を借りるとスムーズに行うことができました」(5歳の女の子のママ/40代)
子どもといっしょにやった
「毎年恒例にしている年末の大掃除で、フローリングの溝の掃除を行いました。日頃、子どもが食べこぼしたものがこびりついて隙間に入り込んで頑固な汚れになっていました。完全に取り除くのに少し苦労しましたが、ブラシでかき出す作業は、子どもといっしょに遊びの一環として遊び感覚で行うことができました」(2歳の男の子のママ/30代)
フローリングの汚れ予防の体験談
フローリングの溝のゴミを取り除いた後もきれいに保つ方法を、ママたちの体験談をもとに紹介します。
ワックスをかける
「清掃業者に頼んで、フローリングのワックスがけを行ないました。汚れ防止が目的でしたが、終わってみると、フローリングがピカピカになり、新居のようにきれいな状態に生まれ変わりました。小さな傷もきれいに修復できて、プロに頼んで正解でした。これからも定期的に利用したいと思います」(3歳の男の子のママ/40代)
湿気がこもらないようにする
「月に一度程度、部屋全体の風通しをよくするのと、模様替えを兼ねて家具の配置を変えています。いつも同じ場所に家具やものがあると湿気がこもってカビが生えてしまうので、布団やマットもその都度片づけています。帰宅時には必ず換気を行い、空気の入れ替えもしています」(2歳の男の子のママ/30代)
フローリング掃除は毎日少しずつ
フローリングの溝の掃除は、家の中を一気にやろうとすると大変な作業ですが、毎日少しずつ行うことで、負担も大幅に軽減できます。小さな目地や隙間、継ぎ目に入り込んだ汚れも一部屋ごとに行うなど、日々の習慣にして取り組んでみてはいかがでしょうか。