【体験談】2人目の子どものタイミングを悩むとき。育児の工夫など

ママたちにきく、2人目を産んで感じること

【体験談】2人目の子どものタイミングを悩むとき。育児の工夫など

2人目の子どものタイミングを考えたとき、お金など経済的なことを考えて悩むママもいるかもしれません。今回の記事ではママたちが2人目のタイミングを悩む理由と、2人目を産んでよかったこと、2人の子育てをするときの工夫についてママたちの体験談を交えてご紹介します。

2人目のタイミングを悩む理由

1人目の子どもを出産し、子育てをしていると2人目のタイミングに悩むママやパパもいるかもしれません。どのような理由から2人目を妊娠することを悩むのか、ママたちに聞いてみました。


お金の問題

「2人の子どもを育てるのにお金がいつどのくらいかかるのかを考えると、そのタイミングでお金を用意できるのか不安があり、2人目の子どもを持つことを悩みます」(30代ママ)

「子どもにきちんと教育を受けさせたいと思うと、2人分の教育費を貯められるのか心配で、2人目を産むタイミングに悩んでいます」(30代ママ)

育児や教育など、子育てにかかるお金の問題も、ママたちが2人目の妊娠を悩む理由のひとつのようです。妊娠や出産をすることで仕事復帰が遅れ、お金が貯めにくくなるのではないかと思い、2人目を悩むというママの声もありました。


1人目の育児が大変

泣く女の子
iStock.com/maroke

「今は1人目を育てていますが、子ども1人でも体力面や精神面で大変に感じることがあります。子どもがもう1人いることをイメージすると、気持ちに余裕を持って子育てができるのかと考えてしまいます」(30代ママ)

「1人目の子育てをしていて自分の思うようにならないことも多く、悩むこともありました。2人目を産んでからもまた同じ経験をするかもしれないと思うと不安です」(20代ママ)

1人目の育児が大変と感じ、2人目の妊娠について不安を感じるママもいるようです。すでに子育てを経験しているからこそわかる、育児の大変さもあるのかもしれません。


年齢や体力的な問題

「1人目を38歳で出産しました。体力的に、上の子の育児をしながら2人目を育児をしていけるのか悩むことがあります」(30代ママ)

年齢や体力的な問題も、ママたちが2人目を妊娠することを悩む理由のようです。2人の子どもの体力にあわせて自分の体力がついていけるのか不安で、2人目を悩むことがあったというママの声もありました。

2人目の子どもを産んで感じること

2人目を持つママたちに、実際2人目を産んで感じたことを聞いてみました。


子ども同士で遊んでくれる

「兄弟がいっしょに遊んでいる光景を眺めていると、育児は大変だけど嬉しさを感じます」(30代ママ)

「ケンカをすることもありますが、お互いがお互いの遊び相手になってくれます。2人が遊んでいるあいだに私も家事ができるので、とても助かっています」(30代ママ)

兄弟ができると子ども同士で遊ぶ姿が見られるというママの声がありました。小さいうちはケンカばかりでも、兄弟がいると大きくなってから助けあえることもあるかもしれません。


お互いに成長しあう姿が見られる

子ども部屋
iStock.com/evgenyatamanenko

「上の子は、2人目が生まれるまで着替えや食事お世話など、『ママにやってほしい』と言うことがありました。2人目が生まれてからは、積極的に赤ちゃんのお世話を手伝ってくれるようになりました」(30代ママ)

「上の子は、下の子のお世話を通して優しい気持ちが持てるようになり、下の子は、上の子の様子を見てできることが増えるなど、兄弟同士でお互いを成長させているのかなと感じ、嬉しく思います」(40代ママ)

兄弟や姉妹が、お互いに成長しあう姿を見て、嬉しく感じているママもいました。2人目が生まれたら上の子がとてもしっかりして成長を感じたというママの声もありました。


嬉しいことが倍になる

「2人同時の育児は1人のときの倍以上に大変だと感じることもありますが、子どものできることが増えたり、お祝い事がたくさんあったりと嬉しいことも2倍3倍に増えたと思います」(30代ママ)

「2人が並んで寝ている寝顔をみると無邪気な寝顔に癒やされたり、日常の何気ないことがとても幸せなことだと感じるようになりました」(30代ママ)

家族が増えることで、嬉しいこともより多くなると感じているママもいるようです。生活のなかでいつも子どもの声がしたりと賑やかになったことで、毎日が楽しいと感じるようになったというママの声もありました。

こちらの記事も読まれています

2人の子どもを育てるための工夫

子どもが2人になると楽しさや喜びも大きいと感じる反面、毎日の生活も忙しいと感じることもあるかもしれません。2人の子どもを育てるために、ママたちはどのような工夫をしたのでしょうか。


家事を時短する

「ロボット掃除機や、食洗機など設定しておくだけで家事を助けてくれる家電を使って
います。家事を時短することで、子どもとすごす時間が多くなりました」(30代ママ)

「食事は、週末など夫が家にいるときに作り置きして冷凍しています。平日は主菜と汁物だけ作り、副菜は作り置きをアレンジして時短しています」(40代ママ)

便利な家電を活用したり、おかずの作り置きをしたりして、毎日の家事にかかる時間をなるべく減らせるように工夫しているママがいました。家事の負担が減ることで、ママも気持ちにゆとりを持って子育てをすることができそうですね。


家計を見直す

「2人目の妊娠前に、子どもが2人いる場合のライフプランを作りました。いつどのくらいのお金が必要か具体的な予測ができたことで、お金を貯めることを意識できるようになりました」(30代ママ)

ライフプランを作って、家計を見直したというママもいました。2人の育児をしていてお金などに不安があるときは、月々の家計を見直すと育児の資金として貯蓄ができたというママの声もありました。


がんばりすぎない

「1人で何でもやろうとせずにパパと2人で家事を分担しています。子どもとの時間も作りやすく気持ちにも余裕がもてました」(30代ママ)

できないことはパパにも協力してもらうようにしたママもいるようです。2人目が生まれてから、家事など以前と同じことが思うようにできなくなったので、できることだけと考えるようにしたというママの声もありました。

2人目が生まれてからの生活をイメージしてみよう

子どもを抱っこするママ
iStock.com/Satoshi-K

お金の問題や上の子の育児が大変など、さまざまな理由から2人目の妊娠を悩むママもいるのではないでしょうか。2人目の子どもが生まれると、楽しいことや嬉しいことも倍になると感じるママもいるようです。

2人目の妊娠を考えるときは、普段の家計を見直ししたり、パパと協力したりして、2人目の子どもが生まれたときのイメージができるとよいですね。

2人目の妊娠はいつから考えた?安静にすごす工夫や上の子の育児

2人目の妊娠はいつから考えた?安静にすごす工夫や上の子の育児

2018.12.04

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【KIDSNA STYLE】一緒に盛り上げてくれるアンバサダーを大募集

KIDSNA STYLEと一緒に、全てのママへ素敵な子育て情報を届けよう!KIDSNAアンバサダーに登録された方には限定プレゼント、記事出演やイベントを通じたアンバサダー同士の交流会をご用意しております。限られた子育て期間を、素敵にアップデートしてみませんか。