子どもがまだ幼く目が離せない時期でもママの体調が悪くなることがあります。休みたいと思っていても、状況把握がむずしい子どもはお構いなく求めてきますよね。体調不良で、精神的、体力的にも不安定なとき、ママたちはどのようにして乗り切っているのか体験談を通しての紹介や預け先までをご提案します。
ママだって体調が悪くなるときもありますよね。しかし、子どもの世話や家事は、毎日休みなくあるものです。自分が体調不良のとき、休みたいけれど子どもはそんなこと関係なく甘えてきます。
なかなかゆっくり休めない、体調不良が長引くと不安になり、ほかのママたちはこんなときどうしているのだろうと考えたことありませんか。
ママの体調が悪いときの育児や家事の乗り切り方法を考えてみました。
パパがお休みだったら、パパに面倒を見てもらえるでしょう。
両親や友だちのママなどに預けられるのであればお願いするなど、早めに頼ると良いでしょう。
少し費用はかかりますが、ファミリーサポートやベビーシッターにお願いするのも手です。
早朝や夜間、緊急時に対応してくれるところもあるので急な体調不良のときでも助かります。
■ファミリーサポート
1時間700円~1000円くらいが相場。会員登録が必要で、登録後すぐにサービスがうけられるわけではないので、システムを確認しておくことが必要です。
■ベビーシッター
会員の登録がなくても利用が可能なところも多くあります。
1時間1000円~が相場のようですが、会社によって幅があり、早朝や深夜、そのほかのオプション(二人目の保育料、教育的支援、家事など)で別途料金がかかってくるシステムを設けているところが多いようです。
■そのほか
「ショートスティ」「お迎えシスター」「ベビーホテル」など一時保育施設も利用してみてはいかがでしょうか。2時間という短時間でも利用できるなどの特徴があるので、状況に応じて選択肢を広げておくのも良いと思います。
体調が悪くなる前に、サービスの内容をリサーチしておくこととおすすめします。いざというときに安心して利用できるように、試しても良いかもしれませんね。
周りに頼る人がいない場合、どうにかして自分で世話をして乗り切ったというママも多くいるようです。
ブロックやパズル、粘土など子どもが一人でも集中して遊べるおもちゃを用意しておき、一人遊びをしてもらったり、家事は手抜きをしても仕方ないと気持ちを切り替えたり、こんなときはテレビやDVDをたくさん見せても良いと割り切ることも大切かもしれません
〇ケガの手術や体調を崩して入院することがあり、そのたびに義父母が預かってくれました。仕事のときも頻繁に預けていたので、安心してお願いできました。3人の世話は大変だったと思いますが、感謝しています。(40代 20・16・14歳男児のママ)
〇子どもが2歳のころ、休日に高熱で寝込んだときがありました。パパも仕事で、病院へも行けず熱冷ましシートを貼っていっしょに遊んでいました。まだママと遊びたい時期だったのでテレビは見なかったです。結局寝るまで自分が遊び相手をしていました。(40代 6歳のママ)
〇旦那に早めに帰ってきてもらったり、協力してもらいました。忙しいなか、頑張ってくれていたと思います。
子どもが2~3歳のころは、少し横になればなんとかなるときには昼寝気分で休んだり、お気に入りのDVDを見せていました。(40代 20・16・14歳のママ)
〇パズルやDVDなどで一人遊びをしてもらい、その間は横になってそばで休むようにしていました。(30代 9歳のママ)
〇同じマンションに妊婦のころからのママ友がいたので、体調が悪いと預かってもらったり、習い事がいっしょのママ友が送迎してくれたりしていました。ほかのママが同じ境遇になったときは、こちらも協力し「お互い様」の体制が自然とできていたので、助け合うことができました。(40代 20・16・14歳のママ)
〇子どもがすぐ食べられるレトルトや冷凍ストックなどがあると便利だなと感じました。(40代 6歳のママ)
〇区でサポートしてくれるようなサービスがあるようなので、調べておけば良かったと思いました。(30代 9歳のママ)
〇なるべく周りの人に迷惑をかけないようにしなきゃと、少し具合が悪くても我慢して、症状が悪化し長時間の通院や入院になってしまったので、症状が軽いうちに身体を休める、薬を飲む、病院に行くなど早めに手を打つことが大切だと反省しています。(40代 20・16・14歳のママ)
体験談を見てみると、自分でなんとか乗り切ったママもいますが、両親やママ友、パパなど身近に頼れる人がいたらお願いすることも大切だと感じました。
育児や家事を毎日頑張っているママだからこそ、体調の悪いときにまで独りで無理せず、周囲と協力し合う、助け合うという環境をつくっていけると良いですね。
ママ自身も少しくらい手を抜いて肩の力を抜くことも必要かもしれません。ママの身体も大事に、子育てしていきましょう。
2017年07月06日
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