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ごっくん期の離乳食の進め方。量やレシピなど
赤ちゃんが食べやすい離乳食の作り方
ごっくん期の離乳食について気になっているママもいるかもしれません。今回の記事では、ごっくん期とはどのような時期かや調理方法や量などの離乳食の進め方、ごっくん期の離乳食のレシピ例、離乳食を進めるときのポイントについて、厚生労働省の資料やママたちの体験談を交えてご紹介します。
ごっくん期とは
ごっくん期とは離乳食初期の頃を指すようです。厚生労働省の資料によると、離乳食の開始は生後5~6カ月が適当とされており、赤ちゃんの首がしっかりすわる、支えると座ることができる、食べものに興味を示す、スプーンなどを口に入れても押し出すことが少なくなるなどが開始の目安として挙げられるようです。
ごっくん期の離乳食の進め方
ごっくん期の離乳食はどのように進めるとよいのでしょう。ママたちの体験談や厚生労働省の資料から、使う食品の種類や離乳食の量などの進め方についてご紹介します。
食品の種類
厚生労働省の資料には「離乳の開始は米のお粥から始め、慣れてきたら野菜や果物、さらに慣れてきたら豆腐や白身魚などと種類を増やしていく」と記載されています。離乳食が1日2回になったら食品の組みあわせも考えて進めるとよさそうです。
調理形態や調理方法
「ごっくん期の離乳食は赤ちゃんに食べ物に慣れてもらうということもあるので、お粥もスプーンですりつぶして食べやすく調理しました。野菜などはしっかり熱を通してから裏ごしをしてとろとろの食感になるように作りました」(20代ママ)
ごっくん期の離乳食は、赤ちゃんがスプーンでごっくんと飲み込むことができるくらいのとろとろの状態に調理するとよさそうです。厚生労働省の資料にも「口のなかで押しつぶせるように」という記述があり、調味料は使わずになめらかにすりつぶすとよいようです。
ごっくん期の食事量
「ごっくん期は離乳食の開始の時期なので、スプーン1杯の10倍粥から始めました。赤ちゃんの様子を見ながら翌日はスプーン2杯にするというように、1さじずつ増やしてみました。始めて2週間ほどたった頃には、野菜のペーストも1さじから加えるようにしました」(30代ママ)
ごっくん期は赤ちゃんが食事に慣れるための大切な時期なので、様子を見ながら1さじずつ増やしていけるとよいかもしれません。離乳食を開始して1カ月をすぎた頃にはお粥と野菜、白身魚をあわせて小さじ10杯ほど食べるようになったというママの声もありました。
ごっくん期の離乳食のレシピの例
ごっくん期の離乳食のレシピにはどのようなものがあるのでしょう。実際に、ママたちが作ったレシピを聞いてみました。
にんじんのお粥
「赤ちゃんがお米の10倍粥に慣れた頃に『にんじんのお粥』を作りました。にんじん10グラムをやわらかく煮て裏ごしをし、すりつぶした10倍粥にかけたところ、にんじんが甘くておいしいのか5さじ全部食べてくれました」(30代ママ)
ごっくん期の離乳食に初めて取り入れる野菜に、にんじんを選んだママがいました。とろとろのにんじんは食感もよく食べやすいかもしれません。他には、さつまいもをやわらかく茹でで裏ごしし、お粥の代わりにしたという声もありました。
ほうれん草のミルク煮
「離乳食に少し慣れてきた頃に、ほうれん草のミルク煮を作ってみました。ほうれん草のやわらかい葉先を茹でてから細かく刻んですりつぶし、といた粉ミルクと混ぜたら、赤ちゃんにも食べやすいミルク煮になりました」(20代ママ)
ごっくん期の離乳食には、赤ちゃんが飲み慣れている粉ミルクを混ぜても食べやすくなるかもしれません。ほうれん草などの葉物野菜は旬の時期に使うとやわらかく甘みもありそうです。じゃがいもやブロッコリーのミルク煮をときどき作ってみたというママの声もありました。
豆腐とかぼちゃのポタージュ
「離乳食を始めて1カ月ほどすぎた頃に、豆腐とかぼちゃのポタージュを作りました。かぼちゃをやわらかく茹でてすりつぶしてからさらに裏ごしし、なめらかになるまですりつぶした豆腐を加えました。赤ちゃんが食べやすいように出汁でのばして仕上げました」(40代ママ)
ごっくん期の後半には豆腐などのたんぱく質を取り入れて離乳食を作ったママもいるようです。赤ちゃんが離乳食に慣れてきてからも、とろりとした食感になるように出汁やミルクでのばして作るとよいかもしれません。豆腐の代わりに白身魚を使っても食べやすい離乳食になりそうです。
離乳食を進めるときのポイント
ごっくん期の離乳食を進めるときにはどのようなことを意識するとよいのでしょう。進め方のポイントをママたちに聞いてみました。
赤ちゃんの様子を見ながら進める
「ごっくん期は離乳食に慣れる時期なので、赤ちゃんが食べたくなさそうなときは無理をしないように気をつけました。もっと食べたいという様子が見られたらもう1さじ増やしてみるなど、赤ちゃんの様子を見ながら進めるように心がけました」(30代ママ)
ごっくん期の離乳食の進め方として、赤ちゃんの様子にあわせることをポイントにしたママがいました。初めての食材を使う場合は、食べているときの赤ちゃんの様子の他に食べた後の赤ちゃんの様子にも気をつけるとよいかもしれません。
とろみをつけるなどの工夫をする
「ごっくん期は赤ちゃんが離乳食を飲み込む練習をする時期だと思い、飲み込みやすい調理方法を工夫しました。ブロッコリーのようなつぶつぶした食感のものを使うときには、食べやくなるようにとろみをつけるなどの工夫しています」(20代ママ)
初めての舌触りとなる食品を使うときには、とろみをつけるなどの工夫をすると赤ちゃんが食べやすいかもしれません。片栗粉の他に、すりおろして加熱したじゃがいもを使って簡単にとろみをつけることもできるようです。
ごっくん期の離乳食の進め方を工夫しよう
ごっくん期の離乳食を作るときに、野菜や豆腐などの食品を少しずつ取り入れているママがいました。ごっくん期にはやわらかく煮た野菜をさらに裏ごしするなど、赤ちゃんが食べ物に慣れるように調理するとよいかもしれません。
赤ちゃんが食べやすいように、レシピを考えたり量を調節したりして、ごっくん期の離乳食の進め方を工夫できるとよいですね。
「離乳食はお米の10倍粥から始め、赤ちゃんの様子を見ながらにんじんやかぼちゃなどの野菜を取り入れました。ごっくん期の後半には豆腐や白身魚などのたんぱく質やバナナなどの果物も使うようにしました」(30代ママ)