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生後8カ月の赤ちゃんがおかゆなどの離乳食を食べない。原因やミルクや母乳の対処法
生後8カ月頃の赤ちゃんがおかゆなどの離乳食を食べないとき、離乳食の工夫の仕方や、母乳やミルクの授乳間隔をどうしたらよいのか悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、生後8カ月の赤ちゃんの離乳食の進め方や目安量のほか、赤ちゃんが離乳食を食べない原因や対処法をママたちの体験談を交えてご紹介します。
生後8カ月の赤ちゃんの離乳食
厚生労働省の資料によると、生後8カ月頃は離乳食中期のようです。調理形態は、舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)がよいといわれています。
1回あたりの目安量は穀類50~80g、野菜・果物20~30g、魚10~15g程度とされていますが、子どもの食欲や成長に応じて調整するとよさそうです。離乳食の目安や進め方については、自治体の保健センターなどで学ぶママもいるようです。
生後8カ月の赤ちゃんが離乳食を食べないとき
生後8カ月の赤ちゃんが離乳食を食べないときはどのような状況なのでしょう。ママたちに聞いてみました。
「うちの子は離乳食を少し食べたらすぐに嫌がって泣くので、離乳食を食べない分ミルクをあげようしましたが、泣きわめいてしまってミルクも飲まないことがあり、このままで大丈夫なのか悩んでしまいました」(30代ママ)
「離乳食はこれまで順調に進んでいましたが、生後8カ月を過ぎた頃から急におかゆを食べなくなり、理由がわからず困ってしまいました」(20代ママ)
「離乳食をあげようとしても手で払いのけたり、口を開こうとしない時期があって、そのときは不安になってしまいました」(30代ママ)
生後8カ月の頃は、離乳食を食べることに徐々に慣れてくる反面、急に食べなくなる赤ちゃんもいるようです。ママたちは、生後8カ月の赤ちゃんが離乳食を食べないことにどう対処したらよいか悩むのかもしれません。
生後8カ月の赤ちゃんが離乳食を食べない原因
生後8カ月の赤ちゃんが離乳食を食べない原因をママたちはどのように考えたのでしょうか。実際にママたちに聞いてみました。
お腹が空いていない
「離乳食をほとんど食べず、食後のミルクも飲んでくれませんでした。離乳食の1時間くらい前に赤ちゃんが欲しがるのでミルクを足したことを思い出し、きっとお腹が空いていないから離乳食も食べずミルクも飲まないのかなと思いました」(30代ママ)
母乳やミルクでお腹がいっぱいのため離乳食を食べないのではと考えたママがいました。生後8カ月の頃は、赤ちゃんが欲しがるままに授乳をしてよい時期のようですが、離乳食をあげる直前などに授乳してしまうと離乳食を食べない原因につながってしまうのかもしれません。
味や食感に好みが出てきた
「生後8カ月に入って、これまでたべていたおかゆを急に食べなくなってしまいました。いろいろな食材を使うようになってきた時期だったので、赤ちゃんに味の好みが出てきたのかなと感じました」(20代ママ)
生後8カ月の赤ちゃんに味の好みが出てきたことで離乳食を食べないこともあるようです。離乳食中期頃は少しずついろんな味を覚えていく時期のようですが、赤ちゃんがさまざまな味を知ることで、好きな味や苦手な味が出てくるのかもしれません。
離乳食に興味がわかない
「うちの子が食べ残した離乳食を見たとき、まったく色味がなくおいしそうに見えないことに気づきました。生後8カ月の頃は、おかゆや白身魚、豆腐など白っぽい食材を使うことが多かったので、赤ちゃんも食欲がそそられなかったのかなと思いました」(30代ママ)
赤ちゃんが離乳食に興味を持てないことで食べない原因につながるのではないかと考えたママがいました。他にも、毎日の離乳食メニューがマンネリ化してしまい、飽きてしまったことで食事への興味が薄れたのではないかと考えるママもいました。
生後8カ月の赤ちゃんが離乳食を食べないときの対処法
生後8カ月の赤ちゃんが離乳食を食べないとき、ママたちはどのような対処をしていたのでしょう。
離乳食と授乳の間隔をあける
「授乳と離乳食の時間を決めて、離乳食前の2時間は授乳しないように決めました。離乳食の直前に母乳を欲しがっても、おもちゃで遊ぶようにして気をそらし、できるだけお腹を空かせるようにしました」(30代ママ)
離乳食と授乳の時間を決め、赤ちゃんのお腹を空かせるよう工夫したママがいました。また、食事の時間を決め生活リズムを整えることで、3回食へ進む離乳食後期へのステップにも進みやすくなるかもしれません。
ミルクを使う
「いつも飲んでいるミルクの味に近づければ食べてくれるのではと思い、おかゆの代わりにミルクを使ったパン粥を作りました。おいしそうに食べてくれてホッとしました」(20代ママ)
赤ちゃんに馴染みのある味に近づけられるよう、ミルクを使って離乳食を作るといった工夫もあるようです。赤ちゃんの食べる量が徐々に増えてきたら、好きな味をベースにして少しづつ野菜などの食材を加えていくとよいかもしれません。
見た目を工夫をする
「離乳食の見た目をおいしそうに思ってもらえるよう、育児雑誌などを参考にしながら赤や緑の野菜を積極的に使ったり、食器をカラフルなものに変えました。いつもと雰囲気の違う離乳食に喜んでくれているようでいつもよりたくさん食べてくれたと感じました」(20代ママ)
食材の色味を生かした離乳食を作ったり、食器を工夫することもあるようです。にんじんのオレンジ色やほうれん草の緑色など明るい色を使うことで、赤ちゃんも離乳食に興味を持ってくれるかもしれませんね。
最近では、育児雑誌や自治体の離乳食教室などで離乳食を勉強できる機会もあるようなので、興味のあるママは作り方や盛りつけ方を勉強してみるのもよいかもしれません。
生後8カ月の赤ちゃんと離乳食を楽しめるように
生後8カ月頃の赤ちゃんは、味や見た目に好みが出てきてたり、母乳やミルクとの授乳間隔が合わないことで離乳食を食べない原因になることがあるようです。ママたちは、授乳と離乳食の時間を見直したり、離乳食の彩りを考えるなど工夫して対処しているようでした。生後8カ月の赤ちゃんに離乳食を食べることの楽しさを伝えられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年6月21日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。