ボローニャ国際ブックフェアで話題になり、世界的に注目を集めているウクライナの絵本『イエロー バタフライ』を9月27日に発売します。
アメリカ版も各書評で激賞されています。
「挑発的で力強く、息をのむほどに美しい」Kirkus Reviews
(アメリカ版の書評より)
日本版『イエロー バタフライ』は9月26日の読売新聞文化面で紹介され、早くも関心が集まっています。
<少女の目を通して戦争を描く「言葉」のない絵本>
この絵本には「言葉」がありません。泣き叫ぶ声も、嘆きや怒りの言葉も。
でも、だからこそ伝わってくるのです。嘆き、怒り、絶望――――その果ての希望、平和への祈りが。
今、ウクライナの戦争の現実を伝える、たくさんの「言葉」が溢れかえっています。わたしたちは「言葉」によって現実を捉えますが、ときにその言葉に惑わされます。どうしようもないと無力感に囚われ、無関心にさえなってしまいます。