子どもと海水浴で食べるお弁当。海でも食べやすいポイントは

子どもと海水浴で食べるお弁当。海でも食べやすいポイントは

果物を冷凍するなどママたちがした工夫

2019.08.03

家族で海水浴やピクニックに行くとき、どのようなお弁当を用意するとよいのか知りたいママもいるのではないでしょうか。今回は、海水浴に持って行くお弁当のポイントや実際に作ったレシピ、冷凍商品も活用するなど作るときに意識したことを体験談を交えてご紹介します。

子どもと海水浴に行くときのお弁当

夏になると家族で海水浴やピクニックを楽しみたいと考えるママやパパもいるようです。昼食の時間をまたいで海水浴を楽しむとき、砂浜や海岸でお弁当を食べる機会もあるのではないでしょうか。

今回は、海水浴やピクニックのときに食べるお弁当についてママたちに聞いてみました。

海水浴に持って行くお弁当のポイント

海水浴やピクニック用のお弁当を用意するとき、普段のお弁当作りとは違うポイントがあるようです。ママたちに聞いた、海水浴に持って行くお弁当のポイントをご紹介します。

食べやすい形

20代ママ
20代ママ

海水浴では、砂浜にレジャーシートを敷いてランチをする予定でお弁当を準備しました。おにぎりやサンドイッチなどの主食は、片手で持ちやすい形にするとテーブルがなくても食べやすかったです。

屋外でお弁当を食べることを考え、食べやすい形を意識したママがいるようです。ママのなかからは、一口サイズのおかずを用意すると子どもも食べやすそうだったという声も聞かれました。

品数をしぼる

おにぎり
iStock.com/yajimannbo
30代ママ
30代ママ

海水浴の日程を立てたとき、海水浴の合間にランチをとることにしました。炊き込みご飯のおにぎりと、おかずを2種類だけ用意すると、短時間で食べられるので泳ぐ時間を長めにとりやすかったです。

海水浴に持って行くお弁当は、手軽に食べられるよう品数を少なめにすることもポイントのひとつのようです。いろいろな食材を組みあわせておかずを作ると、少ない品数でも栄養バランスよく用意できるかもしれませんね。


家族の好物

40代ママ
40代ママ

海で遊ぶとお腹が空くと思ったので、家族それぞれの好物を用意しました。息子の好きな卵焼きや夫の好物の唐揚げを用意すると、あっという間に完食してくれたので私も嬉しかったです。

海水浴には家族の好物を用意すると、喜んで食べてもらえそうですね。事前に、海水浴の日に食べたいおかずのリクエストを家族に聞いてから作ったというママの声もありました。

キャラ弁にする

30代ママ
30代ママ

子どもが小さい頃は、キャラ弁にすると喜ぶので、海苔やハムを使って簡単なキャラ弁を作っていました。海辺で食べながら子どもの喜ぶ顔が見れて、幸せな時間でよく覚えています。

海水浴に行くときは準備も大変なので、凝ったキャラ弁は作れないと思いますが、簡易的なものでも子どもは喜ぶかもしれません。

海水浴に作ったおすすめレシピ

実際に、ママたちが海水浴やピクニックに作ったおすすめのお弁当レシピをご紹介します。


スティックおにぎり

30代ママ
30代ママ

ボウルにご飯としらす、ゆかりと白ごまを入れて混ぜ、広げたラップの上に乗せて包みます。スティック状になるようににぎったら完成です。

混ぜこみご飯をスティック状のおにぎりにすると、海辺のランチでも食べやすそうですね。ラップで包んであるので、手が濡れたままの状態でも食べやすかったというママの声もありました。


鶏のから揚げ

鶏のから揚げ
iStock.com/KPS
40代ママ
40代ママ

一口大に切った鶏もも肉と料理酒、しょうゆとごま油を食品用のポリ袋に入れます。口を結んでよくもみこみ、冷蔵庫で30分程度寝かせます。ボウルに薄力粉と片栗粉を入れて撹拌し、そこへ漬けこんだ鶏もも肉を入れて衣をつけ、油で揚げたら完成です。疲れた体に人気でおすすめです。

海水浴のお弁当のおかずとして、鶏のから揚げを作ったママがいるようです。漬けダレにチューブのしょうがやにんにくを入れたり、唐揚げの表面に黒ごまをまぶしてから揚げたりと、家族の好みにあわせてアレンジするのもよいかもしれませんね。


夏野菜のピクルス

20代ママ
20代ママ

きゅうりとパプリカをスティック状に切り、蓋つきの保存容器に入れます。鍋にお酢と水、料理酒とローリエを入れて煮立たせ、砂糖と塩を加えてよく混ぜます。保存容器に注ぎ、粗熱が取れたら蓋をし、冷蔵庫で冷やすとできあがりです。さっぱりしておすすめです。

夏に旬を迎える野菜を使ったピクルスは、暑い時期にぴったりな一品かもしれませんね。海水浴に持って行くときは、汁気を少なめにすると漏れにくかったというママの声もありました。

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お弁当の食中毒対策ポイント

保冷して持ち運ぶ

40代ママ
40代ママ

海辺でピクニックの日にお弁当を持って行くとき、用意したおにぎりやサンドイッチが傷んでしまわないか気になりました。お弁当のサイズにあわせた保冷バッグを用意し、保冷剤を入れて海まで持ち運びました。また、手作りする際に素手で食べ物を触らないようにビニール手袋をつけていました。

保冷バッグや保冷剤を用意してお弁当を持ち運んだママがいるようです。気温が高い日での手作り弁当でもしっかりと保冷した状態で、食中毒の心配なくおいしく食べられるとよいですね。

傷みにくい食材選びや味つけ

30代ママ
30代ママ

食材選びも注意していました。、生ものや腐りやすい食材を避けるのはもちろんのこと、塩味をしっかりとつけると菌の繁殖が抑えられると聞いたので、夏は塩分強めにしていました。熱中症対策にもなると思います

傷みにくい食材を選ぶだけではなく、食べ物が痛みにくいように濃いめの味付けを意識したというママもいるようです。

しっかり冷ましてから蓋をする

30代ママ
30代ママ

お弁当を詰める際には、食材がしっかりと冷めてから詰めるように心掛けていました。そのため、お弁当を作る日は朝早起きするのが少し大変です(笑)。

炊き立てのあたたかいごはんや、あたためたばかりのおかずをお弁当箱に詰める際は、しっかりと冷めてから蓋をするように意識したというママの声もありました。

また、海辺や公園などでお弁当を食べる際には、手を清潔に保つことも忘れずにしましょう。ウェットティッシュやアルコール消毒液を持参し、手をしっかりと消毒してから食事を始めるられるとよいですね。

海水浴のお弁当作りで意識したこと

海水浴やピクニックに持って行くお弁当を作るとき、どのようなポイントがあるのでしょうか。ママたちに、海水浴のお弁当作りで意識したことを聞いてみました。

冷凍食品のおかずも活用する

20代ママ
20代ママ

海水浴の季節は気温が高く、屋外で遊ぶと冷たいものを食べたくなると思いました。一口サイズに切った果物を冷凍し、海水浴のお弁当といっしょに出すと『冷たくておいしい!』と子どもが喜んでくれました。

海水浴にひんやりとしたデザートを用意したいとき、冷凍した果物なら体を適度に冷やしてくれるかもしれません。前日の夜に冷凍庫に入れて冷やし固め、当日の朝に保存容器へ移し替えて保冷バッグで持ち運んだというママの声もありました。

かさばらないお弁当箱に詰める

40代ママ
40代ママ

海水浴の帰りは、濡れたタオルや水着で荷物が重くなると思いました。お弁当にはラップで包んだおにぎりや、折りたたみ式の紙パックに詰めたおかずを用意し、帰りの荷物がコンパクトになるように工夫しました。

帰りの荷物のことも意識し、かさばらないお弁当箱に詰めるという工夫をしたママもいました。ママのなかには、サイズが一回りずつ違う3段のお弁当箱を用意し、食べ終わった後は重ねて1段分にするとかさばりにくくて便利だったという声も聞かれました。

海水浴には食べやすいお弁当を用意しよう

砂浜で遊ぶ女の子
iStock.com/kool99

海水浴やピクニックに持って行くお弁当作りでは、食べやすい形や家族の好物を入れることをポイントとしたママがいるようです。スティック型のおにぎりや夏野菜のピクルスは、片手で持ってサッと食べやすいレシピかもしれません。

気温が高いことを意識し、冷凍した果物を用意したり保冷バッグを使ったりと工夫したママもいました。自宅からの距離や海水浴をする場所を考え、子どもといっしょに食べやすいお弁当を用意できるとよいですね。

2019.08.03

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