たらやカレイの離乳食レシピ。白身魚に合う食材やアレンジ方法

たらやカレイの離乳食レシピ。白身魚に合う食材やアレンジ方法

白身魚に合うトマトとチーズのアレンジ

2019.11.12

白身魚の離乳食レシピやアレンジ方法を知りたいママやパパがいるかもしれません。どのような食材がたらやカレイなどの白身魚とアレンジしやすいのでしょうか。今回は、白身魚を取り入れるポイント、食材別の離乳食で与えられる時期、離乳食レシピをご紹介します。

白身魚で作る離乳食にトマトやチーズを使いたい

白身魚で離乳食を作るとき、トマトやチーズを使ったレシピが知りたいママやパパがいるかもしれません。それぞれの食材の離乳食で与えられる時期が気になる場合もあるでしょう。今回は、白身魚で作る離乳食のトマトやチーズのアレンジレシピをご紹介します。

【食材別】離乳食で与えられる時期

白身魚やいっしょに調理したいトマトやチーズは、いつから離乳食で与えられるのでしょうか。食材別の離乳食で与えられる時期をご紹介します。


白身魚

白身魚
iStock.com/iuliia_n

白身魚の一種であるたらやカレイは、生後5カ月から6カ月頃の離乳食初期から取り入れられるようです。初めて白身魚を赤ちゃんに与えるときは、身をすりつぶしてひとさじずつにし、少しずつ量を増やしていくとよいでしょう。

たらは、クセのない味でさまざまな食材や味付けに合うためアレンジしやすいでしょう。カレイは、低脂肪なため離乳食初期頃の赤ちゃんも食べやすいやわらかな食感なようです。

たらやカレイを調理するときは、下ごしらえしましょう。たらやカレイの臭みが気になる場合は、塩を振って10分ほどおき、でてきた水分をキッチンペーパーなどでふき取りましょう。

加熱方法には、茹でる、焼く以外に電子レンジを使うこともできるようです。加熱後は、皮や骨をしっかり取り除きましょう。


トマト

トマトは、生後5カ月から6カ月頃の離乳食初期から取り入れられるようです。離乳食時期に使う場合は、加熱して皮や種を取り除きましょう。トマトは、湯むきすると下ごしらえしやすいそうです。

トマトの湯むき方法は、へたをとったトマトに十文字に切り込みを入れ、沸騰したお湯に通します。皮がむけ始めたら、トマトを取り出して皮を全てむきます。トマトを切り、種をスプーンなどで取り除きます。

離乳食の進み具合に応じて、皮と種を取り除いた後にみじん切りし、裏ごししてペースト状にするとよいでしょう。トマトの下ごしらえは、湯むきする他にも、電子レンジで切り込みを入れたトマトを加熱してから皮と種を取り除く方法もあるようです。

トマトは酸味がありますが、加熱すると甘みがでてより食べやすくなるでしょう。子どもが食べない場合は、使う量を調整して酸味を抑えるとよいかもしれません。


チーズ

チーズは、生後7カ月から8カ月頃の離乳食中期から取り入れられるようです。チーズは種類によって離乳食で与えられる時期が異なるので、確認しながら進めていくとよいでしょう。

チーズを初めて与えるときは、塩分や脂肪の少ないチーズを選び、少量ずつ進めていくとよいかもしれません。粉チーズは、風味づけに使ってもおいしく食べられそうですね。

出典:授乳・離乳の支援ガイド/厚生労働省

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【時期別】白身魚を使った離乳食レシピ

たらのチーズ焼き
iuliia_n/Shutterstock.com

たらやカレイとアレンジしやすいトマトやチーズを使った時期別の離乳食レシピをご紹介します。


【離乳食初期】カレイのトマト和え

  1. 沸騰したお湯で茹でたカレイを皮と骨を取り除いてすりつぶす
  2. 湯むきして皮と種を取り除いたトマトを裏ごしし、カレイと混ぜ合わせる

カレイとトマトを和えることで、トマトの酸味をまろやかにしています。トマトの下ごしらえは、裏ごしの他に、ブレンダーを使うと手早く作れて便利かもしれませんね。


【離乳食中期】たらのトマトリゾット

  1. 下ごしらえしたたらを食べやすい大きさに切る
  2. トマトは、湯むきして皮と種を取り除き、こまかく刻む 3.みじん切りした玉ねぎとトマトを茹でる
  3. みじん切りした玉ねぎとトマトを茹でる
  4. 鍋にお粥、玉ねぎ、トマト、たらを入れて一煮立ちさせる
  5. お皿に盛り付けて粉チーズをふりかける

トマトの風味が香る簡単なトマトリゾットレシピです。たらの他に、しらすやツナで調理するのもおいしく食べられそうです。

離乳食後期になったら、プロセスチーズを溶かしてチーズリゾットにアレンジしてみてもよいかもしれません。


【離乳食後期】カレイのチーズドリア

  1. 下ごしらえしたカレイを食べやすい大きさに切る
  2. じゃがいも、ブロッコリー、しめじ、トマトを茹で、食べやすい大きさに切る
  3. トマトは、湯むきして皮と種を取り除いて刻む
  4. 耐熱皿に軟飯、カレイ、茹でた野菜を入れて、上からスライスチーズをのせてオーブンで焼く

野菜やきのこと白身魚がいっしょに食べられる離乳食レシピです。冷凍保存してストックした野菜を使えば、時短につながり便利かもしれません。

カレイの他に、鶏肉を使ってチキンドリアにアレンジしてみるのもおいしそうですね。


【離乳食完了期】たらのチーズ焼き

  1. 下ごしらえしたたらを食べやすい大きさに切る
  2. 食べやすい大きさに切った玉ねぎ、ブロッコリー、パプリカを茹でる
  3. 耐熱容器にたら、茹でた野菜を入れる
  4. 食材の上にスライスチーズをのせ、オーブンで焼く

パンの付け合わせにして、いっしょに食べるとおいしそうですね。ホワイトソースやマカロニを入れて、グラタン風に調理するのもよいかもしれません。

設定温度や加熱時間は、オーブンによって異なる場合があるので、焼き加減を見ながら調節するとよいでしょう。

食材を組み合わせてアレンジしよう

食事をする親子
iStock.com/monzenmachi

白身魚の一種であるたらやカレイは、生後5カ月から6カ月頃の離乳食初期から取り入れられるようです。

たらやカレイは、クセがなかったり、やわらかい食感で食べやすかったりと他の食材と調理しやすいかもしれません。

トマトやチーズは、離乳食の進み具合に合わせて調理しましょう。トマトを加熱して甘みを出したり、風味づけにチーズを使ったりさまざまな工夫ができそうです。

トマトとチーズなどのさまざまな食材といっしょに白身魚を調理することで、赤ちゃんの好みの味が見つかるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2019年11月2日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2019.11.12

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