ホリエモン「オルカンを買うよりもずっといい」…上場企業4000社から"優良銘柄"を見抜くシンプルな方法

ホリエモン「オルカンを買うよりもずっといい」…上場企業4000社から"優良銘柄"を見抜くシンプルな方法

株式投資で資産を増やすにはどうしたらいいのか。実業家の堀江貴文さんは「日本の上場企業は約4000社ある。ポートフォリオに組み込むのは5社で十分だ。自分でゼロから株式を吟味するのではなく、信頼に足る人々の情報から投資先を選べばいい」という――。 ※本稿は、堀江貴文・後藤達也『堀江・後藤流 投資の思考法』(ニューズピックス)の一部を再編集したものです。

世界で一番優秀な投資家は「死んだ人」

【堀江貴文】あなたは世界で一番儲かっている投資家をご存じだろうか? それはズバリ、「死人」だ。

死んでしまった人は、持っている資産を売ることがない。

たとえば、10年前に100万円分のビットコインを買っていたとしよう。仮にそのビットコインを途中で売らずに、保持し続けていたら現在の価値は2億円を超える。

それでも、生きている人間のほとんどは、「10倍になった!」とぬか喜びをし、途中で売ってしまう。

短期の値動きに一喜一憂せず、投資をしたことすら忘れているくらいのほうが、後々よっぽど大きなリターンを手にできるのだ。

長期投資は個人こそが有利

【後藤達也】世界各国の株式は数十年単位というスパンであれば、どの時期をとっても、ほとんどの場合で値上がりしています。株式は長く持てば持つほど、最終的に勝つ可能性が高いのです。

もちろんマイホームの購入といった人生の中でも大きな出費や、老後資金の取り崩しなど、まとまったお金が必要になることもあるでしょう。そういった事情がないかぎりは、基本的には細かく株を売ることなく、余裕資金を長期投資するのが合理的で、実際に利益も手にしやすいと思います。

もちろん、個人の投資家のなかには短期のトレードによって数億円のリターンを得る人もいるでしょう。最近はSNSなどで「資産◯億円」といった極端な成功事例が脚光を浴びやすい傾向にありますが、こうしたケースは宝くじを当てるような確率だと思ったほうがいいでしょう。

何より、短期取引にはプロの集団がいます。優秀な人材を多く抱え、巨額のシステム投資で、あらゆる値動きを監視し、1000分の1秒単位でしのぎを削っています。個人1人が短期取引でずっと勝ち続ける可能性はゼロではありませんが、かなり低いといえるでしょう。

一方、10年後・20年後の世界を長期で見通すのは、プロの投資家でも不可能に近いことです。一般個人との差はほとんどありません。さらにプロの投資家は月次や四半期の成績で評価されやすいところを、個人であれば「投資は老後の資産形成のためなので、一時的な株安は気にしない」と構えていられる余裕があります。

つまり「短期投資はプロが有利で、長期投資は個人こそが有利」といえるでしょう。

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2024.11.25

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