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【体験談】断乳の仕方はどうすればよい?月齢別のきっかけや進め方の工夫
断乳を検討しているママの中には、断乳の仕方や断乳後のケア、夜の寝かしつけのやり方について気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、断乳と卒乳の違い、生後1カ月、6カ月、2歳など月齢別の断乳のきっかけ、気をつけたポイント、断乳の方法の工夫について体験談とともにご紹介します。
断乳と卒乳の違いとは?
授乳をしていると、断乳や卒乳という言葉の違いについて気になることもあるかもしれません。断乳と卒乳の違いをどう考えているのかママたちに聞いてみました。
「子どもがおっぱいを欲しがらなくなるのが卒乳かなと思っています。卒乳をするのを待ちたかったのですが、事情があり断乳をすることになりました」(9カ月のママ)
「子どもの離乳食が進み、しっかりご飯を食べられるようになれば、おっぱいを卒業してもよいかなと思っています。ママはもっと飲ませたいという気持ちがあるけど断念する場合は断乳になるかなと考えています」(6カ月のママ)
卒乳と断乳の違いは、ママによって考え方もさまざまなようで、一概に説明することは難しいのかもしれません。子どもが欲しがっているかどうかや、ママが授乳を続けたいと思っているかどうかなどで、言葉の選び方も違ってくるのではないでしょうか。
断乳をしたタイミングときっかけ
ママたちはさまざまな理由から断乳を決めることもあるようです。どのようなタイミングやきっかけで断乳をしたのか聞いてみました。
生後半年以内
「母乳のトラブルがひどく子どもが生後2カ月のとき断乳しました。断乳することにはとても悩みましたが、断乳をして母乳トラブルなくなったら気持ちに余裕が出てきました」(3カ月のママ)
「子どもが生後3カ月の頃、私が体調を崩してしまい薬を飲まなければならなくなってしまったので、やむを得ず断乳しました。母乳をやめてしまった分、抱っこなどたくさんスキンシップを取るように心がけています」(4カ月のママ)
ママの体調や母乳のトラブルなどにより断乳しミルクに切り替えたというママの声もありました。赤ちゃんの様子を見ながら断乳の仕方や切り替えのタイミングを決められるとよいかもしれません。
1歳未満
「妊娠したことをきっかけに生後9カ月頃断乳しました。断乳したときは昼も夜もたくさん泣いたので少し早かったかなと思いましたが、1週間すぎたあたりから少しずつ落ち着きました」(1歳のママ)
「仕事への復帰のため6カ月で断乳しました。早めに預けることも考えて哺乳瓶で飲む練習などもしていたので、わりとスムーズにミルクに移行することができました」(7カ月のママ)
離乳食の進み具合なども見ながら、1歳未満で断乳したというママの声もありました。ママの仕事復帰など、事前に断乳を計画できる場合は、子どもの体調にあわせてスケジュールを組めるとよいかもしれません。
1歳以降
「結婚式に出席することをきっかけに断乳をしました。1歳をすぎて離乳食もよく食べていたし、そろそろ卒乳のタイミングかなとも思っていたので、よいきっかけになりました」(1歳10カ月のママ)
「2歳の誕生日におっぱいをやめると決めて断乳しました。言葉がわかる年齢だったので、数日前からカレンダーにシールを貼り、それを見ながら子どもに言い聞かせるようなやり方をしました」(2歳児のママ)
1歳をすぎたあたりから断乳や卒乳について気にするようになるママもいるかもしれません。いつまでに断乳をするかや断乳のやり方は、子どもの成長や様子などを見ながら判断できるとよいかもしれませんね。
【体験談】断乳をするときに気をつけたポイント
断乳のやり方をどうすればよいのか、気になるママもいるのではないでしょうか。断乳の進め方で気をつけたポイントについてママたちに聞いてみました。
助産師に相談
「断乳をするときは助産師さんに相談し、断乳の仕方を教えてもらいました。助産師さんにケアしてもらいつつ進めました」(9カ月のママ)
「断乳初日におっぱいが張って痛くなってしまったので乳腺外来を受診しました。助産師さんにケアをしてもらってよかったです」(1歳6カ月のママ)
断乳をする前に、断乳までのスケジュールややり方、子どもとの関わり方を助産師さんに相談したというママもいました。断乳後も専門家にケアをしてもらえると気持ちも落ち着くかもしれませんね。
自分で対処しなければならないとき
「夜中、胸に熱を持ってしまったのでガーゼで包んだ保冷剤で胸を冷やしました。対処のやり方がわからなかったので翌日母乳外来へ行きました」(1歳のママ)
「断乳前に、助産師さんに断乳の仕方を相談しました。母乳が自然に出てきてしまうくらい胸張ってしまったので、助産師さんに聞いたやり方を思い出しながら対処しました」(2歳のママ)
病院や産院に受診できない場合、自分で冷やすなどの対処をして乗り越えたというママの声もありました。事前に助産師に相談し、断乳の進め方で自分でできることなどを聞いておいたというママもいました。
【体験談】断乳の仕方の工夫
断乳をするとき、ママたちはどのようなことに工夫して進めたのでしょうか。断乳の仕方の工夫を聞いてみました。
子どもの気を紛らわせる
「日中は、なるべく外出しておっぱいを思い出さないようにしていました。日中たくさん遊んだので、夜もあまり泣かずに寝てくれました」(9カ月のママ)
子どもがおっぱいを思い出さないように外出したり、思いっきり遊ぶように工夫したというママもいました。おっぱいをみせると思い出してしまうので、お風呂はパパに任せたという声もありました。
家族に協力してもらう
「おっぱいで寝かしつけていたので、夜おっぱいがないと寝れないようで泣くことがありました。パパと交代で抱っこをしてあやしたり、寝かしつけたりしていました」(1歳3カ月のママ)
断乳すると寝かしつけに苦労したり夜泣きをしてしまうこともあるかもしれません。パパや他の家族と協力しながら乗り越えられるとよいですね。パパの休みの日や仕事が忙しくないときにあわせて断乳したというママの声もありました。
断乳の時期や仕方はさまざま
母乳トラブルなどの理由により、生後1カ月や2カ月頃に断乳したり、仕事復帰や離乳食の進み具合を見て6カ月など1歳未満で断乳することもあるようです。2歳まで授乳を続け、子どもの様子を見ながら断乳したというママの声もありました。
断乳のやり方は助産師に相談したりケアしてもらえるとよいかもしれません。断乳すると夜の寝かしつけ方法などに悩むこともあるようですが、断乳の仕方の工夫して家族で協力しながら断乳ができるとよいですね。