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ごっくん期の離乳食に玉ねぎを使うとき。下ごしらえの仕方やレシピ
ごっくん期に玉ねぎを使うときのポイント
ごっくん期の離乳食に玉ねぎを使う場合の調理方法やレシピなどが知りたいママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、ごっくん期の離乳食に使う玉ねぎの下ごしらえの方法や玉ねぎを使用した離乳食レシピ、離乳食に玉ねぎを使うときのポイントについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
離乳食のごっくん期とは
ごっくん期とは、生後5カ月から6カ月くらいの離乳食初期の頃を指すようです。厚生労働省の資料によると、離乳食初期にあたるごっくん期は、すり潰した状態の食べ物を口に入れることで、食品の味や舌触りの他、飲みこむことを覚えながら、食べることの楽しさを体験させていく時期とされています。
初めて離乳食を用意するママのなかには、ごっくん期に使う食材の下ごしらえの方法や離乳食のレシピなどが知りたい方もいるかもしれません。今回は、ごっくん期に使用する野菜のなかでも年間を通して手に入りやすく、レパートリーも広げやすい玉ねぎの使い方についてご紹介します。
ごっくん期の離乳食に使う玉ねぎの下ごしらえ
ごっくん期に使う玉ねぎを、食べやすくするための下ごしらえの方法について聞いてみました。
玉ねぎを柔らかくする
30代ママ
30代ママ
ごっくん期の離乳食用に下ごしらえするときは、みじん切りにした玉ねぎと少量の水を耐熱皿に入れ、ラップをかけて電子レンジで加熱しました。時間をかけずに、玉ねぎを柔らかくできるのでよかったです。
ごっくん期の離乳食に使う玉ねぎを下ごしらえするときの第一段階として、鍋や電子レンジなどで加熱して玉ねぎを柔らかくするとよさそうです。玉ねぎはゆっくりと熱を通すことで甘味が出るようなので、鍋や電子レンジを使用するときは最初から高温にしないように意識すると、より玉ねぎのよさを引き出しやすくなるかもしれません。
玉ねぎを加熱したときの茹で汁は、スープとして活用したというママの声もありました。
ペースト状にすり潰す
30代ママ
柔らかくなった玉ねぎは、裏ごししたりすり潰したりして、できるだけ口当たりが滑らかになるようにしています。玉ねぎの繊維が口のなかに残って赤ちゃんが嫌がったことがあったので、しっかりと下ごしらえをすることを意識するようになりました。
加熱して柔らかくなった玉ねぎを滑らかな状態になるまですり潰すと、ごっくん期の赤ちゃんが飲みこみやすい形状になるようです。ごっくん期は、飲みこみやすさや舌に触れる感覚などがとても敏感だったため、手間を惜しまずしっかりとすり潰すようにしたというママの声もありました。
一度にたくさんすり潰すときは、ミキサーを使用すると時間の短縮になるかもしれません。
玉ねぎを使用したごっくん期の離乳食レシピ
下ごしらえをした玉ねぎを使用したごっくん期の離乳食レシピをご紹介します。
玉ねぎとしらすのおかゆ
30代ママ
茹でて塩抜きしたしらすをすり潰します。10倍がゆに下ごしらえをしたしらすと玉ねぎのペーストを混ぜれば玉ねぎとしらすのおかゆの完成です。
ごっくん期が進むとタンパク質が食材に加わるようですが、赤ちゃんが初めて白身魚を口にするときは飲みこみにくそうな様子が見られることもあるかもしれません。パサパサとしがちな白身魚も、玉ねぎとあわせてとろみをつけることで、ごっくん期の赤ちゃんが進んで食べてくれたというママの声がありました。
玉ねぎと野菜スープ
30代ママ
鍋にお湯を沸かし、一口大に切った玉ねぎとじゃがいも、にんじんを入れて茹でます。菜箸が通るくらいまで野菜が柔らかくなったら取り出して、茹で汁を混ぜながらペースト状になるまですり潰したら完成です。
大人用に煮込み料理などを作るときは、柔らかく煮込んだ玉ねぎを取り分けて使用したレシピを考えるのもよさそうです。ママのなかからは、ごっくん期は食材をペーストにして使うため、大人用に大き目に切った野菜から調理工程で取り分けすると手間も省けてよかったという声も聞かれました。
玉ねぎとトマトの和え物
20代ママ
種と皮を取り除いたトマトを加熱してすり潰します。そこに下ごしらえした玉ねぎを和えるだけで、トマトの酸味と玉ねぎの甘味があわさった、さっぱりとした味わいのメニューになり、息子も喜んで食べてくれました。
甘味のある玉ねぎと酸味のあるトマトを和えて、甘酸っぱくてさっぱりとした味わいのごっくん期の離乳食を作ったママもいるようです。トマトなどさっぱりとした食材とあわせるときは、玉ねぎの甘味がないと食べにくく感じることもあるようなので、芯に近い柔らかい部分を使ったり新玉ねぎを使ったりするとよいかもしれません。
離乳食に玉ねぎを使うときのポイント
離乳食に玉ねぎを使うときは、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。離乳食に玉ねぎを使うときのポイントをママたちに聞いてみました。
最初は少量から始める
30代ママ
玉ねぎだけではありませんが、ごっくん期に初めてあげる食材は1日に1さじずつ試すようにしていました。赤ちゃんの様子を見ながら、徐々に増やしていくように離乳食を進めたことを覚えています。
玉ねぎに限らずごっくん期の赤ちゃんに食材を初めてあげるときは、少量から始めて少しずつ量を増やしていくとよいかもしれません。赤ちゃんの様子が気になったときに、すぐに病院に行けるように午前中の早い時間にあげるように意識したというママの声もありました。
冷凍保存して活用する
40代ママ
玉ねぎやにんじん、ほうれん草などよく使う野菜は、多めに下ごしらえしておいて小分けにして冷凍保存すると便利ですよ。1週間のメニューを考えて、使い切る計画で冷凍しています。
玉ねぎなどのよく使う野菜は、冷凍しておくことでその都度用意しなくてもよくなるため、時間の短縮につながりそうです。小分け用のトレーやパックを使って、1回に使う分量ずつ冷凍しておくと、必要な分だけを取り出せて便利だったというママの声もありました。
ごっくん期の離乳食に玉ねぎを使ってみよう
ごっくん期の離乳食に玉ねぎを使用するときは、玉ねぎを加熱して柔らかくし、赤ちゃんの飲みこみやすさを意識した舌触りのよい形状にするとよさそうです。初めて玉ねぎをあげるときは少量にし、赤ちゃんの様子を見ながら量を増やしたというママの声もありました。
さまざまな食材とあわせて食べやすくしたり味わいに変化をつけたりしながら、ごっくん期の離乳食に玉ねぎを取り入れられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年11月10日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
皮をむいて洗った玉ねぎを薄切りにします。多めに水を入れた鍋に玉ねぎを入れて加熱し、アクを取りながら煮ると玉ねぎがとても柔らかくなりました。