離乳食後期にふりかけを手作りしたいと考えているパパやママがいるかもしれません。ひじきやしらすなどさまざまな食材を使って無添加のふりかけを手作りすることで、離乳食のメニューの幅も広がりそうですね。今回は、離乳食後期はいつからか、食事量の目安などとあわせて、手作りふりかけのレシピをご紹介します。
離乳食後期になると赤ちゃんが食べられる食材が増え、手づかみ食べが始まる場合もあるでしょう。赤ちゃんの食べ物の好き嫌いが出てきたり食べる量が少なくなるなど、ママにはさまざまな悩みが出てくることもあるようです。
基本的な離乳食後期の進め方について、厚生労働省の資料を参考にご紹介します。
厚生労働省の資料によると、生後9カ月から11カ月頃が離乳食後期にあたります。1日3回食に進められるように食事のリズムを意識するとよいでしょう。
固さの目安は、歯ぐきやスプーンでつぶせるバナナくらいがよいようです。食べる意欲を育てるために手づかみ食べしやすいメニューを考えるとよいでしょう。
離乳食後期の1回あたりの食事量の目安は以下の量とされています。
献立を考えるときは、主食となる炭水化物、ビタミン・ミネラルを含む野菜や果物類、魚や肉などのタンパク質源食品、3種類の栄養素を組み合わせるようにしましょう。
厚生労働省が出している資料の中で離乳食で困ったこととして、このような内容が挙げられています。
作るのが負担・大変/33.5%
もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)/28.9%
食べものの種類が偏っている/21.2%
乳汁(母乳や人工乳)と離乳食のバランスがわからない/17.1%
食べるのをいやがる/15.9%
離乳食がなかなか進まない/12.6%
作り方がわからない/5.3%
開始の時期がわからない/3.5%
(回答数:1240)
離乳食についてさまざまな悩みを抱えているママが多いようです。離乳食後期は食べられる食材が増えるため、作り方を迷うこともあるかもしれません。
市販のふりかけは化学調味料や着色料などの添加物が気になるというママがいるかもしれません。手作りすれば無添加で赤ちゃんが好む味のふりかけを手軽に取り入れられるでしょう。
離乳食後期に与えられる無添加のふりかけレシピをご紹介します。
鰹節でとっただしと、だしがらを使って作るふりかけです。だしの風味でご飯も進みやすいでしょう。ひじきは消化をよくするために細かく刻むようにしましょう。
しらすはそのままだと塩分が強いので、しっかり塩抜きするようにしましょう。子どもの様子を見てしらすが噛みにくそうな場合は、細かく刻むとよいかもしれません。
調理の際にゴマを混ぜたり、調味料をめんつゆに変えるなど赤ちゃんの好みの味にアレンジすることができそうですね。
ピーマンが苦手な子どもは、ふりかけにすることで食べやすくなるかもしれません。鮭の他に、ささみやひき肉などを使うのもよさそうですね
手作りふりかけを冷凍保存する場合は、調理の際にしっかりと水分を飛ばすように気をつけましょう。ふりかけは粗熱をとってからフリーザーパックに入れて、冷凍庫に入れます。フリーザーパックに日付を記入し、作ってから1週間を目安に使い切るとよいでしょう。
ふりかけを食べるときは使う分だけ取り出して電子レンジで加熱しましょう。
離乳食後期になると食べられる食材が増えるため、ひじきやしらすなどを使い、栄養バランスを考えてふりかけを手作りするとよいでしょう。作ったものを冷凍保存して、食べるときにすぐ取り出せるようにしておくと便利ですね。
さまざまな食材を組み合わせてふりかけを作ることで、メニューの幅が広がりそうですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年9月17日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年08月06日
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