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2018年02月17日

離乳食後期のオクラの手づかみレシピや食べやすいアレンジ方法

離乳食後期のオクラの手づかみレシピや食べやすいアレンジ方法

離乳食後期にオクラを調理してあげようと考えたとき、形状や進め方の目安、子どもが食べやすい工夫などに悩むママもいるのではないでしょうか。厚生労働省の資料を参考にしながら、離乳食レシピや手づかみ食べできるレシピなどママたちの体験談を紹介します。

離乳食後期の進め方

離乳食後期になると多くのママは初期、中期の経験から離乳食を作ることも食べさせることにも慣れてきた頃でしょう。しかし、この時期になると子どもの方も食べ物の好き嫌いが出てきたり、手づかみ食べをしないなど新しい悩みが出てくることもあるようです。

基本的な離乳食後期の進め方について、厚生労働省の資料を参考に紹介していきます。

離乳食後期はいつから?

iStock.com/imacoconut

厚生労働省の資料によると、生後9カ月から11カ月頃が離乳食後期とされています。授乳やミルクがメインではなくなる子が増え、1日3回食に進めていくなど、大人に近い食生活が始まる時期といえるでしょう。

調理形態は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)がよいようです。

離乳食の量の目安

離乳食後期の1回あたりの食事量の目安は以下の量と言われています。

穀類:全がゆ90g~、軟飯80g
野菜・果物:30g~40g
魚:15g
肉:15g
豆腐:45g
卵:全卵1/2個
乳製品:80g

子どもの離乳食で困ったこと、わからないこと

離乳食で困ったこと

ucchie79/Shutterstock.com

厚生労働省が出している資料の中には離乳食で困ったこととして、次のような内容が挙げられています。

食べるものの種類が偏っている / 28.5%

食べる量が少ない / 20.6%

食べるのをいやがる / 13.1%

作り方がわからない / 6.6%

(回答数:2722)


食べるものの種類が偏っていることや、食べる量が少ないことで困っている方が多いと出ています。他にも噛まずに丸呑みしてしまったり、食べるものに興味がなく、食べさせてもらうのを待っていて自分から手づかみ食べしてくれないという意見もありました。

離乳食でわからないこと

困ったことの次に、離乳食のことでわからないことについても厚生労働省が出している資料より紹介します。

食べる適量がわからない / 46.4%

食べさせてよいものがわからない / 15.6%

離乳の進め方がわからない / 14.9%

離乳食の作り方がわからない / 9.0%

(回答数:5223)

食べる適量がわからないと困っている方が一番多く、次に食べさせてよいものがわからないと悩んでいる方が多いようです。離乳食後期は、レシピの他に手づかみ食べや、噛む練習など、時期に応じた食べさせ方を意識し始めたママの悩みが増えるのかもしれません。

ネバネバ食材のオクラは、春から夏が旬の夏野菜のようです。選ぶときは、緑が濃く筋張っていない小ぶりの若いオクラがやわらかく子どもが食べやすいかもしれません。ママたちはオクラを使って、どんなアレンジレシピを離乳食に取り入れているのでしょう。

離乳食の後期のオクラのアレンジレシピ

オクラ
© toshi56 - Fotolia

離乳食後期はどのようにしてオクラを取り入れていたのでしょうか。ママたちに聞いた子どもが離乳食を食べやすくなるようなレシピの工夫やアレンジ方法の体験談を3つご紹介します。

オクラとナスの和え物

「離乳食後期になり好き嫌いが出始めたのか、好きな物にしか口を開かないので、どんなレシピにしたら苦手な食材を食べてくれるのか悩んでいました。そこで好きな食材に苦手な食材を合わせてみようと考え、お気に入りのオクラに苦手なナスを加えて和え物にしてみました。

オクラは産毛を板擦りしたり、オクラ同士を擦り合わせたりしてしっかりと取り、やわらかく茹でて種を取り除いておき、ナスは水に浸しアク抜きをしてからやわらかく茹でます。茹でたオクラとナスを小さく切り、湯通しした絹豆腐、かつお節といっしょに合え、少量のしょうゆで味をつけあげてみました。

お気に入りのオクラと混ぜてあったので、苦手なナスもいやがることなく食べてくれました。他の苦手な野菜もオクラと合えることでいやがることなく食べてくれるようになりました」(30代ママ)

オクラ入りミートローフ

「食べることに興味がないようで、なかなか自分から手づかみ食べしてくれず、どんなレシピで作ったらよいのか悩んでいました。そこで、自分から興味をもって手をのばしてくれるように、オクラを入れて鶏ひき肉のミートローフを作ってみました。下ごしらえしたオクラを茹でてヘタを取っておきます。鶏ひき肉と絹豆腐、片栗粉、茹でて小さく切ったにんじんに少量の塩をよく混ぜ合わせて、クッキングシートに薄くのばし、真ん中にオクラを入れてのり巻きのように巻きオーブンで焼きます。

焼きあがったら真ん中にオクラの星型が出るように切ってあげてみると、オクラの星型に興味を引かれたのか、自分から手をのばして食べしてくれました。ミートローフは焼いてから1食分ずつラップで包み冷凍保存しておき、必要に応じて使っていました」(20代ママ)

厚生労働省の資料でも、手づかみ食べを重要としています。食べ物を目で確かめて、手指でつかんで、口まで運び口に入れるという目と手と口の協調運動により、スプーンやフォークを上手に使えるようになるようです。

オクラの豚肉巻き

「噛む練習にと離乳食を作っても、上手に噛めないようで丸飲みしてしまうことが多く、前歯も生えてきたので、前歯でかじり取り噛む練習をするには何を作ればよいのかと悩んでました。そこで噛む練習をするために豚肉を使ってみてはどうかと考え、オクラの豚肉巻きを作ってみました。

下ごしらえをしたオクラをやわらかくなるまで電子レンジで加熱して、オクラを1本づつしゃぶしゃぶ用の薄い豚肉のスライスを巻き、それをフライパンに少量の油で焼いてからだし汁で煮て食べやすいサイズに切りあげてみました。噛まないと飲み込めなかったようで、モグモグと口を動かし始めました。オクラの粘りと豚肉の甘みが気に入ったようで、自分から手でつかんで食べてくれました」(30代ママ)

子どもは前歯が生えるにしたがって、前歯でかじりとって1口量を学習していくようです。舌と上あごでつぶせないものを歯ぐきの上でつぶすようになるので、食事中の子どもの様子を見ながら硬さを調節できるとよいでしょう。

厚生労働省の資料に乳歯が生え始める時期の平均についてはこのように書かれています。

・下の歯
 :男子8カ月(±1カ月)
 :女子9カ月(±1カ月)

・上の歯
 :男女10カ月(±1カ月)

離乳食は様子をみながら進めていこう

iStock.com/Yagi-Studio

離乳食後期になると、多くの食材を使って調理できるようになります。オクラは加熱調理をするとすぐにやわらかくなり、とろみもあるので、他の食材と合わせることで食べやすくなるようです。

この時期は3回食になり、1回の食事量も増える時期です。子どもの食べるペースを大切に、手づかみ食べも学べるレシピを意識しながら、オクラを離乳食に取り入れていけるとよいですね。

出典:Ⅱ離乳編/厚生労働省

※記事内で使用している参照内容は、2018年2月14日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

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