生後半年(6ヶ月)の赤ちゃんの肌着、どう選ぶ?季節別や種類を解説

生後半年(6ヶ月)の赤ちゃんの肌着、どう選ぶ?季節別や種類を解説

2018.06.21

生後半年を過ぎると、赤ちゃんは驚くほど成長し、肌着のサイズや選び方も変わってきます。活発に動き回るようになるこの時期は、汗をかきやすく、肌着選びがデリケートな肌を守るうえで重要になります。この成長段階に合わせた選び方のポイントを押さえて、生後半年(6カ月)ごろの赤ちゃんが快適に過ごせるようにしてあげましょう。

※この記事の内容は、2025年9月29日に更新されたものです。

生後半年(6ヶ月)の肌着

生後半年(6ヶ月)の肌着の素材やタイプによって洗いやすさや着心地はさまざまです。また、季節によってもおすすめの肌着の種類は異なるようです。大人が気温や季節によって衣替えをするように、赤ちゃんにも肌着の衣替えをしてあげるとよいかもしれません。次からは、出産祝いに悩んでいる方にも参考になるベビー肌着の種類や、生後半年という月齢に合わせたおすすめの選び方を紹介します。

生後半年(6ヶ月)の肌着の種類

生後半年(6ヶ月}の赤ちゃんが着る「コンビ肌着」「ロンパース肌着」と、ベビー肌着選びで保護者の方がよく疑問に思う「カバーオールとは?」について紹介します。

コンビ肌着

生後6ヶ月の赤ちゃんのロンパース
etorres/shutterstock.com

コンビ肌着は、短肌着や長肌着と同様に定番の肌着のようです。短肌着や長肌着と違うところは、コンビ肌着には股の部分にスナップがあるという点です。スナップをとめることでズボンのような役割を果たしてくれるので、お腹が出にくいという特徴があり、秋冬のシーズンでも着せることができるかもしれません。

季節や成長に合わせて短肌着の上に羽織ったり、コンビ肌着一枚だけを着たりと、室内の温度を見ながら組み合わせを調整するのがおすすめです。

ロンパース肌着

ロンパースは、トップスとボトムスがつながったベビー肌着のことで、コンビ肌着と同じように股の部分にスナップがついているのが特徴です。ロンパースのデザインによってはボディスーツのように普段のお出かけ着として使えるタイプもあり、スナップを外せば簡単におむつ替えができるので、外出のタイミングにも便利です。

カバーオール

カバーオールは、ロンパース肌着と同じようにトップスとボトムスがつながっているものですが、基本的に肌着ではなくベビー服の種類です。こちらもおむつ替えに便利なので、コンビ肌着やロンパース肌着の上に着せるのがよいでしょう。

生後半年(6ヶ月)のベビー肌着は出産祝いにも

ベビードレスと並んで出産祝いとして人気なのが、ベビー肌着です。といっても、生まれたての赤ちゃんは大きい子から小柄な子までサイズは幅広く、生まれてみないと分からない部分も多いでしょう。小柄な子でも大柄な子でも困らないよう、生後半年(6ヶ月)くらいの赤ちゃんを目安に、少しサイズアップしたベビー肌着を選ぶのがおすすめです。

選び方としては、トップスとボトムがつながっているコンビ肌着やロンパース肌着は、成長によって身長が伸びるとサイズアウトしてしまいすぐ着られなくなってしまう点もあるので、気になる場合はセパレートタイプがおすすめという意見もあるようです。

コンビ、ロンパース肌着やセパレートタイプのベビー肌着、短い肌着などさまざまな種類があるので、出産祝いにするならカバーオールやベビードレスなどとコーディネートしてプレゼントしてもよいかもしれませんね。

季節別、生後半年(6ヶ月)の肌着のおすすめ素材

生後半年(6ヶ月)の赤ちゃんに合ったベビー肌着を季節別におすすめの素材から考えてみました。

春夏

春はだんだんと外の平均気温が上がる季節ですが、タイミングによっては朝晩の冷え込みや、日中の暑さなど、気温の差が大きい季節でもあるので注意が必要かもしれません。そのため、朝晩には長袖ロンパース肌後、日中の気温が高いタイミングには短かいベビー肌着など、時間帯や場所によって肌着を変えてもよさそうです。夏は平均気温が高くなる季節のため、肌着は綿や天竺など通気性を重視したタイプがおすすめという保護者の方もいるようです。

身長・体重、離乳食の進み方など成長度合いによって汗の量が増えることもあるでしょう。汗を吸収しやすいような吸湿性、蒸れを防ぐ放湿性など、目的ごとに肌着を選んでみてはいかがでしょうか。

秋冬

秋は春と同じように温暖な日もありますが、寒さが気になり始める季節かもしれません。長肌着やコンビ肌着などで赤ちゃんのお腹を冷やさないように気をつけるとよさそうです。また春夏の涼しさを重視した肌着とは反対に、秋冬は保湿性の高いベビー肌着を選ぶのがおすすめの選び方のようです。

素材としては、ニットガーゼや、ダブル、トリプルガーゼなど、保温性の高いベビー肌着が便利かもしれません。

特別に秋冬用の肌着を買い足さなくても、コンビ肌着や長肌着をロンパース肌着やカバーオール、出産祝いでもらったベビードレスなどの下に重ね着するという保護者の声もありました。

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場面別、生後半年(6ヶ月)のおすすめ肌着

月齢やそのシーズンごとの平均気温、身長・体重など成長にあわせて、その場面ごとにおすすめのベビー肌着の選び方を紹介します。

室内で過ごす

室内で過ごす場合は、肌ざわりのよい肌着を選んでみるのもよいかもしれません。また普段から着慣れたものにすれば、離乳食やお昼寝などの場面でも赤ちゃんが室内でリラックスして過ごすことができそうです。

パジャマの下に着るベビー肌着は、季節や身長・体重に応じて丈や厚さを変えて、その時々のタイミングで赤ちゃんがより快適に過ごせるよう配慮してあげられるとよいでしょう。

外出のとき

生後6ヶ月の赤ちゃんの肌着
i Stock.com/comzeal

赤ちゃんとお出かけする場合は保護者が着替えさせやすいもの、赤ちゃんの身長・体重など成長に合ったサイズで動きやすさを重視して選ぶのがおすすめです。

生後半年(6ヶ月)の赤ちゃんの中には、手足をよく動かすという赤ちゃんもいるかもしれませんね。月齢に合わせて体の動きを邪魔しない柔らかい素材のベビー肌着を着せるという保護者の方もいるようです。またコンビ肌着やロンパース肌着などを選ぶ場合は、おむつ替えがしやすいものを選ぶと出産祝いにも喜ばれそうです。一見セパレートタイプに見えるおしゃれなロンパース肌着などもあるようです。

生後半年(6ヶ月)の肌着選び体験談

生後半年(6ヶ月)の赤ちゃんのベビー肌着選びについて、保護者の方から聞いた体験談やおすすめの選び方を紹介します。

春の肌着選び

「生後半年の娘がとても暑がりだったので、春でも平均気温が高いタイミングには肌着はメッシュ素材の通気性がよい半袖を選びました」(8ヶ月の女の子ママ)

 「生後半年の頃はちょうど春頃でしたが、夜は気温が下がるので、半袖の場を着せる場合でもお腹は冷やさないようにロンパース肌着を選んでいました」(10ヶ月の男の子ママ)

 春は日中と夜の寒暖差と、赤ちゃんが暑がりか寒がりかなどを基準にして、ベビー肌着を選ぶのがおすすめです。

冬の肌着選び

「真冬の寒い時期が生後半年の月齢でした。寒い日が続いたタイミングでは、夜など長肌着の上にロンパース肌着を重ね着させていました」(1歳の男の子ママ)

「冬は肌着の上にカバーオールを着せるなど厚着になるので、成長してすぐにサイズアップしてもきつくならないよう大きめの肌着とそれにあわせたカバーオールなどを用意しました」(9ヶ月の女の子ママ)

 冬の寒い時期は重ね着のタイミングなので、赤ちゃんの動きやすさや保護者の方の着せやすさなども選ぶ際のポイントになりそうです。

生後半年(6ヶ月)のベビー肌着は快適さ重視がおすすめ

生後6ヶ月の赤ちゃんの肌着
takayuki/shutterstock.com

生後半年(6ヶ月)のベビー肌着には、季節に応じてロンパース肌着やコンビ肌着など、さまざまな種類とサイズがあり、成長してからでも着られるものを選べば出産祝いとしても人気が高いようです。赤ちゃんによっては冬でも半袖のベビー肌着が必要なことがあるかもしれません。赤ちゃんの体質や身長・体重、よく動くタイプか、また上に着る服がベビードレスやカバーオールなのか、またセパレートタイプなのかによって、合う肌着を選んでみるのもよいかもしれません。

外出先では、タイミングによっておむつ替えや離乳食の時間などもあるでしょう。できるだけ赤ちゃんと保護者の方が外出しやすいベビー肌着を選ぶことも大切です。赤ちゃんの成長に合ったベビー肌着で、生後半年という大事な月齢の時期を快適に過ごせるとよいですね。

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