新生児はいつからパジャマが必要?生後3カ月から春夏秋冬に合わせたパジャマ選び

新生児はいつからパジャマが必要?生後3カ月から春夏秋冬に合わせたパジャマ選び

2018.06.24

新生児にいつからパジャマを着せるか悩む保護者もいるようです。月齢や季節によって、パジャマの選び方が異なってくるのも悩みの種かもしれませんね、今回は赤ちゃん用スリーパーやカバーオールなどのアイテム、またダブルガーゼ素材のように保温性・通気性の高い素材についてなど、生後3ヶ月から着られるベビーパジャマ選びについて紹介します。

新生児のパジャマが必要になる時期とは

新生児期は、体温調節機能が未発達で夜間の冷えも心配です。いつからパジャマが必要なのか、季節ごとの選び方やおすすめのパジャマについて詳しく紹介します。

新生児の赤ちゃんは昼夜の区別がなく、1日中寝ていることが多いです。そのため、パジャマは必ずしも必要ではないと言えるでしょう。その分、肌着やロンパースなど、動きやすく肌触りのよい服装で過ごさせてあげることが大切です。

生後3ヶ月頃になると、昼夜の区別がつき始め、夜はまとめて長い時間眠るようになります。体温調節機能も少しずつ発達し、夜間の冷えから赤ちゃんを守るためにパジャマが必要になってくるという考え方もあるでしょう。

生後3ヶ月は、お出かけする機会も増え、お家では動きやすい服装、寝る時にはパジャマというように、状況によって着る服装を変える時期でもあります。赤ちゃんの成長に合わせて、寝るときには適切なベビーパジャマを選んであげましょう。


赤ちゃん用パジャマを選ぶポイント

パジャマを選ぶ際には、素材、サイズ、デザインなどを考慮する必要があります。赤ちゃん用パジャマやベビーパジャマを選ぶ際に気をつけたいポイントを紹介します。


素材

「新生児期からダブルガーゼ素材の赤ちゃん用パジャマを使っています。通気性が良くて、風呂上がりにもすぐに着せられるのがおすすめです。ベビーパジャマの中でも特に肌触りがよく、赤ちゃんも快適そうです」(20代/3カ月女の子ママ)


赤ちゃん用パジャマには、綿素材やダブルガーゼ素材など、肌触りがよく、通気性に優れた素材を選ぶのがおすすめです。特に新生児期や新生児は、体温調節機能が完全ではないこともあり、汗を吸収しやすい綿素材やダブルガーゼ素材のパジャマが適しています。


サイズ

「上下セパレートのベビーパジャマがおすすめです。成長に合わせてサイズ調整ができるので経済的。新生児期は一体型を使っていましたが、今はセパレートタイプが便利です」(30代/6カ月男の子ママ)


赤ちゃんは成長が早いので、大きめサイズのパジャマを選ぶのも良いでしょう。上下セパレートタイプのベビーパジャマであれば、成長に合わせて上下別々にサイズを変えられるので便利です。


デザイン

「赤ちゃん用スリーパーと赤ちゃん用パジャマのカバーオールを使い分けています。寒い時期は保温性の高い赤ちゃん用スリーパーがおすすめ。カバーオールは着脱が簡単で、特に夜のオムツ替えに便利です。腹巻付きのものも重宝しています」(20代/4カ月男の子ママ)


赤ちゃん用パジャマには、スリーパーやカバーオールなど、さまざまなデザインがあります。赤ちゃん用スリーパーは、首元までしっかりとカバーできるため、保温性が高く、寝冷え防止に効果的です。着脱が簡単なカバーオールならオムツ替えもスムーズにできそうです。


ロンパースタイプやセパレートタイプなどもあり、月齢が小さい場合はロンパースタイプ、ある程度大きくなってきたらセパレートタイプに切り替えることもあるようです。セパレートタイプのズボンには、腹巻にズボンがプラスされたような、赤ちゃんのお腹が出にくいデザインのものもあります。


季節別の赤ちゃん用パジャマの選び方

季節によって変わる気温や湿度に合わせたパジャマを選びたいですね。春夏秋冬の季節によって、赤ちゃん用パジャマやベビーパジャマの選び方にどんな違いがあるのかを見てみましょう。


春夏

比較的暖かい春夏は、薄手の素材を選ぶのがおすすめです。春は長袖、夏は半袖と言ったように、袖の長さなども変えて選ぶ保護者もいるようです。メッシュ素材のパジャマもあるので、赤ちゃんの汗が多い場合などにいいかもしれません。


特に夏場は、通気性の高い素材が重要です。ダブルガーゼ素材の赤ちゃん用パジャマは、汗を吸収しやすく、肌触りも良いためおすすめです。新生児や新生児期の赤ちゃんは体温調節が難しいため、風呂上がりにすぐに着せられる吸水性の高いベビーパジャマを選ぶと良いでしょう。


また、夏場は赤ちゃん用スリーパーよりもカバーオールタイプのベビーパジャマが人気です。手足が動かしやすく、涼しく過ごせるためです。上下セパレートタイプの赤ちゃん用パジャマも、気温に応じて上下別々に調整できるので便利です。

秋冬

生後3カ月のパジャマ
iStock.com/S_Kazeo

秋冬には、厚手の生地のパジャマを選ぶとよいですね。特に気温が下がりやすい冬には、裏起毛素材のよりあたたかそうな生地を選ぶこともあります。なかには、冷え対策などの理由からロンパースタイプを選んでいる方もいるようです。

冬場は保温性が高い赤ちゃん用スリーパーがおすすめです。首元までしっかりカバーできるため、寝冷え防止に効果的です。新生児期の赤ちゃんには、腹巻付きのベビーパジャマも人気があります。お腹を温めることで、全身の保温性を高められるためです。

また、冬場はパジャマの下に肌着を着せるのも良いでしょう。肌着とパジャマの二重構造で保温性を高められます。素材としては、綿100%やダブルガーゼ素材など、肌触りの良いものを選ぶのがおすすめです。

季節の変わり目には、長袖と半袖を組み合わせたり、カバーオールの上に赤ちゃん用スリーパーを重ねたりと、工夫次第で1年中快適に過ごせる赤ちゃん用パジャマの着こなしが可能です。赤ちゃんの体調や室温に合わせて、柔軟に対応することが大切です。


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新生児のパジャマで気になる疑問

ベビーパジャマを選ぶ際、素材やサイズなども気になりますが、その他にも気になる点がたくさんあるのではないでしょうか。肌着を着せるかどうかや、洗濯についてなどを紹介します。


肌着は必要?

「赤ちゃん用パジャマは毎日洗濯しています。特に新生児期は汗や吐き戻しが多かったので。ガーゼ素材のものは乾きが早くておすすめです。赤ちゃん用スリーパーやカバーオールなど、種類別に6枚くらい持っていると安心ですね」(20代/5カ月女の子ママ)


汗をかきやすい赤ちゃん用のベビーパジャマは、毎日洗濯をするという意見がありました。春夏は特に汗をかきやすいと感じるのか、夜中に着替えさせることもあるという保護者も多いようです。逆に、気温が低い冬場は、2日程度なら続けて着せるという声も。見えない汚れや、気づかないうちにかいた汗などが気になる場合は、毎日洗濯するのがよいかもしれませんね。


パジャマの下に肌着を着せる?

「新生児期は必ず肌着の上に赤ちゃん用パジャマを着せていました。今でも季節によって調整しています。夏は通気性の良いベビーパジャマだけ、冬は肌着と赤ちゃん用スリーパーの組み合わせがおすすめです」(30代/7カ月男の子ママ)


ベビーパジャマの下には、肌着を着せるという保護者もいるようです。特に新生児期や新生児は、体温調節機能が未発達なので、肌着を着せて保温性を高めるのがおすすめです。汗をかきやすい夏には、肌着を着せなかったり、半袖の肌着を着せたりすることで調節するといいかもしれません。


何枚必要?

「赤ちゃん用パジャマは最低でも6枚は持っておくのがおすすめです。赤ちゃん用スリーパー2枚、カバーオール2枚、普通のパジャマ2枚くらいの内訳で用意しています。洗濯物が乾かない日もあるので、余裕を持って揃えると安心ですよ」(20代/4カ月女の子ママ)


衛生面などを考慮して毎日洗濯をする場合には、ベビーパジャマの替えが多めに必要でしょう。雨など天候の影響ですぐには乾かない可能性もあります。また、お風呂上りに濡らしてしまう、オムツからの横もれ、夜中に汗をかいてしまうなど予想外に着替えをすることもあるでしょう。季節や天候にもよりますが、複数枚持っておくと安心かもしれませんね。


新生児の赤ちゃん用パジャマに関する体験談

赤ちゃん用パジャマならではの情報、いつから着始めたかなど、赤ちゃん用パジャマに関する体験談を紹介します。


着替えの回数が多い

「日頃から季節関係なく汗をよくかく息子。今は4カ月になりましたが、夜中に何度か着替えさせることもありますが、授乳のついでに着替えさせることもあります。ロンパースタイプは特に着替えが楽なのでお気に入りです」(20代/4カ月男の子ママ)

「新生児期から汗っかきな息子には、通気性抜群のダブルガーゼ素材の赤ちゃん用パジャマがおすすめです。夏は特に着替えが多いので、カバーオールと赤ちゃん用スリーパーを合わせて10枚以上用意しています。風呂上がりにもすぐ着せられて便利ですよ」(20代/6カ月男の子ママ)

「赤ちゃん用スリーパーと上下セパレートタイプのベビーパジャマを使い分けています。娘は敏感肌なので、こまめに着替えさせます。腹巻付きのものも重宝していて、冬は保温性が高くて安心です。新生児期から使える、サイズ調整可能なタイプがおすすめですね」(30代/6カ月女の子ママ)

赤ちゃん用パジャマは、新生児期から成長に合わせて選ぶことが大切です。通気性や保温性を考慮し、ダブルガーゼ素材のものが人気です。赤ちゃん用スリーパーやカバーオールなど、季節や用途に応じて複数のタイプを用意すると便利ですね。特に汗っかきな赤ちゃんには、吸水性の高い素材を選び、こまめな着替えで快適に過ごせるようにしましょう。


生後3カ月でパジャマデビュー

「上の子がいるので、生後3カ月には外出する機会が多くなってきました。お出かけ用のおしゃれな服を着せる機会が増えたのをきっかけに、下の子にパジャマを着せることにしました。昼と夜の過ごし方のメリハリができてよかったなと感じています」(30代/3カ月女の子ママ)

「新生児期は肌着だけでしたが、3カ月を過ぎてパジャマデビュー。赤ちゃん用スリーパーから始めて、今はカバーオールも使っています。ダブルガーゼ素材の赤ちゃん用パジャマは肌触りが良くておすすめです。腹巻付きタイプも冬場は重宝しています」(20代/7カ月男の子ママ)

「生後3カ月で初めてベビーパジャマを購入。それまでは肌着とおくるみでしたが、動きが活発になってきたので上下セパレートタイプに切り替えました。通気性の良いガーゼ素材を選んでいます。新生児期用と比べて着せ替えも楽になって、とても便利ですよ」(30代/5カ月女の子ママ)

多くの赤ちゃんが3カ月頃からパジャマデビューするようです。この時期、赤ちゃん用パジャマやベビーパジャマの選択肢が広がります。赤ちゃん用スリーパーやカバーオール、上下セパレートタイプなど、赤ちゃんの成長や季節に合わせて選びましょう。

素材は通気性の良いガーゼやダブルガーゼがおすすめという声が多いようです。新生児期や冬場は保温性を考慮し、腹巻付きタイプも人気があります。赤ちゃんの快適さを第一に考えて選ぶことが大切です。


新生児の赤ちゃん用パジャマを上手に選ぼう

赤ちゃんのパジャマ
iStock.com/Tom Merton

赤ちゃん用パジャマを選ぶ際には、素材、サイズ、デザイン、季節などを考慮することが大切です。新生児期や新生児は、体温調節機能が未発達なので、汗を吸収しやすい素材や保温性の高い素材のパジャマを選ぶのがおすすめです。成長が早い赤ちゃんには、大きめサイズや上下セパレートタイプのパジャマを選ぶのも良いでしょう。

おすすめの赤ちゃん用パジャマとしては、綿素材やダブルガーゼ素材の赤ちゃん用スリーパーやカバーオールなどが挙げられます。春夏には薄手の素材、秋冬には厚手の生地を選ぶと良いでしょう。パジャマの下には、肌着を着せることもできます。洗濯は、毎日するのがおすすめです。

赤ちゃんにとって快適なパジャマを選んで、快適な睡眠時間を確保してあげられるようにしましょう。


2018.06.24

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