離乳食ごっくん期に作るバナナのレシピ。調理方法や時短のコツ

離乳食ごっくん期に作るバナナのレシピ。調理方法や時短のコツ

栄養満点なバナナを取り入れよう

2019.10.28

離乳食ごっくん期にバナナをどのように取り入れるとよいのでしょうか。調理方法や冷凍保存などの時短のコツ、バナナのアレンジレシピについてご紹介いたします。

離乳食ごっくん期の進め方

離乳食を始めるときに、どのような食材から始めればよいのか悩むママやパパもいるかもしれません。初めて赤ちゃんの口に入れるものだからこそ悩んでしまうこともあるでしょう。

まずは、離乳食ごっくん期の進め方について、厚生労働省の資料を参考にご紹介いたします。


乳食ごっくん期はいつから?

厚生労働省の資料によると、ごっくん期と言われる離乳食初期は生後5カ月から6カ月ころとし、離乳食を飲み込むこと、その舌ざわりや味に慣れることが目的とされています。

離乳食を進めていくことが、食べる楽しみを体験していくことに繋がるようです。


ごっくん期の離乳食の量の目安

離乳食の量については、決められているものはなく、あくまで子どもの食欲や成長、発達の状況に応じて調整することが望ましいとされているようです。

子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつから始めましょう。

子どもの離乳食で困ったこと

料理をする女性
iStock.com/Satoshi-K

厚生労働省が出している資料の中で、離乳食で困ったことについて次のような内容が挙げられています。


  • 作るのが負担・大変/33.5%
  • もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)/28.9%
  • 食べものの種類が偏っている/21.2%
  • 食べさせるのが負担、大変/17.8%
  • 乳汁(母乳や人工乳)と離乳食のバランスがわからない/17.1%
  • 食べるのをいやがる/15.9%
  • 作り方がわからない/5.3%
  • 開始の時期がわからない/3.5%

(回答数:1240)

このように、日々の育児の大変さに加えて、離乳食を作ることに負担を感じていたり、離乳食の進め方だけでなく、離乳食を口に入れたときの赤ちゃんの反応にも悩みがあるママたちも多いようですね。


離乳食にバナナを取り入れるとき

離乳食に使われる果物として、バナナが手軽というママたちの声を聞くことがあるかもしれません。栄養があり、時期を問わずいつでも買える手軽さと、優しい甘みと飲み込みやすい食感で赤ちゃんも食べやすいようです。

離乳食にバナナを取り入れるときに、いつから与えてよいのかや生で与えてもよいのかそれとも熱するべきなのかなどの調理方法も心配になるかもしれません。

出典:授乳・離乳の支援ガイド/厚生労働省

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離乳食ごっくん期にどのようにバナナを取り入れた?

バナナは離乳食ごっくん期から使える食材のようです。

手軽さと調理のしやすさから離乳食に取り入れやすいようですが、どのように調理したらよいのでしょうか。また、冷凍保存は可能なのでしょうか。

離乳食はどの食材も加熱してから使うことが多いようですが、バナナも離乳食ごっくん期のうちはしっかり加熱してから赤ちゃんにあげると安心かもしれませんね。電子レンジを使用すると加熱も簡単にできそうです。

加熱後、スプーンやフォークなどで実をつぶすと赤ちゃんも食べやすいでしょう。

離乳食に使いやすいバナナは冷凍保存することも可能のようです。使う量ごとに切って保存しておくと、使いたいときに解凍するだけでいいので、忙しいママにとっても時短になるかもしれません。

離乳食ごっくん期のバナナを使ったレシピ

離乳食ごっくん期のバナナを使ったレシピをご紹介いたします。


バナナのペースト

バナナのペースト
iStock.com/tycoon751
  1. バナナを薄く切る
  2. 耐熱皿に入れて、ラップをして電子レンジであたためる
  3. フォークやスプーンで実をつぶす

バナナのペーストは簡単に作れるので、離乳食を始めたばかりの時期にもおすすめかもしれません。冷凍保存して、いろいろな食材と合わせてレシピをアレンジしてみましょう。


バナナ粥

  1. バナナのペーストを用意する
  2. 10倍粥とバナナのペーストを混ぜ合わせる

バナナを冷凍しておけば、10倍粥と一緒にあたためることができるので、時短になってよいかもしれません。

粉ミルクをプラスすることで赤ちゃんになじみやすい味にして工夫しているママもいるようです。


バナナとリンゴのとろとろ煮

  1. バナナとリンゴをそれぞれ小さく刻む
  2. 鍋にリンゴと水を入れ、やわらかくなるまで煮る
  3. バナナを加えて、とろとろになるまでひと煮立ちさせる

甘く、赤ちゃんが食べやすいレシピかもしれませんね。時間があるときにバナナとリンゴのペーストをそれぞれ作って冷凍保存しておくと、解凍して混ぜ合わせるだけで準備できてよいでしょう。


バナナの豆腐和え

  1. 豆腐はゆでですりつぶす
  2. バナナをすりつぶし、1.と和える

たんぱく質を摂りたいときに、豆腐とバナナと和えることで食べやすくなってよいかもしれません。赤ちゃんが食べ慣れるまでは豆腐を裏ごししてペースト状にするとよいでしょう。

離乳食ごっくん期にバナナを取り入れよう

離乳食を食べる赤ちゃんとママ
iStock.com/polkadot

バナナはどのような食材とも相性が良く、甘みがあるので赤ちゃんも食べやすいでしょう。なかなか進まなかった離乳食もバナナを加えることで、よく食べてくれるようになったというママの声もありました。

いつでも買える手軽さと調理のしやすさに加えて、冷凍保存をすることで時短にもなるので、忙しいママやパパにもおすすめの食材かもしれません。

栄養満点なバナナを離乳食に取り入れて、赤ちゃんが食べることを好きになってくれるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2019年11月28日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2019.10.28

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