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3歳の子どもの靴や靴下、どう選ぶ?サイズの測り方や数など紹介
3歳になると、自分で靴を脱ぎ着できるようになり、履きやすい靴や靴下を探しているパパやママは多いのではないでしょうか?今回の記事では、3歳前後の子どもの靴や靴下のサイズ選びの目安、普段使いや運動時などシーン別靴選びのポイント、必要な数、サイズアウトのタイミング、子どもが靴や靴下を嫌がるときの対応の仕方など、体験談を交えてご紹介します。
3歳前後の子どもの靴・靴下のサイズは?男の子・女の子で違う?
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3歳前後の子どもの足のサイズをママたちに聞いたところ、男の子・女の子もあまり変わらず13〜15cm程度という結果でした。靴下は伸縮性があるため、一般的に売られているサイズも「13~15cm」「13~16cm」などと幅があります。子どもの体はすぐに大きくなってしまうため、服などはつい大きめを購入しがちですが、靴や靴下は子どもの足のサイズに合ったものを選んであげましょう。
靴下はジャストサイズ、靴は1cm程度余裕があるものを選ぼう
靴下は足のサイズにぴったり合ったものを選ぶべきですが、靴は靴下の厚みも考慮して0.5~1cm程度余裕のあるものを選びましょう。靴のサイズが合っていないと転倒したり、靴擦れなどのトラブルが起きたりするため、あまり大きすぎるのもよくありません。
3歳前後の子どもの足のサイズの測り方
3歳前後の子どもの足のサイズを知りたい場合、いくつか方法があるようです。1つずつ確認してみましょう。
キッズシューズ専門店で測ってもらう
ベビー・キッズシューズの専門店のなかには、シューフィッターという靴の専門家が子どもの足のサイズや幅、甲の高さなどを正確に測定し、足にぴったりの靴を見つける手助けをしてくれるサービスを行っているところもあるようです。パパやママでは判断が難しい幅広や甲高といった足の特徴も見極めてくれます。成長期の足は体の土台となるため、合った靴を選ぶことは非常に重要です。定期的に専門家へ相談し、測定してもらうことをおすすめします。
フットスケールを使用する
ご自宅でお子さんの足のサイズを正確に測るには、フットスケールを使うのがおすすめです。フットスケールがない場合は、インターネットで検索してダウンロードしてみてください。
測定する際は、必ず子どもが立った状態で行いましょう。足に体重がかかった状態で測ることで、より正確なサイズを把握できます。かかとの一番後ろから、つま先の一番長い部分までを測った長さが、足のサイズになります。この長さに、0.5~1cm程度のゆとりを加えたサイズが、靴選びの目安となります。
靴の中敷きでサイズを確認する
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ベビー・キッズ向けのブランドでは、同じサイズ表記でもサイズ感や履き心地が異なることはよくあります。
おおよその足のサイズがわかっている場合は、靴の中敷きを使って確認するのがおすすめです。中敷きを取り出して、かかと部分をお子さんの足のかかとにぴったり合わせ、つま先に0.5〜1cm程度のゆとりがあるかをチェックしましょう。この方法なら、実際に靴を履かせなくても、おおよそのフィット感を確認できます。
【ママの声】3歳前後の子どもの靴のサイズの選び方
40代ママ
30代ママ
身長や体重などの発育曲線がいつも上のラインぎりぎりなので、参考年齢だと靴がきついことがあります。お店の方に足サイズを計測してもらっています。
お店で実際に靴を試着してから購入するママが多いようです。メーカーによってサイズ感や柔らかさなどが異なるようなので、一度お店の方に足サイズを測ってもらったり、試着をしたりして子どもの足に合うメーカーを見つけておくとよいかもしれませんね。
【ママの声】3歳前後の子どもの靴下のサイズの選び方
30代ママ
足にフィットするサイズのキッズ用靴下を選びました。うちの子は靴のサイズが14cmだったので、靴下のサイズも同じ14cmにするとちょうどよかったです。
20代ママ
子どもの足のサイズはすぐに大きくなってしまうので、3歳児用と書かれたワンサイズの靴下を買ったことがあります。伸縮性のある素材だったので、3歳児の期間はずっと履けました。
靴と同じサイズのキッズ用靴下にしたママもいるようです。3歳前後の靴下の標準サイズはだいたい14cmから16cmとされてますが、靴下の素材や伸縮性によっては履き心地も異なります。子どもが少しふっくらしていたり、サイズ感の小さいブランドの場合、靴下跡がくっきりとついてしまうくらいゴムがきついこともあるでしょう。
ベビー・キッズサイズの靴下は年齢別にワンサイズで販売されているものもあるようです。2~4歳ぐらいはちょうどベビーサイズとキッズサイズの切り替えのタイミングになるため、子どもの足のサイズに合わせて選ぶとよいですね。
【シーン別】3歳前後の子ども靴の選び方
2歳~4歳ぐらいになると、自分でしっかり歩けるようになりお出かけの幅も広がるでしょう。子どもの靴を何足か用意し、シーン別に使い分けているママもいるようでした。ママたちに聞いたシーン別の3歳前後の子ども靴選びのポイントをご紹介します。
普段着として使用する靴
30代ママ
3歳の頃、1人で靴を履けるようになってきました。踵に輪がついている靴を選ぶと、指を入れて引っ張ることができるので踵を入れやすいと思います。サイズ選びは、購入時点でぴったりのものを選びました。
20代ママ
通園用の靴選びは、子どもが1人で履いたり脱いだりできるかをポイントにしました。舌部分が大きく開くと足を入れやすいようです。
2歳~4歳ぐらいになると、自分で靴を脱いだり履いたりする子どもも出てくるようです。マジックテープ式の靴のとき、舌の片側が縫いつけてあると、マジックテープをつけるときにヨレにくく、履きやすかったというママの声もありました。
普段用に使う靴は靴擦れや転倒などを防止するために、購入時点で子どもにぴったりのサイズ選びをしたという声も聞かれました。
お出かけ用の靴
40代ママ
水族館など靴が汚れにくい場所へお出かけするときは、私の好きなブランドの靴を選びました。普段は布製の靴を履いていましたが、お出かけ用はやわらかめの合皮素材のおしゃれなデザインの靴を選びました。
お出かけ用にブランドモノのおしゃれな靴を選びたいと考えるママもいるようです。女の子だとブーツなどもたくさん販売されているため、おしゃれの幅がひろがりそうですね。ママ自身が好きなブランドの靴を子どもが履いてくれると、子育てに対するモチベーションも高まりそうですね。普段は汚れが気になる白い靴などもお出かけ用なら選びやすくなるかもしれません。
運動するとき用の靴
40代ママ
運動会では、たくさん動いて足に汗をかきやすいと思いました。メッシュ素材の靴は通気性がよいのでムレにくく、軽くて走りやすそうでした。
30代ママ
保育園の帰り道に、同じクラスの男の子と公園に寄って砂遊びをすることがあります。靴の中に砂が入ったり、汚れるため、洗いやすい通気性のよい靴を選びました。
子どもが運動するときのことを考え、通気性や軽さを靴選びのポイントにしたママもいるようです。運動会での激しい動きに対応しやすいように、滑りにくいソールの靴を選んだというママの声もありました。
男の子・女の子問わず、砂遊びや泥遊びをすることがある場合は、洗いやすさに考慮して靴選びをしたママもいるようです。
子ども靴の数は何足?買い替え・サイズアウトのタイミング
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2歳~4歳ぐらいの子どもに、洗い替えを含めて靴を何足用意したらよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。実際ママたちに聞いた子どもに用意した靴の数と買い替えのタイミングをご紹介します。
【3歳前後】靴の数
20代ママ
この時期はすぐに足サイズが大きくなったので、何足も用意するとサイズアウトしたときにもったいないと思いました。洗い替えが欲しかったので普段履きを2足と長靴を用意していました。
40代ママ
普段用とお出かけ用に2足ずつ、長靴とサンダルを1足ずつ用意しました。毎日出かけていたので、洗い替え用の靴が何足かあると雨上がりの日も安心して外出できました。
洗い替えのことも考え、子どもの靴を何足か用意していたママもいるようです。公園の手洗い場で靴を濡らしてしまったり、水たまりに入ってしまったりすることもあるようなので、洗い替えの靴が何足あっても困らなかったというママの声もありました。
【3歳前後】買い替え・サイズアウトのタイミング
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20代ママ
季節の変わり目などのタイミングで3カ月から4カ月に1度買い替えました。季節にあわせて通気性のよい素材にしたり防寒素材の靴を選びました。
30代ママ
買い替えのタイミングは、子どもが靴を履くのを嫌がるときにしました。うちの子は、足が大きくなって靴が窮屈に感じたときに履くのを嫌がるのでわかりやすかったです。
季節を目安にしたり子どもの様子にあわせたりと買い替えのタイミングもさまざまなようです。三輪車やペダルなし自転車の練習で靴底が擦り切れたときなど、靴の傷みを見つけたときに買い替えを検討するのもよいかもしれませんね。
3歳前後の子どもが靴・靴下を履くのを嫌がるときの対応の仕方
2歳~4歳ぐらいになると、子どもが靴や靴下を履くのを嫌がり、出かけるときに時間がかかってしまうこともあるのではないでしょうか。ママたちに、子どもが靴や靴下を履くのを嫌がるときの対応の仕方を聞いてみました。
親や上の子とお揃いの靴・靴下にする
20代ママ
子どもが靴を履くのを嫌がったので、親子でお揃いの靴を用意しました。玄関にお揃いの靴が並ぶのを見て「ママと同じ靴履く」と積極的に履いてくれるようになりました。
30代ママ
3歳の頃、何でもお姉ちゃんのマネをしたい時期でした。上の女の子と同じデザインの靴を用意すると、喜んで靴を履いてくれました。
大好きなママやお姉ちゃんとお揃いの靴なら、喜んで履いてくれるかもしれませんね。同じような見た目のデザインにするだけでも、嫌がらずに履いてくれたというママの声もありました。
子どもが好きな色やキャラクターの靴・靴下にする
40代ママ
靴を履くのを嫌がるので、どんな靴なら履いてみたいか聞いていました。以前は青が好きだったのですが、今は黒が好きだというので男の子向けの黒い靴を用意すると、嫌がらずに履いてくれました。
20代ママ
いっしょにお店に行き、子どもに靴を選ばせました。好きなキャタクターのついた靴を購入すると「ここで履いていきたい」と言って自分で履いてくれました。
子どもが靴を履くのを嫌がるとき、子どもに履きたい色やデザインの靴を選んでもらったママもいるようです。自分の気に入った靴を選べると、靴を履くのも楽しくなるかもしれませんね。
靴・靴下のサイズなどを再確認してみる
2歳~4歳ぐらいの子どもが靴や靴下を嫌がるのは、単に気分的なものもありますが「履き心地がわるかった」というケースも珍しくありません。特に子どもの足はすぐに大きくなるため、いつのまにかきつくなっていたということもあるでしょう。突然靴や靴下を嫌がるようになった場合、改めて子どもの足に合っているかを確認してみるのもよいかもしれません。
こんなときどうする?よくある疑問
子どもの靴や靴下にまつわる疑問はいくつか集めてみました。同じ悩みを抱えているパパやママは、ぜひ参考にしてみてください。
3歳前後の子どもにとって「よい靴」って?
子どもの靴を選ぶ際は、足の形や大きさに合っていることが大前提ですが、「履きやすさ」も非常に重要です。
子どもはまだ手先が器用でないため、履き口が大きく開くマジックテープタイプの靴がおすすめ。また、靴を履く際にかかとが折れてしまわないよう、ある程度の硬さがあるものや、指をひっかけるフープ付きのものを選ぶと、お子さん自身でスムーズに履きやすくなります。
靴下の名前ってどうやってつける?
靴下には伸縮性があるため、名前ペンやスタンプで名前を書くのは難しく、苦労するパパやママは多いと思います。そこでおすすめなのが、フロッキーネームや、履き口を折って使うネームシールです。
フロッキーネームはアイロンが必要で少し手間はかかりますが、滑り止めになるものもあるため一石二鳥です。手軽に済ませたい場合は、ネームシールも便利ですよ。
靴下を履くより裸足のほうが足にいいって本当?
一部の保育園の乳児クラスでは、「足育(そくいく)」や靴下による転倒防止の観点から裸足保育を推奨しているところが多いです。一方で、2歳~4歳ぐらいになると歩行が安定してくるため、転倒の危険性が少なくなることや、感染症予防などの観点から靴下や上履きを履く保育に切り替える園も増えてくるようです。どちらにもメリット・デメリットがあるため、状況に応じて判断することが大切です。
3歳は自分でやりたい期!子どものサイズや能力にあった靴や靴下を選ぼう
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この記事では、2歳~4歳ぐらいの子どもの靴や靴下のサイズ選びから、買い替えのタイミング、必要な数、そして子どもが嫌がるときの対処法まで、体験談を交えながらご紹介しました。
3歳頃は「自分でやりたい」という気持ちが強くなる時期です。そのため、はきやすさを重視した靴や靴下を選ぶのがおすすめです。また、男の子向け・女の子向けキャラクターやモチーフの靴も種類が豊富なので、子どもの好きなデザインを選ぶことで、自立心を育むきっかけにもなります。靴下を選ぶ際は、転倒防止用の滑り止め加工がされているかどうかもチェックしましょう。
おしゃれな靴や靴下はプレゼントにも最適です。この記事をぜひサイズ選びの参考にしてみてください!
お店で子ども靴のサイズ表から参考年齢を見て、試着しています。メーカーによってサイズの表示方法や履き心地などが違うようなので、試着させてもらって少し歩いてみるよう子どもに声をかけています。