【離乳食初期】ほうれん草のレシピや下ごしらえの方法について

【離乳食初期】ほうれん草のレシピや下ごしらえの方法について

離乳食にいつからほうれん草を取り入れたか

2019.08.29

離乳食にほうれん草を取り入れる際、いつから与えてよいのかやどのように調理すればよいのかなど悩むママもいるでしょう。今回は、離乳食にほうれん草を取り入れる時期や進め方、ほうれん草の下ごしらえと冷凍保存の方法、レシピなどについて、厚生労働省の資料を元にママたちの体験を交えつつご紹介します。

離乳食にほうれん草はいつから取り入れた?

ママたちは、離乳食にほうれん草をいつから取り入れたのでしょうか。

30代ママ
30代ママ

ほうれん草は離乳食初期から与えました。茎は固いので、基本的には葉の部分だけにしました。

20代ママ
20代ママ

離乳食初期から、ハンドブレンダーでペースト状にしたほうれん草を食べさせました。

ほうれん草は、離乳食初期にペースト状にして食べさせるママが多いようです。

離乳食初期の進め方

離乳食初期に入り、いざ離乳食を作ろうとしても分からないことだらけでどのように進めていくのがよいのか困ることもあるでしょう。離乳食初期の進め方や量の目安についてご紹介します。


離乳食初期はいつから?

赤ちゃん
iStock.com/kuppa_rock

厚生労働省の資料によると、離乳食初期は生後5カ月から6カ月頃とされています。離乳食を飲み込むこと、舌ざわりや味に慣れることが主目的の時期であると言われています。


離乳食の量の目安

離乳食初期は目安の量は決まっておらず、なめらかにすりつぶした状態のおかゆから始めるように記載されています。慣れてきたら、すりつぶした野菜、豆や豆腐、白身魚や卵黄を試すとよいですね。

初期は、赤ちゃんの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めましょう。

子どもの離乳食で困ったこと

厚生労働省が出している資料の中で離乳食で困ったこととして、このような内容が挙げられています。

作るのが負担・大変/33.5%

食べものの種類が偏っている/21.2%

食べさせるのが負担、大変/17.8%

乳汁(母乳や人工乳)と離乳食のバランスがわからない/17.1%

食べるのをいやがる/15.9%

乳汁(母乳や人工乳)をよく飲み、離乳食がなかなか進まない/12.6%

作り方がわからない/5.3%

開始の時期がわからない/3.5%

(回答数:1240)

離乳食初期は、食材をペースト状にしたものを赤ちゃんに与えるため、離乳食を作るのが負担に感じるママも多いでしょう。離乳食の作り方や、食材ごとの開始の時期が分からず、悩むこともあるかもしれません。

出典:授乳・離乳の支援ガイド

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下ごしらえ

1. 根元の汚れている部分を切り落とす

2. 根元に十字に切り込みを入れる

3. 水洗いする

4. 鍋に水を入れ、沸かす

5. ほうれん草の葉の部分を持って、茎をお湯につけ茹でる

6. 葉の部分もお湯に入れて茹でる

7. 茹でたら冷水に入れて冷ます

8. ほうれん草を軽くしぼる

ほうれん草はたっぷりのお湯で茹でて、しっかりアクを抜く必要があります。赤ちゃんが食べやすいように柔らかくなるまで茹でるとよいですね。

茹でるときは、洗ったほうれん草の中央を輪ゴムでとめると茹でやすいでしょう。


冷凍保存方法

冷凍のほうれん草
iStock.com/deepblue4you

ほうれん草は、茹でたものや、ペースト状にしたものを保存用密封袋や製氷皿に入れて保存できます。ラップに包んで小分けにしストックしているママもいました。生のまま冷凍するときは、洗ったほうれん草をざく切りにして保存用密封袋に入れるとよいようです。

調理するときは、電子レンジを使って解凍したり、料理によっては凍ったまま使用してもよいでしょう。

離乳食初期のほうれん草のレシピ

離乳食初期のほうれん草をつかったレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。


ほうれん草のペースト

1. ほうれん草の下ごしらえを済ませる

2. 葉を細かく切り、すり鉢ですりつぶす

3. 裏ごしする

離乳食初期では、茎は使わずやわらかい葉の部分を使ってペースト状にすると食べやすいようです。

ペースト状にしたほうれん草は、製氷皿や保存用密封袋に入れるなどして冷凍ストックしておくと便利ですね。

すりつぶすときは、すり鉢のほかにも、ハンドブレンダーやミキサーを使ってもよいでしょう。


ほうれん草とシラス粥

1. 10倍粥を作る

2. シラスを塩抜きして、すりつぶす

3. ほうれん草のペーストを作る

4. 鍋に全て混ぜ合わせる

すり潰した白身魚や、ペースト状にした玉ねぎやじゃがいもなどの野菜を混ぜてもおいしそうですね。食べ慣れたお粥と混ぜると、新しく食べる食材も挑戦しやすいかもしれません。

鍋を使わず、全て混ぜ合わせたものを電子レンジで加熱すると手間を省けそるようです。


ほうれん草の白和え

1. 豆腐を電子レンジで加熱する

2. 粗熱が取れたら潰して、ペースト状にする

3. ほうれん草のペーストを作る

4. 豆腐とほうれん草を混ぜる

白和えを作るときは、赤ちゃんが食べやすいように絹ごし豆腐を選ぶとよいでしょう。とろみがある方が食べやすい場合は、水溶き片栗粉を加えるとよいかもしれません。


ほうれん草のポタージュ

1. ほうれん草の下ごしらえをする

2. 鍋に、ほうれん草、粉ミルク、水を入れて、煮る

3. 粗熱が取れたらミキサーにかける

ポタージュは製氷皿に入れて冷凍保存したというママがいました。ミルクの風味でほうれん草も食べやすいかもしれません。玉ねぎやブロッコリーなどを加えてミキサーにかけてもおいしく食べられそうですね。

離乳食初期は様子を見ながら進めよう

離乳食を食べる赤ちゃん
© buritora - Fotolia

離乳食初期のほうれん草は、ペースト状にしたものをお粥や白和え、ポタージュにしてメニューに取り入れるママが多いようです。アクを抜くために下茹でをしっかりして、柔らかい葉の部分を使うとよいでしょう。

赤ちゃんが離乳食に慣れるように、様子をみながら進められるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2018年8月26日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

【離乳食中期】ほうれん草を使ったレシピや冷凍保存方法について

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2019.08.29

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