離乳食のさばはいつから始めればよいのか、離乳食初期・中期・後期・完了期別に解説していきます。
離乳食を始めるときに食材別のスタート時期や形状・硬さ、さらに進め方の目安などどう進めていくのか悩むママもいるのではないでしょうか。厚生労働省や自治体の資料を参考にしながら、ママたちによる、いつから離乳食に取り入れたのか、メニュー例や保存方法などの体験談について紹介します。今回はさばです。
魚を離乳食に取り入れるときは、白身魚から始め、次に赤身魚、青皮魚と順に進めていくとよいようです。冷凍保存もできるさばは離乳食としても用いられており、完了期には31.3%のママが取り入れているようです。
さばはいつから離乳食に使用できるのでしょう?厚生労働省の資料によると、離乳食完了期の9~11カ月頃から子どもに与えられているようです。
離乳食の開始時期の目安としては、
・授乳の間隔があき、タイミングも一定になってきた
・食物に興味を持つようになってきた
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
などがあげられるようです。
食事のタイミングは、体調やご機嫌が良いなど子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めましょう。厚生労働省の資料によると0.2%のママがこの時期にさばを離乳食で与えているようです。
離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食で食事のリズムをつけていくようになるでしょう。厚生労働省の資料によると1.6%のママがこの時期にさばを離乳食で与えているようです。
生後9カ月頃から、授乳やミルクがメインではなくなる子が増えてくるかもしれません。1日3回食に進めていくなど、大人と同じ食生活が始まる時期といえるでしょう。厚生労働省の資料によると10.8%のママがこの時期にさばを離乳食で与えているようです。
1日3回の食事のリズムを大切にすることが、生活リズムを整えるきっかけの一つと言えそうです。厚生労働省の資料によると31.3%のママがこの時期にさばを離乳食で与えているようです。
調理用計量スプーンの大さじは15ml、小さじは5mlです。1mlを約1gとして考えれば、量の目安にできそうです。
調理形態の目安は、なめらかにすりつぶした状態
子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始める
調理形態の目安は、舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)
1回当たりの目安量は10~15g
調理形態の目安は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)
1回当たりの目安量は15g
調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子や茹で卵の白身くらい)
1回当たりの目安量は15~20g
「完了期の頃に作りました。焼いたさばをほぐして、おにぎりに混ぜるだけです。骨や皮が混ざらないように注意しました。公園などにお出かけする機会も増え、持ち運びしやすいおにぎりの出番が増えました」(30代ママ)
さばをほぐすことで、子どもも食べやすく、他の料理にも使いやすくなるようです。おにぎりにして手づかみで食べられるようにと、考えて離乳食を作るママもいるようです。
「1歳半の完了期頃に作りました。出し汁でじゃがいもやにんじんなどの野菜をやわらかく煮て、薄味の味噌汁を作り、焼いたさばをほぐして加えます。魚には慣れていたこともあり、味噌味とさばが合ったのか、初めてでも食べやすいようでした」(40代ママ)
大人の食事メニューから取り分けて離乳食を用意できるので、よく作っているというママの声もありました。
「買ってきたさばの切り身をキッチンペーパーで軽く拭き、一切れずつラップをして密閉袋に入れ、冷凍保存していますが、なるべく早く食べきるようにしています」(40代ママ)
さばを離乳食用に加工して冷凍保存するというより、形を残したまま冷凍保存し早めに調理するように心がけていたようです。
「さばの骨は大きいので、子どもに食べさせるときは骨が残っていないかよく確認しています。細かい皮も残ってしまうと子どもは気になるようで、口から出してしまうので取り除いています」(30代ママ)
離乳食期に魚を与えるときは骨を取り除き、子どもが食べやすいようにほぐしてから食卓に並べることが多いようです。血合いの部分も子どもが気になるようであれば取り除いてあげるとよいでしょう。
「塩さばやさば缶は塩分が気になるので、生のさばを離乳食に使っていました」(30代ママ)
塩さばやさば缶も便利ですが、塩分を気にするママの間では離乳食での使用は少ないようです。離乳食期には生のさばを使うとよさそうです。
さばは、ママたちに聞いた意見では完了期頃から与えられるようです。冷凍保存もしやすいようなので、味付けや調理方法など工夫をして食事に取り入れていけるとよさそうです。大人のメニューから取り分けて調理するなど、家族と同じようなメニューをいっしょに食べることで食事の楽しさを伝えてあげられるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照に関する内容は、2017年12月24日時点の情報となります。
2017年12月27日
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