年長の女の子の子育て。友達関係での困りごとや叱るときの接し方

年長の女の子の子育て。友達関係での困りごとや叱るときの接し方

年長の女の子の子育てについて悩んでいるママパパもいるかもしれません。今回の記事では、年長の女の子の子育てについて、友達関係での困りごとや言うことを聞かないときの接し方、子育てで意識することなどを、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

年長の女の子の子育ての悩み

年長の女の子がいるママの中には、子どもとどう向きあえばよいのか悩んでいるという方もいるかもしれません。年長の女の子がいるママに、子育ての悩みについて聞いてみました。

「散らかした本やおもちゃを片づけるように注意しても、言うことを聞かないです。忙しいときだと余裕がなく、つい感情的に怒ってしまいます」(20代ママ)

「年長になり、友達との関係で困ることがあるようです。困っている子どもを見てどのように対処すればよいのか私も悩みます」(30代ママ)

子どもが言うことを聞かないことで感情的に怒ってしまうというママの声がありました。一方で、子ども自身も友達関係などで困っていることがあり、どうサポートをしてあげればよいのか迷うということもあるようです。

年長の女の子の友達関係での困りごと

年長の女の子の中には保育園や幼稚園での友達関係で困っているという子もいるようです。子どもが困っているとママとパパも心配ですよね。どのようなことで困っているのか、ママたちに話を聞いてみました。


好きな友達と遊べない

積み木で遊ぶ子どもたちと先生 保育園 幼稚園
© maroke - Fotolia


「娘が保育園から帰ると元気がありませんでした。自分が大好きな子と遊びたかったけれど、他の友達から誘われてその子と遊べなかったようです」(30代ママ)

好きな友達と遊べなくて悲しかったと子どもが訴えてきたというママの声がありました。子どもが悲しそうにしているときは、「また今度遊べるよ」とポジティブに声かけをしてみるのもよいかもしれません。


やりたい遊びができなかった

「娘は1人でお花摘みをしたかったようですが、友達にあわせて、好きな遊びができなかったようです。その日は1日機嫌が悪そうでした」(20代ママ)

「娘は男の子とかけっこをしたかったのに、女の子からおままごと遊びに誘われてかけっこができなかったと言っていました」(30代ママ)

友達に誘われたり、遊具が使えなかったりで、自分の好きな遊びができず困ったということもあるようです。自分のやりたいこともあるけれど友達からの誘いを断れないということで葛藤しているようだったというママの声もありました。


一人で遊ぶことが好き

「うちの娘は絵本を読むことが好きな子で、一人でいる時間が長いので親としては心配になることがあります」(20代ママ)

「折り紙やお絵描きなど一人で夢中になって遊ぶことが多く、園の先生からも一人遊びが好きなようだと聞き、友達と仲良く遊べているかが心配です」(30代ママ)

一人で遊ぶことが好きで、友達と仲良く遊べているのか心配になるママもいるようです。一人で遊んでいる時間が長いと親としては心配になるけれど、子どもの気持ちを尊重したいので、なるべく見守るようにしているというママの声もありました。

こちらの記事も読まれています

【体験談】子どもを叱るときの接し方

年長になると自分の主張などもでてきて、ママやパパの言うことを聞かないということもあるかもしれません。子どもが言うことを聞かないときや叱るときは、どのように接しているのかママたちに聞いてみました。


一旦落ち着かせる

泣きべそで仰向けにに転がる女の子 
iStock.com/maroke

「子どもが言うことを聞かないときは、感情が高ぶっていて何を言っても聞いてくれません。なので一旦落ち着かせてから、冷静に話すようにしています」(30代ママ)

子どもが一旦落ち着いて冷静になってから、伝えたいことを言うようにしたというママの声がありました。子どもを落ち着かせている間に、ママ自身も高ぶった感情を落ち着かせることができるかもしれませんね。


目線をあわせて話す

「伝えたいことがあるときは目線をあわせて話すようにしています。目線を通わせながら落ち着いた口調で話すと、子どもも聞く姿勢をもとうとしてくれます」(20代ママ)

目線をあわせて話すことで、コミュニケーションを取りやすい状況を作るようにしているというママの声がありました。大事な話をするときは腰をかがめて、子どもと同じ高さで話をするとよいかもしれません。


納得できているか確認する

「私が一方的に伝えてしまっていることもあるかもしれないので、話が終わる頃に娘に対して理解をしてもらえたかどうか確認するようにしています」(30代ママ)

ママが伝えたいことがしっかり伝わっているかどうかを知るために、話の最後に確認するようにしたというママの声がありました。子どもの様子や返事などを見ながら、子どもが納得するまで寄り添い続けるというのも大切かもしれません。

年長の女の子の子育てで意識すること

年長の女の子を子育てをしているママたちに子育てをする上で意識していることについて聞いてみました。


子どもの話をしっかり聞く

「子どもがどんな気持ちで、どのように考えているのかを知りたいので、子どもの話をしっかり聞くように意識しています」(30代ママ)

子どもの気持ちを知るために、話をしっかり聞くようにしたというママもいるようです。子どもによっては自分の感情を上手に伝えられないこともあるかもしれないので、言葉だけでなく様子や表情などを観察するのもよいかもしれません。


メリハリをつける

「娘に対してはいつも私が小言をいう役になってしまっているので、パパには常に優しくフォローしてくれるようにお願いしています」(20代ママ)

家庭のなかでの接し方にメリハリをつけるように、子育てでは意識しているというママがいました。パパとママ以外にも、祖父母や叔父、叔母など、子どもが甘えられる存在の人が近くにいるようにするというのもよいかもしれません。


一歩離れて見守る

「年長になり、細かいことまでやってあげたり口を出していたら、反発されることがありました。今は、なるべく一歩離れて見守るようにしようと心がけています」(30代ママ)

子どもの意思を尊重して、あまり口や手を出しすぎないようにするのも大切かもしれません。年長の女の子になると、自分でやりたい、したいという意思が出てこともあるようです。子どもが一人でできるようになるべく見守るようにし、必要なときだけ助けるようにしたというママの声もありました。

年長の女の子の子育ての悩みはさまざま

子どもとブランコに乗るママ
iStock.com/GOLFX

年長の女の子を育てていると、言うことを聞かない、小言が多くなってしまうなど、子育ての悩みを抱えることもあるようです。また、子ども自身も幼稚園や保育園などでの友達関係でさまざまな困りごとを感じることもあるようです。

言うことを聞かないときは、一旦落ち着かせて目線をあわせながら話すとよいのかもしれません。子どもとしっかり向き合い、気持ちを受け止めてあげながら、必要なところでサポートしてあげられるとよいですね。

2018.10.02

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。