こちらの記事も読まれています
夏のお葬式での子どもの服装。男女別の選び方や赤ちゃんの服装など
服装にあわせて用意した靴や髪型
夏にお葬式に参列するとき、子どもや赤ちゃんにどのような服装や靴を用意するとよいのか気になるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、夏のお葬式の子どもの服装の選び方や実際に準備した男女別の子どもの服装や髪型、赤ちゃんの服装で意識したことを体験談を交えてご紹介します。
夏にお葬式に参列するときの子どもの服装
親族やお世話になった方が亡くなったとき、子どもといっしょにお葬式に参列することもあるのではないでしょうか。子どもの正式礼服は制服のようですが、制服がない場合はどのような服装で参列するのがマナーなのか気になるママもいるかもしれません。
今回は、夏の時期に参列するお葬式での子どもの服装についてご紹介します。
夏のお葬式での子どもの服装の選び方
夏のお葬式に参列するとき、服装の選び方が知りたいママもいるようです。ママたちに、夏のお葬式での子どもの服装の選び方を聞いてみました。
色
3歳児のママ
大人の礼服と色を統一させて黒のワンピースを選んだママがいるようです。他にも、紺色やダークグレーなど暗めの色をメインにし、シャツや靴下は白色を選んだというママの声もありました。
デザイン
4歳児のママ
お葬式に参列するとき、亡くなった方の親族の気持ちに寄り添いたいと思いました。子どもの服装はなるべく無地のものを選び、華美にならないように意識しました。
故人の家族の悲しみに寄り添えるように、子どもの服装もシンプルなデザインを選ぶとよいかもしれません。ママのなかには、肌の露出が少なくなるように半袖のトップスや膝が隠れる丈のボトムスを選んだという声も聞かれました。
素材
6歳児のママ
息子に鹿の子素材のポロシャツと、綿素材のスラックスを用意しました。夏の暑い時間帯のお葬式でしたが、汗をかいてもベタベタせずすごしやすかったようです。
夏のお葬式では、暑い時間帯に移動することも考えて洋服の素材を意識したママもいるようです。他にも、伸縮性のある素材で作られたフォーマルウェアを選んだところ、子どもが立ったり座ったりするときにも動きやすそうだったというママの声もありました。
【男女別】お葬式用として準備した子どもの服装
実際に、ママたちがお葬式用として準備した子どもの服装や靴、髪型について男女別にご紹介します。
男の子
5歳児のママ
白色で半袖の襟つきシャツに、紺色の半ズボンと靴下を用意しました。髪型は寝癖がないように整え、清潔感を意識しておでこが見えるようにセットしました。
1歳児のママ
黒色の半袖のポロシャツに長ズボンを用意し、白色の靴下とあわせました。靴は、黒色で光沢のないシンプルなスニーカーを用意したので、お葬式が終わった後も普段用として使いやすかったです。
お葬式での男の子の服装として、半袖のトップスにハーフ丈などのボトムスをあわせたママがいるようです。フォーマルシャツのなかには、ボタンで簡単につけ外ししやすいネクタイがセットになっているものもあるようなので、故人との関係性や会場の雰囲気にあわせて使いわけることもできるかもしれませんね。
女の子
4歳児のママ
紺色のノースリーブワンピースに白色のボレロをあわせ、足元は紺色のハイソックスと黒のストラップシューズを用意しました。髪型も華美にならないように後ろで1つに結んで参列しました。
2歳児のママ
白い半袖シャツに黒い七分丈ズボンをあわせ、白の三つ折りソックスと黒いスリッポンシューズをあわせました。子どもが小さいときは足をとじて座ることが難しいと思ったので、ズボンを用意すると子どもも大人もすごしやすかったです。
女の子にワンピースやセパレートの服装を用意したママがいるようです。ショートやボブなど髪が短い場合は、前髪や両サイドの髪をピンで留めるなどして、お辞儀をしたときに髪が顔にかからないよう工夫するとよいかもしれません。
赤ちゃんの服装で意識したこと
赤ちゃんといっしょに夏のお葬式に参列する場合、服装選びでどのようなことを意識するとよいのでしょうか。ママたちに聞いた、赤ちゃんの服装で意識したことをご紹介します。
肌の露出を控えたデザインにする
5カ月の赤ちゃんのママ
夏の時期、普段はブルマ丈のロンパースを着ていましたが、お葬式では肌の露出が少ないほうがよいと思いました。薄手の素材を選び、ズボンが五分丈のロンパースを用意して肌が見える部分を控えるよう意識しました。
赤ちゃんにも、肌の露出が控えめに見えるデザインの洋服を用意したママがいるようです。ママのなかには、葬儀場へ入る直前に薄手のボレロや靴下を履かせると肌の露出が控えめになり、エアコンの風も直接肌にあたりにくかったのですごしやすそうだったという声も聞かれました。
着心地のよい服装にする
10カ月の赤ちゃんのママ
当日喪主を務める親戚から『赤ちゃんがすごしやすい服できてね』と言ってもらえました。吸水性や吸湿性のよい綿素材で作られた紺色のトップスとボトムスを用意すると、普段着と着心地が変わらないので赤ちゃんもすごしやすそうに見えました。
赤ちゃんにとって着心地がよい服装を意識すると、お葬式の最中も機嫌よくすごしてくれるかもしれませんね。襟元に飾りがついていると、赤ちゃんの顎や口元にあたって気になる場合もあるようなので、なるべくシンプルなデザインを意識したというママの声もありました。
お世話のしやすさを考える
7カ月の赤ちゃんのママ
お葬式前後や最中にオムツを交換するとき、スムーズに交換しやすい服装がよいと思いました。セパレートタイプの洋服を用意すると、オムツ交換のときにはボトムスだけ脱がせばよいので短時間でサッと交換して戻れたところがよかったです。
赤ちゃんのお世話のしやすさを重視したママもいるようです。長時間に渡るお葬式に参列するときは、オムツ交換や授乳など赤ちゃんのお世話がしやすい服装を意識すると、ママやパパも慌てずに対応できるかもしれませんね。
雰囲気や関係性にあわせた服装を用意しよう
夏のお葬式に参列するとき、子どもや赤ちゃんの服装について考えるママもいるようです。子どもの服装の選び方として、洋服や靴は落ち着いた印象に見える色やデザインを意識するとよいかもしれません。
子どもの髪型は、服装にあわせて華美にならないようなものにしたというママもいました。赤ちゃんの場合はお世話のしやすさや着心地を考えるとよさそうです。
相手との関係性も考慮し、子どもにとってもすごしやすいような服装を用意して夏のお葬式に参列できるとよいですね。
大人は黒の礼服を着るので、娘にも同じ黒色の洋服を用意しました。黒色のワンピースは落ち着いた印象に見えるので、静かな会場の雰囲気を壊しにくいと感じました。