こちらの記事も読まれています
初期、中期、後期、完了期の離乳食レシピとストック方法について
保存用密封袋や製氷皿、ラップを使った保存方法
離乳食のストックの方法に悩んだり、ストックできるメニューにはどのようなものがあるのか知りたいママもいるのではないでしょうか。初期、中期、後期、完了期にストックできるメニューとレシピ、ストック方法について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
離乳食はストックしている?
離乳食のストックについて、ママたちに聞いてみました。
30代ママ
30代ママ
初期は少量しか食べないのに毎回作るのが大変なので、手作りのものは冷蔵や冷凍でストックしていました。
離乳食完了期になると、ハンバーグや軟飯などをストックしているという声と、大人の食事から取り分けるのでほとんどストックしないという声がありました。
離乳食初期のストックレシピ
ママたちが離乳食初期にストックしていた離乳食のレシピをご紹介します。
だし汁
30代ママ
鍋に昆布を入れて15分ほど置いてから火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出し、かつおぶしを入れます。かつおぶしが水に浸ったら火を止めて、粗熱がとれたらこして製氷皿に入れ、冷凍庫で保存します。
だし汁は離乳食期に出番が多いでしょう。毎回だしを取るのは大変ですが、製氷皿でストックしておけばすぐに使えて便利ですね。
10倍粥
30代ママ
圧力鍋にお米と水を入れ、15分ほど火にかけてから蒸らし、ハンドブレンダーでペースト状にして10倍粥を作ります。粗熱がとれたら製氷皿に入れてストックします。
離乳食期に欠かせないお粥を冷凍してストックするママも多いようです。取り出しやすい離乳食用の製氷皿1食分ずつ冷凍すると便利という声もありました。
野菜ペースト
30代ママ
にんじんやほうれん草をだし汁で柔らかくなるまで茹で、裏ごししてペースト状にしたものをストックしています。
さつまいもなどのいも類はレンジで蒸してからペースト状にしてストックするとよいでしょう。食べるときは、解凍したさつまいもにミルクを加えるとよく食べてくれるというママもいました。
離乳食中期のストックレシピ
離乳食中期にストックできるメニューとレシピをまとめました。
野菜
30代ママ
細かく切った野菜をアルミホイルに包み、ご飯を炊くときにいっしょに炊飯器に入れて茹で野菜を作ります。
ご飯を炊く際に離乳食用の野菜を一緒に茹でられると手間が省けて便利かもしれません。炊飯器は圧力をかけて調理するため、にんじんや大根などの根菜類も柔らかくなるようです。
魚や肉
30代ママ
白身魚や鶏のささみ、むね肉と水を鍋に入れて火を通しミキサーにかけてなめらかにしたものをストックしていました。
ミキサーを使わずに鶏のささみを調理するときは、火が通ったら手でほぐし、筋をとりましょう。鍋に残ったお湯にはだしが出ているので、ほかの離乳食を作るときにも使うことができます。冷凍保存しておくとよいかもしれません。
しらす
20代ママ
沸騰したお湯にしらすを入れてゆがき、ざるで湯切りしたしらすを冷凍してストックしています。
塩抜きしたしらすをストックするママも複数いました。赤ちゃんが食べやすいように、しらすをすりつぶしたり、粗みじん切りにするとよいでしょう。
離乳食後期のストックレシピ
離乳食後期にストックしていた離乳食と、そのレシピをママたちに聞いてみました。
シチュー
20代ママ
にんじんや玉ねぎ、ブロッコリーなどの野菜をみじん切りにし、鍋に入れて炒めます。火が通ったら小麦粉を入れてなじませ、牛乳を入れてとろみが出るまで弱火で混ぜます。コンソメや塩で味を整えて、粗熱が取れたら冷凍保存しています。
じゃがいもを入れて冷凍保存すると解凍したときにぼぞぼぞになってしまうので、入れずに作るという声もありました。小麦粉を入れると焦げやすくなるので、しっかり混ぜるようにしましょう。
ハンバーグ
20代ママ
にんじんや玉ねぎ、ピーマンなどをみじん切りにして、ひき肉と混ぜたハンバーグのたねを小さめに焼き、粗熱がとれたら冷凍保存していました。
豆腐ハンバーグをストックしていたというママもいました。ハンバーグは、すりつぶした鯵やひじき、ほうれん草を茹でて細かく刻んだものを入れるなど、さまざまなアレンジができそうです。
しらすふりかけ
30代ママ
柔らかく茹でたにんじんと小松菜をみじん切りにし、ごま油を薄くひいたフライパンで炒め、しらすとごま、鰹節、醤油少量を追加して味を整え、荒熱が取れたら容器に入れて冷蔵ストックしていました。
ふりかけをストックしておくと、赤ちゃんがお米を食べてくれないときに便利かもしれません。野菜やたんぱく質などもいっしょに取れるので、栄養バランスが気になるママにはうれしい一品ですね。
離乳食完了期のストックレシピ
離乳食完了期にストックしていたメニューとレシピをご紹介します。
春巻き
30代ママ
ツナコーンや手作りしたラタトゥイユを細かく刻み、ワンタンの皮で包んで春巻きを作って冷凍保存していました。
春巻きは、納豆や小松菜、チーズなどさまざまな食材を使って調理ができます。手づかみしやすいように棒状に包むと赤ちゃんが食べやすいでしょう。
ご飯のおやき
20代ママ
にんじんやさつまいも、白菜などの野菜を細かく刻んで茹で、軟飯と片栗粉と混ぜます。フライパンで焼き、粗熱がとれたら冷凍保存していました。
ご飯のおやきは、手づかみで食べやすく野菜もいっしょに取れるのでストックしていたという声がありました。ひき肉やツナを入れると、たんぱく質も摂れてよいかもしれませんね。
ピラフ
30代ママ
炊飯器に玉ねぎやにんじんなどの細かく切った食材とお米と水を入れ、コンソメやバターを入れて炊き、混ぜて粗熱がとれたピラフをストックしていました。
炊飯器でピラフやチャーハンを作りストックするママがいました。離乳食完了期のご飯の硬さは軟飯がよいとされているので、蒸らすことで赤ちゃんも食べやすくなるでしょう。
離乳食のストック方法
ママたちに、離乳食のストック方法を聞きました。
保存用密封袋
20代ママ
細かく刻んだ野菜や、ペースト状にしたお肉などを保存用密封袋に入れています。割って使うことができるように、お箸などで筋目を入れてから冷凍保存しています。
保存用密封袋は食材名や食べ終えたい日付などを書けるので、ペースト状の野菜なども見分けやすく、鮮度のよい状態の離乳食を赤ちゃんに与えられるでしょう。
製氷皿
30代ママ
赤ちゃん用の製氷皿を使っていました。大中小でサイズが揃っていたので使いやすかったです。
赤ちゃん用の製氷皿は離乳食を入れやすく、凍らせたものも取り出しやすいようです。また、蓋がついていて積み重ねて収納できるので、冷凍庫の中にすっきり収納できるかもしれませんね。
ラップ
20代ママ
野菜のペーストや中期以降のお粥をラップで包んで1食分ずつ小分けにして冷凍保存しています。
ラップに包むときは薄く均一に広げると冷凍と解凍がしやすいでしょう。小さいラップで包むと剥がす際にラップが破れ、食材に混ざってしまうことがあるようです。大きめのラップで包むとよいかもしれません。
離乳食をストックして上手に活用しよう
離乳食は毎回作るのが大変という理由からストックするママが多いようです。
お粥やだし汁、野菜ペーストだけでなく、ハンバーグや春巻きなどのおかずもストックできるのは便利ですよね。野菜やピラフなどの離乳食を作るときに炊飯器を使うと、調理の手間が省けるかもしれません。
保存用密封袋や製氷皿、ラップなどを使って、上手に離乳食をストックできるとよいですね。
中期までは毎回ペースト状にするのが大変なので多めに作り冷凍保存していました。後期も角切りにして冷凍ストックしておくと、レンジで温めすぐに使えて便利でした。