かつおだしを使った離乳食のバリエーションを増やしたいと思っているママもいるのではないでしょうか。かつおだしの基本の取り方やママたちから教えてもらった離乳食完了期の和食レシピをご紹介します。またかつおだしを少量作る方法や時短方法、冷凍保存の仕方も併せてお伝えします。
離乳食完了期は、手づかみ食べが上手になり、小さなものをつまんだり、スプーンなどの道具を使える赤ちゃんが多くなります。
なんでも積極的にやらせてあげると、赤ちゃんの食べる意欲がどんどん育っていくようです。卒乳へ向け栄養バランスがよく、しっかり食べてくれる離乳食を作れるとよいですね。
離乳食完了期に入ると、大人とほとんど同じ食材を食べられるようになりますが、食材の大きさや柔らかさは、赤ちゃんの成長に合わせてあげましょう。硬さの目安は、肉団子くらい、少し力を入れればスプーンの縁で切れる程度が理想的なようです。
塩分量が多い食事は、赤ちゃんの体に負担をかけてしまうこともあり、離乳食期に濃い味付けに慣れてしまうのは、あまりよくないようです。
離乳食用のかつおだしを作るときは、塩分が多くなりすぎないように薄めてあげましょう。味つけは大人の1/3から1/2くらい、ママが味見してみてほんのり風味を感じる程度を目安にしてみてください。
かつおだしの取り方を改めて知りたいママもいるのではないしょうか?かつおだしの基本の取り方やママたちから聞いたおいしいだしを取るためのポイント、時短テクニックをご紹介します。
その他にも、炊飯器の保温機能を使いかつおだしを取っているママやお茶パックにかつおぶしを入れてだしを取るとこす手間が省けるとのママの声もありました。
手作りのかつおだしは、容器に入れ冷蔵保存や冷凍保存ができますが、早めに使いきる方がよいようです。
大人のごはんといっしょに調理できる、離乳食完了期のかつおだしを使ったおかずレシピをご紹介します 。和食の定番メニューを子ども向けにアレンジしてみました。
野菜をいれた卵とじは、冷蔵庫のあまり野菜を使って手軽 作れるメニューです。大人のごはんといっしょに調理するときは、材料を切り分けたあとに別の鍋で調理し、味付けや食感を調節しましょう。お肉や野菜の種類を替え、献立のバリエーションを増やしてみてはいかがでしょうか。
かつおだしに含まれているうまみ成分によって、素材の味が引き立ちしっかりとした味になります。離乳食期は、お浸しよりも具材と調味料を和えてあげる方がたくさん食べてくれるかもしれません。お好みによりゴマを加えてもよいでしょう。
だし汁で煮込まずにフライパンで焼く場合は、タネを作るときにだし汁で少し柔らかくしたり、だし汁に醤油や砂糖を加えタレを作るとよいかもしれません。大人のごはんは味を濃いめにしたり、焼きつくねに大葉や卵の黄身を添え月見風にするのもよさそうです。
離乳食に豚汁や味噌汁を作るときは、味つけ前の段階で食材を取り分け、赤ちゃんが食べやすいサイズにしてから、薄味に味を整えてあげましょう。味付けした後に取り分ける場合は、湯を足したり、一度具材を洗うなどして塩分が高くなりすぎないように調節しましょう。大人の2~3倍くらいに薄めるのが目安です。
手軽で使いやすい粉末だしは離乳食にいつから使ってよいのか、知りたいママもいるかもしれません。市販の粉末のかつおだしは、かつお節やその他の天然だしを濃縮したものに塩、砂糖、保存料などを加えて作られた風味調味料です。離乳食完了期の赤ちゃんが使用する際は、赤ちゃん用のだし粉末や塩分と調味料が添加されていない天然だしパックを選んであげましょう。
離乳食完了期は卒乳、幼児食に向けてのステップアップの時期です。アレルギーに気をつけながらさまざまな食材を一通りチャレンジできるとよいでしょう。1日3回の離乳食に慣れ、そろそろ食べ飽きしたり、好き嫌いがでてくる頃かもしれません。
離乳食をだし汁から手作りするのは、めんどうに思いがちですが、やってみたら案外簡単だったというママの声もありました。冷凍保存もでき、作り置きしておくと献立のバリエーションがいろいろ増えるかもしれません。
粉末出だしをいつから使ってよいか、時短を考えるときや大人の料理の取り分けなどで迷う場合は、赤ちゃん用や化学調味料無添加のものを選んで使うとよいでしょう。
かつおだしを使った和食レシピを取り入れて、家族で食卓を囲む楽しさを知り、食べることを好きになってもらえるとよいですね。
2019年06月25日
お菓子づくりは、子どもたちに「できた!」を実感させることができる楽しい作業であり、親子のコミュニケーションづくりにもピッタリ。今回は、小さな子どももチャレンジできる冬のおうち時間を楽しくするスイーツ動画をご紹介します。