入学式の着物にあう髪型とは。ショートからロングまで長さ別アレンジ

子どもの入学式に着物を着る予定だが、どのような髪型にしたらよいかわからないと感じているママもいるのではないでしょうか。ママのなかかには、ショートヘアでもできるアレンジを知りたいと感じている方や、自分で髪型のセットをしたいけれど何か気をつけた方がよいことはあるのだろうかと感じている方もいるようです。

そこで今回は、ショートからロングまで髪の長さ別に着物にあわせた髪型や、着物にあうセルフアレンジについてご紹介します。

着るだけで華やかになる着物には、どのような髪型があうのだろうと考えるママもいるのではないでしょうか。入学式の着物にあわせた髪型を長さ別に聞いてみました。

ロング

ロングヘアだからこそのツヤを生かした髪型になりそうですね。大人っぽい印象が与えられそうなため、年齢を問わずに挑戦できるかもしれません。

ミディアム

低めのお団子はやわらかい雰囲気が出せるため、女性らしさが引き立ちそうですね。着物と比較して髪型がやや寂しいと感じたときは、カチューシャやパールを足したというママの声もありました。

ボブ

重たい印象の黒髪や暗い髪色の方でも、ハーフアップにすることでボブの特徴を生かしながら軽やかな印象にできそうですね。ママのなかからは、ハーフアップは自分でも失敗せずにアレンジできたという声も聞かれました。

ショート

ショートヘアの方はロングやミディアムの方に比べて、アレンジのバリエーションが少ないと感じるママもいるようですが、ショートならではのやわらかさやかっこよさが引き立つような髪型にするとよいかもしれませんね。ボリュームを出すために、ウィッグを使ったというママの声もありました。

入学式に着物を着る場合、ママ自身の着付けの他にも持ち物の準備や子どもの身支度などやることも多いため、着物にあわせて髪型を自分でアレンジできたらと考えているママのいるのではないでしょうか。簡単にできるセルフアレンジを、ママたちに聞いてみました。

ギブソンタック

1. 両サイドの毛をねじりながら後ろに持っていき、ゴムで留めます。
2. 残りの髪の毛を左右、真ん中と3つに分けて、サイドの髪の毛をねじりながら1．の結び目に上からくぐらせます。
3. 中央部の余った毛束を2．と同じようにさらにねじって結び目にくぐらせ、落ちないようにピンで留めれば完成です。

ねじって結び目にくぐらせるだけで完成するギブソンタックは、髪の毛の長さを気にせずにアレンジできるため、自分で準備をするときでも簡単にできそうですね。ボブからロングまでの髪型のママが楽しめるアレンジのようです。

前髪アレンジ（1）

1. 髪の毛を霧吹きなどで濡らし、前髪を7:3で分ける。
2. ドライヤーで前髪をかきあげるイメージで乾かす。
3. 毛先をヘアアイロンで巻いたら、毛量が少ない方に髪飾りをつけて完成です。

ショートやボブの髪型のママたちは、簡単なアレンジに髪飾りをつけることで、入学式や着物にふさわしい髪型になるよう意識しているようです。うまく前髪が立ち上がらない場合は、普段分けている方と反対向きに流すときれいに立ち上がったというママの声もありました。

前髪アレンジ（2）

1. 前髪をジグザグに分けます。
2. 分けた周辺の髪の毛をひねりながら後ろに持っていきます。
3. 片方ずつピンで固定します。このときピンが見えないように内側に入れ込むことがポイントです。

前髪が長い場合や伸びてきた前髪が気になるときは、前髪をアレンジするママもいるようです。他にも、編み込んだりポンパドールにしたりするママの声もありました。

初めて親として入学式に臨む家庭もあるかもしれません。周りのママたちや入学式自体の雰囲気や様子がわからないとき、入学式の髪型を決めるのに、どのようなことを意識したのでしょうか。

主役は子どもに

入学式は子どもが主役の式典であるため、ママは子どもを引き立てられるよう意識したママもいるようです。ママのなかからは、自分で少し地味かなと思うくらいの髪型にしたという声も聞かれました。

事前にお手入れをしておく

入学式の事前に髪の毛を染めたり長さを揃えたりと、髪の毛のお手入れをしたママもいるようです。着物にあわせて落ち着いた色にしたり、ツヤが出るようなお手入れをしてみてもよいかもしれませんね。

子どもの入学式に着物を着るときの髪型は、ショートの方でも夜会巻き風にセットしたり前髪を編み込んだりと、さまざまなアレンジができるようです。ボブやミディアムのもともとの髪型や髪の長さを生かして、セルフアレンジを楽しんでみてもよいかもしれません。

ロングのアレンジには、夜会巻きやギブソンタックなどツヤを生かした髪型もあるようです。自分でアレンジするのは難しそうだと感じているママもいるかもしれませんが、子どもの新しい門出にママも着物にあう髪型を見つけられるとよいですね。