離乳食に鶏肉と大根の煮物を作るとき、いつから食べられるのか、時期別にどのような作り方をすればよいのかと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。離乳食の時期別に作る鶏肉と大根の煮物の作り方、電子レンジや圧力鍋を使った時短レシピをご紹介します。
赤ちゃんが初めて食べるお肉として離乳食に取り入れられることの多い鶏肉に、野菜の中でも茹でると甘みのある大根をあわせて離乳食を作りたいと考えるママもいるでしょう。
鶏肉はさまざまな部位があり、その部位によって離乳食で食べられる時期が変わってくるようです。離乳食中期から徐々に食べられる部位が増えていくでしょう。
まずは離乳食中期から、ささみや鶏ひき肉を下ごしらえして食べさせることができるようです。赤ちゃんが食べやすいように、ささみは下茹でするとよいでしょう。鶏ひき肉は湯通しをして油を抜いてから調理するとよいようです。
後期以降になると鶏もも肉、鶏むね肉など食べられる部位が増えます。肉の脂肪分は消化しにくい場合があるため、様子を見てゆっくりと進めていきましょう。
大根は離乳食初期から食べられるようです。大根は皮がかたいため、下ごしらえの際は厚めに皮をむくとよいでしょう。大根を煮物に使うときは、大根の切り口を包丁で削るように面取りすると、煮くずれしにくくなるようです。
鶏肉の大根の煮物に鶏ひき肉やささみを使う場合は、下ごしらえすると中期から食べられるようです。中期の食材の形状については、赤ちゃんが舌でつぶせる絹ごし豆腐くらいの固さを目安に調理するとよいでしょう。
鶏肉と大根の煮物のレシピを離乳食の時期別にご紹介します。
材料:
鶏ささみ1/2本、厚さ3cmの輪切りの大根1枚
作り方:
大根から出るだしのスープを活用した簡単煮物レシピです。電子レンジを使って調理する方法は火加減の調整をする心配がなく、少量の離乳食を作る場合などに活用できそうですね。
材料:
鶏ひき肉大さじ2、厚さ3cmの輪切りの大根1枚、にんじん1/4本、玉ねぎ1/4玉、鰹だし適量、水溶き片栗粉適量
作り方:
鶏肉と野菜を使ったそぼろ餡かけのレシピです。煮込むときにかぼちゃやさつまいもなどの甘みのあるものを加えると違った味を楽しめそうですね。
材料:
鶏もも肉50g、厚さ3cmの輪切りの大根1枚、鰹だし適量、醤油少量
作り方:
鶏もも肉と大根を炒めてから煮るレシピです。炒めることで鶏もも肉と大根のうま味をとじこめることができます。塩分が強くならないように醤油の量に気をつけましょう。
離乳食で煮物を作るときに電子レンジや圧力鍋を使って簡単に作れるレシピをご紹介します。
材料:
鶏ささみ1/2本、厚さ3cmの輪切りの大根1枚
作り方:
大根から出るだしのスープを活用した簡単煮物レシピです。離乳食に少量の食材を調理するときは、電子レンジを活用すると便利でしょう。赤ちゃんの月齢にあわせて、食材の形状は変えていきましょう。
大根10cm、鶏ささみ1本 、厚さ3cmの輪切りの大根1枚、にんじん1/4本、玉ねぎ1/4玉
作り方:
野菜を圧力鍋で加圧すると、旨みがよく出ておいしい野菜だしが作れます。野菜だしのみを冷凍してストックしておくと、調理するときにすぐに使えそうですね。圧力鍋を使うことで食材の加熱時間が短くなり、調理時間の短縮につながるでしょう。
今回は離乳食に作る鶏肉と大根の煮物について、食べられる時期の目安や簡単なレシピをご紹介しました。煮物を作る際に電子レンジや圧力鍋を使うと調理短縮につながるため、さまざまなメニューに活用するとよいでしょう。
鶏肉と大根の煮物はひとつひとつの食材から出る自然のうま味が楽しめるおかずなので、離乳食のメニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。
バランスのよい献立を意識しながらいろいろな煮物を作ってみましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2019年10月21日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年10月22日
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