教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
できるだけ心に余裕を持って育児に臨みたいとは思っていても、タイムリミットが絡んできたりするとどうしても気が急いてしまいます。
出発前にどうしてもおやつが食べたいだなんてぐずられることなどしょっちゅうで
まめのいうことをいちいち真に受けて対応していたら、毎日保育園大遅刻。
なので、どうしても「あとでね」とか「帰ってきたら食べていいから」なんて言ってバタバタとお出かけすることになるのですが
その口約束、ちゃんと果たしてますか?
実はこれ、以前お世話になっていた助産師さんから聞かれてドキッとした質問。
子育てをしているとどうしても使いがちになってしまう言葉「あとでね」
使うこと自体は仕方がないのです。私たちにだって都合ってものがありますし、なんでも子供に合わせて動いていたら生活がたちゆきません。
大切なのは、子供に対して発した「あとでね」をちゃんと果たしてあげているのか、なのだそう。
こういう口約束をきちんと守る。子供自身が忘れている場合は「朝、約束したおやつだよ。我慢できてえらかったね」などと、わざわざ思い出させてでも果たす。
そうすると、子供が親の言うことを信じてくれるようになって「あとでね」でちゃんとスムーズに行動できるようになるから楽よ!とのこと。おやつなんかは無駄に食べさせたくないので、子供が忘れていたらこれ幸いとそのままスルーしたくなってしまいますけどね……
要は、言ったことは守りなさいよと言う至極当たり前のことなのですが
慌ただしい生活の中では強く意識していないとそんなことも忘れがち。
なんとか根気強く実践した結果、我が家では押し問答にグズグズと時間を取られてしまうことが減ってとても助かっています。
どうしても今じゃないとダメな気分の時ももちろんありますが……
やっぱり、こんなに小さくても十分に言葉が通じなくても
人対人ってことを忘れちゃいけないなと
目からウロコがボロボロ出る思いでした。
Profile
イラストレーター。2015年に生まれた2歳の息子まめくん(愛称)とのほっこりかわいらしいエピソードを連載。2017年8月に第二子ゆめこさん(愛称)を出産し、連載にも登場し横峰家の子育てや家族のエピソードを執筆。Instagramでは30万人以上のフォロワーで人気沸騰中。
2018.01.17
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