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ママ友への手土産。お菓子や飲み物などを選ぶときのポイントや予算の決め方
ママ友の家へ遊びに行くときに、果物や飲み物などどのような手土産が喜ばれるのか、予算相場はどのくらいか悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、ママ友への手土産の予算相場や手土産を選ぶときのポイント、印象のよい手土産など、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
ママ友への手土産はどうする?
ママ友のお宅に遊びに行くとき、どのような手土産を持って行くとよいのか、集まる人数によって、手土産の予算相場や量はどれくらいにしたらよいのか迷ってしまうかもしれません。喜ばれる手土産にはどのようなものがあるのか気になるママもいるようです。ママ友宅へお邪魔するとき、ママたちはどうしていたのでしょうか。
ママ友への手土産の予算相場は?
ママ友宅への手土産の予算を決めるとき、どのようにして予算を決めていたのかママたちに聞いてみました。
500円から1,000円
「仲良くなった保育園のママ友宅へ初めて遊びに行くことになったときは、いっしょに行くママ友たちと相談して、手土産の予算を800円前後と決めました。私は紅茶を持っていきました」(20代ママ)
「ママ友の家へ遊びに行くとき、子どもたちが食べるものは各自で用意することになっています。あとは予算500円くらいで皆で食べられるものを手土産として持って行っています」(30代ママ)
ママ友宅へお邪魔するときには、他に集まるママ友と金額の差がないように前もって相談して、予算を決めているというママもいるようです。よく遊びに行くママ友宅へは、無理のない予算にしたいと考え、600円くらいの手土産を持って行っているというママの声もありました。
1,000円から2,000円
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「集まる人数が子どもも含めて8人くらいになるときは、手土産の予算がだいたい1500円くらいになります」(20代ママ)
「初めてお邪魔するママ友への手土産は、余ったら家族で食べてもらいたいと考えて、2000円くらいの手土産を持って行きました」(30代ママ)
「2,000円弱くらいのジャムのギフトボックスを持って行ったことがあります」(30代ママ)
集まる人数が多いと手土産の予算が1000円代になるというママもいるようです。普段は食べないちょっと高級なお菓子を皆で食べたいと考え、手土産の予算が2000円くらいになったというママもいました。
ママ友への手土産で喜ばれるもの
ママ友宅へ喜ばれる手土産を持っていきたいと考えても、相手の好みがわからず、どのようなものがよいのか悩むママもいるかもしれません。喜んでもらえる手土産をママたちに聞いてみました。
旬の果物
「手土産として旬の果物を持って行くと、喜んで受け取ってくれます。果物はなるべく産直で鮮度のよさそうなものを選ぶようにしています」(30代ママ)
「夏は親戚の家で作っている果物のぶどうを持って行き、冬は地元のいちごを持って行っています」(30代ママ)
旬の果物を手土産に選ぶママもいるようです。果物によっては小さい子どもから大人まで、皆でおいしく食べられるかもしれません。旬の果物がいろいろ入っているカットフルーツの盛りあわせをよく持って行くというママの声もありました。
お菓子
「ママ友宅への手土産は、いつもケーキ屋のお菓子の詰めあわせを持って行きます。飽きないよう毎回違うお菓子を選ぶようにしています」(30代ママ)
「ママ友宅へお邪魔するときは、さまざまなスナック菓子とママ友用のお菓子を買って行きます。ママ友用のお菓子はいっしょに出してしまうと子どもが食べたがるので、後でこっそり渡しています」(30代ママ)
お菓子はさまざまな種類があるようなので、予算に応じて選ぶことができ、手軽に持って行きやすいようです。選ぶときは子どももいっしょに食べられるものや普段はあまり買わないようなお菓子を選ぶと喜ばれるかもれません。
飲み物
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「ママ友宅への手土産は子ども用の紙パックの飲み物を持って行くようにしています。飲み物は他の人の手土産と被ることが少なく感じます。大人向けのコーヒーやお茶も喜ばれそうです」(30代ママ)
「見た目がおしゃれなコーヒーや紅茶を人数分持って行ったら、『優雅な気分になれる』とママたちが喜んでくれました」(20代ママ)
他のママ友と手土産が被りにくいという理由で飲み物を持って行くママもいるようです。コーヒーや紅茶などの飲み物を手土産にする際、授乳中のママ友がいるときは、カフェインの入っていないものを選ぶようにしたというママの声もありました。また、赤ちゃんがいて買い物が大変なので、自宅にママ友を呼んだときに飲み物を持ってきてくれると助かるという意見も。
ママ友へのNG手土産
ママ友への手土産は、相手への心遣いが伝わる素敵なものを選びたいものですが、一方で相手を困らせてしまうNG手土産も存在します。よかれと思って選んだものが、かえって相手を困らせてしまわないよう、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
相手に手間をかけさせるもの
たとえばその場ですぐに食べられない大きなケーキや、切り分けが必要なもの、食器の準備がたくさんいるものなどは、ママ友に余計な手間をかけさせてしまう可能性があります。特に小さな子どもがいる家庭では、お皿を出すだけでも一苦労な場合も。
ママ友の負担にならないよう、個包装になっていてサッと出せるものや、フォークや取り皿が不要なものを選ぶと喜ばれるでしょう。
消費期限が短いものや保存に困るもの
手土産は、すぐに食べ切れるとは限りません。特に、生菓子など消費期限が短いものは、相手に「早く食べなければ」というプレッシャーを与えてしまうことがあります。また、冷蔵庫のスペースを取るような大きな箱のスイーツや、特殊な保存が必要なものも、相手を困らせる原因になるかもしれません。
日持ちがするものや常温保存が可能なもの、あるいは小分けになっていて冷凍保存しやすいものなどを選ぶと、相手も気兼ねなく受け取れるでしょう。
高価すぎるもの
ママ友への手土産は、ブランドものや高価すぎるものはかえって相手に気を遣わせてしまう可能性があります。特に、相手が次回の手土産選びに困ってしまうような価格帯のものや百貨店のブランドお菓子などは避けるのが無難でしょう。
お互いに気兼ねなくやり取りできるような無理のない価格帯で、かつ印象のよいものを選ぶことが大切です。相手との関係性や、普段の手土産の相場感を考慮して、適切な価格帯の品を選ぶように心がけましょう。
ママ友への手土産を選ぶときのポイント
ママ友へ手土産を選ぶときは、人数や食べるときの場面を想定して選ぶとよいようです。手土産を選ぶときのポイントを、ママたちに聞いてみました。
人数より少し多い量
「手土産を選ぶときは、急に増えたり、落として食べられなくなったときのことを考えて、人数より少し多い量を持って行くようにしています」(30代ママ)
手土産の量を少し余分に持って行くことで、急に人数が変更になった場合などにも対応できそうです。余っても、お邪魔した家の家族にあげられるので、いつも予定の人数より少し多い量の手土産を持って行くというママの声もありました。
分けやすいもの
「ママ友宅へ手土産を持って行くときは、日持ちのする個包装のものを選んでいます。余ったときにも分けやすいです」(20代ママ)
「夏の暑い時期だったので、手土産には箱に入った棒アイスを持って行くことを伝えて、皆で食べました」(30代ママ)
余った場合のことを考えて分けやすいものを選んだというママもいるようです。個包装のものだとお皿を出す必要がなく、ママ友宅の洗い物を増やさないことも、ポイントのようです。アイスを持って行くときは、溶けやすいことを考えて保冷剤を使ったり、事前に伝えておいたりするとよいかもしれません。
食べやすいもの
「手を汚さずに食べられる一口サイズのクッキーを持って行くようにしています」(30代ママ)
「子どもが大人の食べているものに手を出してくるので、手土産は子どもも食べられる食べやすい食べ物を選ぶようにしています」(30代ママ)
子どもが小さいうちはゆっくり食べることができないので、手軽に食べやすいものを選ぶようにしていたというママもいるようです。スプーンやフォークを使わず手で簡単に食べられるものを選んだというママの声もありました。
好き嫌いの少ないもの
「子どものいる家庭へ持っていく手土産は、みんなが食べられるように好き嫌いが少ないものを選ぶようにしています。フルーツやシンプルな焼き菓子は喜ばれることが多いですね」(40代ママ)
好き嫌いが少なく、万人受けする定番の品を選ぶのが賢明かもしれません。フレーバーが限定的すぎるものや、香りが強いものは避けて、幅広い年齢層に受け入れられやすいものを選ぶと、みんなで楽しんでもらえるでしょう。
写真映えするもの
「最近はSNSに投稿することも多いので、開けたときに『わー!かわいい!』と声が出るような写真映えするものを手土産に選んでいます。先日はきれいなフルーツゼリーのギフトボックスを持参しました」(20代ママ)
見た目の華やかさなどの印象も、手土産を選ぶ大切なポイントの一つです。個包装が可愛らしいお菓子や、彩りの良いフルーツ、おしゃれなパッケージの品などは、場が盛り上がるきっかけにもなります。思わず写真を撮りたくなるような話題性のあるスイーツや、期間限定品なども喜ばれるでしょう。
アレルギーを気にしなくてもいいもの
「ママ友の中にはアレルギーを持つお子さんもいるので、特定のアレルギーを気にしなくてもいいものを選ぶように心がけています。フルーツゼリーはよく持っていきます。」(30代ママ)
食物アレルギーを持つ子どもがいる家庭への手土産は、特に配慮が必要です。アレルゲン表示をしっかり確認し、卵、乳製品、小麦、ナッツ類など、主要なアレルゲンを含まない商品を選ぶと安心です。個包装で成分表示が確認できるものや、アレルギー対応を謳っている商品を選ぶと、相手に余計な心配をかけずに済むでしょう。
ママ友への手土産は状況に応じて選ぼう
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ママ友への手土産の予算相場は、集まる人数や考え方によって金額がさまざまなようです。旬の果物や手軽に持って行けるお菓子、コーヒーや紅茶などの飲み物は喜んでもらえる手土産かもしれません。手土産を選ぶときは、予定人数より少し多めの量にする、子どもにも食べやすいものにするなどさまざまな状況を想定して選ぶとよいようです。喜ばれるものやNG手土産を確認し、状況に応じて印象のよい手土産を選べるとよいですね。