離乳食中期のつるむらさきを使ったレシピや、下ごしらえの方法について気になるママもいるかもしれません。今回は、離乳食中期の食べ進め方や離乳食で困っていること、つるむらさきを使ったレシピや下ごしらえ方法、保存方法についてご紹介します。
つるむらさきは、6~8月の夏が旬の緑黄色野菜です。味はほうれん草に似ていますが、モロヘイヤのような粘りがあるのが特徴と言われています。深い緑色をしていて、葉が分厚いものがおいしいようです。
離乳食中期の食べ進め方やつるむらさきのレシピについてご紹介します。
生後何カ月からを離乳食中期というのでしょうか。離乳食の量についてもまとめました。
厚生労働省の資料によると、生後7カ月~8カ月頃が離乳食中期とされています。離乳食は1日2回、舌でつぶせる固さのものを与え、食事のリズムをつけるとよいですね。
さまざまな味や舌ざわりを楽しめるように、食品の種類を増やしていきましょう。
離乳食中期の1回当たり量の目安は、厚生労働省の資料に下記のように記載されています。
全がゆ:50~80g
野菜・果物:20~30g
魚:10~15g
肉:10~15g
豆腐:30~40g
卵:卵黄1~全卵1/3個
乳製品:50~70g
献立を考えるときは、主食となる炭水化物、ビタミンやミネラルを含む野菜や果物類、魚や肉などのタンパク質源食品の3種類の栄養素を組み合わせるようにしましょう。
厚生労働省が出している資料の中で離乳食で困ったこととして、このような内容が挙げられています。
作るのが負担・大変/33.5%
もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)/28.9%
食べる量が少ない/21.8%
食べものの種類が偏っている/21.2%
乳汁(母乳や人工乳)と離乳食のバランスがわからない/17.1%
食べるのをいやがる/15.9%
乳汁(母乳や人工乳)をよく飲み、離乳食がなかなか進まない/12.6%
作り方がわからない/5.3%
(回答数:1240)
食べる量や、食材の種類の偏りについて困っているママが多いようですね。食品の種類を増やしていく離乳食中期は、新しい食材を使った離乳食の作り方に悩むこともあるでしょう。
つるむらさきの下ごしらえと、保存方法についてまとめました。
つるむらさきを下茹でするときは、茎と葉を別々にして茹でましょう。
熱湯に茎を入れてから、茎が茹で終わる前に葉を入れます。さっと茹でたら冷水にさらしましょう。
つるむらさきを生のまま保存するときは、湿らせた新聞紙を巻き、根を下にして立てて野菜室に入れましょう。
下茹でしたり、調理してペースト状にしたつるむらさきは、保存用密封袋に入れたり、ラップに包んで小分けにして冷凍保存することもできます。
離乳食中期のつるむらさきを使ったレシピには、どのようなものがあるのでしょうか。
つるむらさきの粘りでのどごしがよくなり、赤ちゃんが食べやすいかもしれません。
うどんには、玉ねぎやさつまいも、筋を取ってすりつぶした鶏のささみなど、さまざまな食材を入れられるので、栄養バランスが気になるママにはうれしいメニューですね。
茹でた豆腐は、すり鉢ですりつぶしてもよいでしょう。細かくした鰹節や塩抜きしたシラスを入れて、調味料を使わない工夫をしているママもいました。
つるむらさきとオクラを使った、夏にぴったりのリゾットのレシピです。牛乳の代わりに、豆乳や粉ミルクを使ってもよいでしょう。
離乳食中期は、下ごしらえを済ませてみじん切りにしたつるむらさきを、うどんや白和え、リゾットに取り入れるママがいるようです。
下ごしらえを済ませたつるむらさきや、うどんやリゾットは、小分けにして冷凍保存したものをストックすると便利でしょう。
さまざまな味や舌ざわりを楽しむ離乳食中期に、つるむらさきをおいしく食べられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年7月19日時点で作成した記事です。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年07月15日
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