あぶくたったとはどのような遊び?遊び方や楽しむポイント

何歳頃楽しめる遊び?2人でも楽しめるのか

あぶくたったとはどのような遊び?遊び方や楽しむポイント

あぶくたったという遊びを聞いたことがあるママやパパもいるかもしれません。小さいころに 遊んだことがあるという方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、あぶくたったの遊び方の他、あぶくたったの遊びを楽しめる年齢やポイントについて、体験談を交えて紹介します。

あぶくたったを知っている?

小さい頃にわらべうたをやったことがあるママやパパもいるかもしれません。あぶくたったを知っている方がいるか聞いてみました。

30代パパ
30代パパ

自分が子どもの頃に保育園で伝承あそびのひとつとしてやったことがあります。あぶくたったは楽しかった記憶があり、娘がもう少し大きくなったらいっしょにやりたいです。

20代ママ
20代ママ

息子が保育園であぶくたったのわらべうたをやったようで、とても楽しかったのかいっしょにやりたいと言っていました。私も遊び方がうろ覚えなところがあり、家でも親子でやりたいので覚えなおしたいです。

あぶくたったを実際にやったことがあるママやパパもいるようです。鬼役の子の周りを輪になって手をつないでぐるぐる周り、鬼が「おばけの音!」と言ったら逃げるという遊び方は、ママやパパが経験した頃と変わっていないのかもしれませんね。

今回は、あぶくたったの詳しい遊び方や楽しみ方をママたちに聞いてみました。

あぶくたったの遊び方

あぶくたったは何人で遊べるのかや、どのくらいの時間でできるのか知りたいというママやパパもいるかもしれません。あぶくたったとはどのように遊び方なのかを聞いてみました。


人数や時間

30代ママ
30代ママ

保育園だと20人くらいのクラス全員でやっているようです。何度か繰り返して20分程度楽しんでいると聞いたので、家でも隙間時間にやってみたいと思っています。

20代ママ
20代ママ

うちの子の兄弟2人と近所の子が集まり5、6人で公園でよくあぶくたったをやっています。3回程やって15分くらいは楽しんでいると思います。

30代ママ
30代ママ

わが家は親子2人でやることもあります。家の中を走り回ったり、お風呂の中で歌だけ楽しんだりするので、1日に何回もやっている気がします。

あぶくたったの遊びは2人から大人数まで、さまざまな人数で楽しめるようです。人数が増えると遊びもダイナミックになりそうですね。遊びにかかる時間は、人数によってさまざまなようでした。


遊び方

ノック
Rawpixel.com/Shutterstock.com
40代ママ
40代ママ

うちでやるあぶくたったは、鬼の周りに手を繋いで輪になって、3つの構成に分かれた歌をうたいます。「あぶくたったにえたった~」と豆を煮て、布団を敷いて寝て、「トントントン」という鬼の掛け声を合図にしておばけが来るという流れです。鬼以外の人は「トントントン」と聞いたら「何の音?」と答え、それに対して鬼は風や車などと言い「おばけの音!」と言った瞬間に鬼から逃げ、捕まった人が次の鬼となり、繰り返し遊んでいます。

30代ママ
30代ママ

私が祖母に聞いたあぶくたったの歌は、豆を煮てあぶくがたったら、夜中の3時におばさんのおばけが出るという歌詞でした。祖母は、子どもが歌いやすいように歌詞を減らしたのではないかと言っていました。

あぶくたったの歌は2つや3つの構成からなっているようです。おばけが出る音は「トントントン」ではなく「カタカタカタ」というところもあるなど、地域によって歌詞や歌の長さが違うのかもしれませんね。

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あぶくたったは何歳頃から楽しめるのか

あぶくたったの遊びは何歳頃から楽しめるのでしょう。子どもたちは何歳から楽しんでいたか聞いてみました。


大人が入って2歳頃から

20代ママ
20代ママ

2歳頃近所の支援センターに遊びに行くと、あぶくたったを教えてくれました。センターの方や親が子どもといっしょに鬼をやると、子どもも遊び方を理解して楽しんでいました。

大人が入っていっしょにやることで、2歳頃の子どもにもルールがわかり楽しめるようですね。はじめは大人と2人1組でやってみてもよいかもしれません。


ルールを変えて5歳頃から

走る子ども
arek_malang/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

同じルールだけではなく、おばけが出たときに鬼ごっこの範囲を決めたり、何秒以内に捕まえると時間を決めたりして、遊び方を変えてみました。難易度を上げてみたら、子どもたちが5歳くらいのときもよく楽しんで遊んでいました。

あぶくたったのルールに慣れてきたら、ルールを変えて難易度を上げてみるとまた違う楽しみ方ができそうですね。大人が鬼になったときは、「風…じゃなくておばけの音!」とわざとひっかけて出したという声もありました。

なかには小学2年生になる娘は今も楽しんでいるというママもの声もあり、あぶくたったは小さい頃からずっと楽しめる遊びのようです。

あぶくたったの遊びを楽しむポイント

あぶくたったをするときに、楽しめるよう工夫していることはあるのでしょうか。あぶくたったの遊びを楽しむポイントとは何か、ママたちに聞いてみました。


表現を豊かにする

30代ママ
30代ママ

あぶくたったの楽しいところは、いつおばけが来るかドキドキするところだと思うので、「おばけの音!」と言うときに声に抑揚をつけたり、言う前に間を入れたりしています。子どもたちとあぶくたったの遊びをするときは、子どもたちがドキドキ感を楽しめるように、表現を豊かにするように心がけています。

子どもたちがドキドキする気持ちを楽しめるように、表現の仕方に工夫しているママもいるようです。他にも、声を小さくしてみたり早口で言ってみたりなど、さまざまな工夫が聞かれました。


子どもの発想を楽しむ

40代ママ
40代ママ

「何の音?」に対して子どもが「お風呂の音!」など、子どもが音の正体を見つけながら楽しんでいました。子どもの発想は面白いなと思い、その後もいろいろな答えを聞くのが楽しみになりました。

子どもは、「トントントン」という音が普段どこから聞こえてくるのだろうと考えて答えているのかもしれませんね。子どもと2人で遊んでいても、さまざまな音が見つかりやりとりを楽しめそうです。

あぶくたったを楽しんでみよう

手を繋ぐ
Kamil Macniak/Shutterstock.com

あぶくたったの遊び方は、2人でも遊べたり大人数でも楽しめたりとさまざまなようです。ママと2人でやってみたり、兄弟や近所の子どもたちで集まってやってみたりと、さまざまなシーンで楽しめそうですね。

歌詞や歌の長さも地域によってさまざまなようなので、歌を知りたい方は自分の親や祖父母に聞いてみてもよいかもしれませんね。ママのなかには、動画サイトを見て調べたという声もありました。

子どもといっしょに自由な発想を楽しみながら、あぶくたったの遊びをやってみてもよいかもしれませんね。

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2019年12月02日


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