【体験談】毎日の離乳食を与える時間やスケジュール

【体験談】毎日の離乳食を与える時間やスケジュール

夜寝る前や寝起き、夕方あげるときの工夫

2018.11.13

離乳食をあげるタイミングについて考えたとき、毎日何時頃がよいのかや時間がずれた場合でも夜寝る前や寝起きは避けた方がよいのかが気になるママもいるようです。今回の記事では月齢毎の離乳食スケジュールと、夕方や平日などで工夫した点についてママたちの体験談をご紹介します。

毎日の離乳食スケジュールを考えるとき

赤ちゃんの離乳食を、毎日同じ時間にあげようと考えていても、赤ちゃんの様子によっては予定とずれてしまう場合があるかもしれません。ママのなかには、お昼寝などの影響で離乳食の時間がずれたときなど、寝起きや夜寝る前であってもあげた方がよいのか悩むといった声もありました。

そこで今回は、毎日の離乳食をあげる時間帯と頻度についてママたちに調査してみました。 離乳食初期と中期、後期、完了期にわけて、ママたちが工夫したポイントとあわせて紹介します。

離乳食初期のスケジュールやポイント

時間帯と頻度

「生後6カ月の頃は、1回食で午前10時頃にあげるようにしていました。しかし、この時期は時間にこだわることなく赤ちゃんのご機嫌にあわせたタイミングであげることも多かったです」(6カ月のママ)

離乳食初期の頃の離乳食の時間帯や頻度として、ママたちは午前中に1回の頻度で離乳食をあげていたようです。他には、離乳食初期は赤ちゃんが離乳食に慣れていない時期でもあることから、寝起きから時間をあけるなど赤ちゃんの様子を見てからあげたという声もありました。


工夫したポイント

離乳食を待つ赤ちゃん
Nina Buday/Shutterstock.com

「離乳食初期は、まずは食べることに慣れてもらいたいという気持ちだったので、午前中からお昼の間で赤ちゃんが機嫌のよいタイミングを見計らってあげていました。初めての食材を食べさせるときは、念のため病院が開いている平日に試すようにしていました」(5カ月のママ)

赤ちゃんを離乳食に慣れさせるという目的から始め、まずは時間帯を決めず赤ちゃんが機嫌のよいタイミングを選んでいたママもいるようです。他にも、朝赤ちゃんが寝起きのタイミングで授乳していたというママからは、午前中の離乳食を始めたことで、朝授乳時間を早めに切り上げるようにしたとの声が聞かれました。

離乳食中期のスケジュールやポイント

時間帯と頻度

「生後7カ月をすぎてから、少しずつ2回食の日を作るようになりました。時間帯は1回目が午前10時で、2回目は午後2時頃にしていました」(7カ月のママ)

離乳食中期に入ることで徐々に2回食を始めるママからは、午前と午後とで4時間ほど離乳食の間隔を空けていたという声が聞かれました。他にも家族の夕食の時間とあわせるために、2回目の離乳食を夜6時頃にあげていたママもいるようです。


工夫したポイント

「平日は上の子が保育園に送ったあとの午前10時頃ゆっくり離乳食をあげていたのですが、休日は外出することもあり離乳食の時間が取りにくいと感じることがありました。そこで休日のみ家族の朝食の時間とあわせて、午前8時頃に離乳食をあげるようにしました」(8カ月のママ)

赤ちゃんが大きくなるにつれ、いっしょにお出かけできる時間が長くなり、外出時間が離乳食の時間と重なる場合もあるかもしれません。外出の時間が前もってわかっている場合、家を出る前や帰宅後に食べさせるかなど、赤ちゃんに無理のないスケジュールを考えたというママの声もありました。

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離乳食後期のスケジュールやポイント

時間帯と頻度

食器
iStock.com/coco312

「うちの子は生後9カ月頃で2回食に慣れてきたので、10カ月頃から徐々に3回食を取り入れていきました。1回の離乳食毎に3時間から4時間ほどの間隔をあけて、だいたい毎日午前10時、午後2時、夜6時というスケジュールであげていました」(10カ月のママ)

3回食になったタイミングで、午前と午後、夕方に分けて3時間から4時間おきに離乳食をあげていたママもいるようです。3回目の離乳食は、家族の夕食の時間とあわせるようにしたというママの声も聞かれました。


工夫したポイント

「お昼寝などで2回目の離乳食の時間が遅くなったときは、3回目の食事の量を減らしたり夜20時までには食べ終わるようにしたりと、寝る前に食べるときは離乳食の量を多くしないように意識しました」(11カ月のママ)

3回食になり離乳食の回数が増えた場合でも、寝る前や寝起きすぐに食べさせることは避けたというママの声が聞かれました。他にも、赤ちゃんがあまり離乳食を食べないときは、お昼寝の時間を見直すなどの工夫をしたというママもいるようです。

離乳食完了期のスケジュールやポイント

時間帯と頻度

「完了期は朝昼晩の3回食で、8時、12時、18時という時間帯で離乳食を食べていました。起きる時間によって朝の離乳食がずれることもありましたが、ほぼ家族いっしょに同じ時間帯で食事をとっていました」(1歳児のママ)

離乳食完了期には大人とほぼ同じ時間帯で離乳食をあげており、3回食の他におやつを取り入れていたという声も聞かれました。おやつをあげる時間帯や量は、離乳食に影響が出ないかを考えて決めるとよさそうです。


工夫したポイント

「離乳食の後に授乳をしていたのですが、3回食になってからは夕食後と寝る前の授乳のタイミングが近くなったので夜の授乳をやめてみました。3食とあわせておやつもよく食べていたので、おやつもできるだけ同じ時間にあげるようにしていました」(1歳児のママ)

離乳食完了期にはおやつを食べることが増えたため、寝る前の歯磨きもより丁寧に行なったという声もありました。他にも、お腹が空いてから離乳食の時間を迎えられるようお散歩に出たり、しっかり遊ぶ時間を作るなどの工夫をしていたママもいるようです。

毎日の離乳食は工夫して進めよう

食事中の親子
© aijiro - Fotolia

毎日の離乳食の時間については、各時期によってさまざまなようでした。朝の寝起きや夕方、夜の寝る前などに離乳食をあげるときは赤ちゃんの様子にあわせてあげられるとよさそうです。

平日はママと2人でも、休日は家族いっしょのタイミングで離乳食をあげるなど、毎日の食事の時間が楽しい雰囲気になるよう工夫して離乳食を進められるとよいですね。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2018.11.13

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