年賀状をペンで書こう。使ったペンや避けたペン、気をつけたいマナー

年賀状をペンで書こう。使ったペンや避けたペン、気をつけたいマナー

書きやすかったペンの体験談

2019.11.02

年賀状をペンで書きたいとき、宛名書き用のペンはあるのかや、写真を印刷した面でも書けるペンはあるのか知りたいママやパパもいるかもしれません。上司の方へも失礼がないペンでの書き方が気になることもあるでしょう。今回は、年賀状をペンで書くとき使ったものや避けたもの、気をつけたいマナーについてご紹介します。

年賀状をペンで書くには?

お世話になった人や大切な人へ年賀状を書くとき、気持ちが伝わりやすいようにペンを使って手書きをしたいママやパパは少なくないかもしれません。

習字が得意だったり筆記用具や書くことが好きで、手書きにこだわりたい場合もあるでしょう。

年賀状をペンで書くときはどのようなものを選び、どのようなポイントに気をつけるとよいのでしょうか。

年賀状を書くときに使ったペン

年賀状を書くときに使ったペンについてママたちに聞いてみました。


筆ペン

年賀状
iStock.com/kudou
30代ママ
30代ママ

お正月らしく筆ペンで年賀状を書きました。太い筆で書くと迫力があって縁起のよい雰囲気が出ると思います。

30代ママ
30代ママ

年賀状のメッセージを書くときは硬筆タイプ、イラストや太字にしたいときは毛筆タイプを使いました。コシがあるペン先のものが使いやすかったです。

筆ペンには硬筆、軟筆、毛筆タイプや、細字、中字、太字といったさまざまな種類があるようです。

サインペンに似た硬筆タイプは、筆ペン初心者でも書きやすいかもしれません。

本物の筆に近い毛筆タイプは、線の強弱やはねなどいろいろな表現がしやすく、色付きの筆ペンで絵手紙風に年賀状を書くママもいるようです。

筆ペンのインクには2種類あり、染料インクは発色はよいですがにじみやすく、顔料インクは速乾性がありにじみにくいようです。

筆ペンは、同じタイプでもメーカーによって書き味が変わるようなので、試し書きができる文房具店で確認するとよいでしょう。


宛名書き用やはがき用、写真用のペン

30代ママ
30代ママ

宛名書き用のペンは太くて、文字のとめ・はらいもできるのできれいに見えます。味のある線が出しやすくイラスト用としても使えます。

宛名書きに適した油性のペンはいくつか売られていて、太さも何種類かあるようです。

郵便局などで販売されている速乾性のあるはがき用のペンや、写真を印刷した光沢のある面にきれいに発色しやすい写真用のペンを使うというママの声もありました。


ガラスペンや万年筆

30代ママ
30代ママ

ガラス工芸店で購入したガラスペンは書きやすく、見た目がきれいなのでお正月気分が盛り上がります。

30代ママ
30代ママ

万年筆は書き味がよく品のある文字が書ける気がするので、年賀状や手紙に使うペンとしてよいと思います。

素敵なデザインのガラスペンや万年筆は、見た目に癒されて年賀状を書くモチベーションが上がりそうですね。

ガラスペンやインクが内蔵されていない万年筆を使うときは、別途インクを用意してペン先につけて使う必要があるでしょう。

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年賀状を書くときに避けたペン

いろいろなペンとスケッチブック
dmitrymoi - stock.adobe.com

年賀状を書くときに避けたペンについてママたちに聞いてみました。


細すぎたり黒の発色がわるいペン

30代ママ
30代ママ

普通のボールペンだと文字が細すぎて黒の発色もよくないので避けました。

普段使いのボールペンだと、新年を祝う丁寧さに欠けるととられることもあるかもしれませんね。


ダマになるペン

30代ママ
30代ママ

ペンによっては書いたときにダマができやすいものがあり、擦れるとはがきが汚れるので使いませんでした。

きれいに書けるかペン先やインクの状態を、事前に確かめることは大切かもしれません。


裏写りしたりにじむペン

30代ママ
30代ママ

アルコールマーカーペンは裏写りしたので使うのをやめました。水性のペンもにじむので使いません。

水性でも顔料を使っているものは耐水性があるようなので、にじみにくいかもしれませんね。


消えるペン

30代ママ
30代ママ

こすると消えるペンは、宛名やメッセージが消えると困るので使いませんでした。

摩擦熱で消えるインクのペンは消しやすくて便利ですが、郵便局での仕分けや配達をするうちに、文字が薄くなるかもしれないので使わない方が無難でしょう。

年賀状をペンで書くときに気をつけたいマナー

年賀状をペンで書くときに気をつけたいマナーについてご紹介します。


宛名をわかりやすく書く

子どもの字や達筆のように、読み取りにくい文字で宛名を書いた場合、年賀状の仕分けや配達をする人たちが困るかもしれません。

きちんと配達されるために、マナーとして宛名をわかりやすく書くようにしましょう。


文字を間違えたら新しく書き直す

文字を間違えた箇所に線を引いたり、修正液を使うとマナー違反になるようです。

書くのを失敗した場合は新しいはがきに書き直しましょう。

書き損じたはがきを、手数料を払って交換できるサービスもあるようなので役に立つかもしれません。


一言添える

宛名や文面が印刷された年賀状でも、手書きで一言添えるだけで丁寧な気持ちが伝わりやすいですよね。

上司の方や目上の人で、手書きの一言をマナーとして必要と感じている場合も少なくないようです。

印刷された文面と内容が重複しないように、表裏で縦書き・横書きを合わせて、お世話になったことや相手の幸せを願う文などを、年賀状の空いているスペースに書きましょう。


送る相手にふさわしいデザインにする

年賀状をすべてペンで手書きする場合、自由度が高く自分でデザインする必要があるでしょう。

子どもと楽しめるように、あぶり出しや芋版、暗号文字などユーモア溢れる年賀状を作りたいこともあるかもしれません。

家族ぐるみの付き合いがあれば、おもしろい年賀状もよろこばれそうですが、上司の方や目上の人に対しては失礼にあたる場合もあるので、かしこまったデザインの方が無難かもしれません。

相手によろこんでもらえるように考えながらペンで年賀状を書こう

年賀状を書く女性
iStock.com/Satoshi-K

今回は、年賀状を書くときに使ったペンや避けたペン、マナーについてご紹介しました。

さまざまな種類の太さや色がある筆ペンや、宛名書き用や写真用のペンは、年賀状作りに役に立ちそうですね。

宛名をわかりやすく書いたり、書き間違えたら新しいはがきにするなどの配慮をすることは、相手が気持ちよく年賀状を受け取るために大切でしょう。

ペンを使った年賀状を送って、相手の方がよろこんでくれるとよいですね。

2019.11.02

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