妊婦の仕事着は何を着るべき?妊娠中の服装や靴の選び方のポイント

妊婦の仕事着は何を着るべき?妊娠中の服装や靴の選び方のポイント

妊娠中も働く女性が増えてきているようですが、妊婦のときは体調や体型の変化もあり、仕事着や通勤用の服、靴選びにも悩んでしまいますよね。今回は働く妊婦の方にとって動きやすい仕事の服装や靴の選び方、妊娠前の服との組み合わせ方などを先輩ママたちの体験談と合わせてご紹介します。

妊婦の女性が動きやすい服とは

ゆったりした服

締め付けのある服は、窮屈に感じてしまうことも多いかもしれません。妊娠中は余裕のある、ゆったりした服を着るとよいでしょう。

妊婦服は最初から全部買いそろえると大変なので、お腹の目立たない妊娠初期の頃は手持ちのアイテムでお腹を締め付つけないものを組み合わせて着てもよさそうです。

インナーは妊婦用

妊娠中は汗を吸い取る吸湿性の高い、ゆったりとしたインナーが便利です。妊娠中はお腹だけではなく、バストも日々変化していきます。妊娠前の下着は体のラインをきれいに保つためのものですので、妊娠初期の下着が窮屈に感じる前に、妊婦用インナーを着用してもよさそうです。

また暑い時期は、オフィス内の冷房で体が冷えないように、お腹をすっぽり包んでくれるタイツやレギンスなど履くとよいでしょう。筆者は妊娠中、タイツなどの他に妊婦帯もしていました。お腹を冷やさないだけではなく、腰などの負担をやわらげてくれたようなので、重宝しました。

ワンピースなどお腹を締め付けないものを

ワンピースの妊婦さん
Monkey Business Images/Shutterstock.com

ワンピースは、妊婦服ではなくてもお腹を締め付けないタイプを選べば、妊娠中でも着ることができそうです。
ジャンパースカートは中に着るトップスを変えるだけで、着回すことができるので便利でしょう。仕事着として選ぶなら、色やデザインがシンプルなものを選んでみてはいかかでしょうか。妊娠初期はウエストがゴムのものや、ストレッチの入った素材を選ぶと、ストレスなく過ごせそうです。

妊婦さんおすすめ妊娠中の靴

ヒールのないフラットな靴

妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて今までの体のバランスとは変わってくるようで、筆者もなるべく転ばないように気を付けていました。

また、ヒールのある靴よりは、安定感のあるフラットな靴を履くとよさそうです。フラットな靴でも、カジュアルなデザインからシンプルなものまであるので、仕事用の靴としても選びやすいでしょう。

フラットシューズ
Africa Studio/Shutterstock.com

滑りにくい靴

お腹が大きくなると足元が見えにくく、雨や雪で地面が濡れていると転倒しケガをする恐れもあります。天気の悪い日に外出するのであれば、底面に滑り止めのついた安全な靴を選ぶとよさそうですね。筆者は雪が積もったときには滑り止めだけでなく、冷えないように中がボア敷きの靴など、保温性のあるタイプをよく履いていました。

産後も履ける靴

お腹が大きくなるにつれて、しゃがむことが大変になってきたりします。出産後は赤ちゃんを抱っこしたまま靴を履いたり、荷物が多くなったりするので、履きやすさや疲れにくいことが靴選びの重要なポイントとなりそうです。靴の脱ぎ履きのときに靴紐をほどくものや、ファスナー式の靴など、着脱に手間がかかる靴も控えたほうがよさそうです。

先輩ママに聞いた妊娠中の仕事着や靴

トップス

「袖がドルマンスリーブになっているものなど、少しゆったりした服を着ていました。色は黒やグレー、白などがオフィスでは大活躍でした」

「妊娠中、トップスは買いませんでした。ストライプ柄のシャツやカーディガン、冬はゆったりしたニットなどを着て仕事をしていました」

「お腹が大きくなってから2、3着購入しました。授乳口がついている服を選んだので、産後の授乳期には便利でした」

妊婦用のトップスは買わず、手持ちのゆったりとした服を着ていたというママが多いようでした。

ボトムス

「制服のある職場でしたが、妊婦用はなかったので黒のジャンパースカートを購入して、トップスは制服のシャツを着ていました」

「黒のマタニティパンツを購入して、ジャケットやシャツを合わせて仕事をしていました。組み合わせしやすく、着回すことができました」

「パンツはマタニティ用を購入しましたが、スカートは手持ちのウエストがゴムのAラインのタイプやワンピースなど、お腹を締めつけないものを着ていました」

手持ちのスカートを着たり、パンツはマタニティ用を着たりと、妊娠中でも着られるものをチョイスして使い分けているママが多いようでした。

マタニティパンツはアジャスターがついてるタイプもあり、自分の体に合わせてサイズの調節ができるものもあります。産後も穿くことができそうで便利ですね。

「妊娠する前はヒールのある靴を履いていましたが、妊娠してからはヒールのないバレエシューズやパンプスを履いていました」

「冬は冷え防止のためにムートンブーツを履いていました」

「服装が自由な職場だったので、カジュアルな服に靴はスニーカーやペタンコ靴を合わせていました」

フラットな靴は妊娠中から産後まで履けるので、1足あると便利そうですね。子どもを産んでからはヒールのある靴は履かなくなったというママが多いようでした。筆者も妊娠中は足がむくんだり、疲れやすかったりしたので、シーンに合った歩きやすい靴を何足か用意しました。

今しかないできない妊娠中の服装を楽しもう

妊娠中の仕事服
George Rudy/Shutterstock.com

仕事中も体型の変化に応じて、自分の体に合った服装ができるとよいですね。産後すぐに復職する場合、妊娠中に仕事着として着ていた服を職場復帰するときにも着ることができるので、授乳口のあるトップスやシンプルなワンピースだと長く愛用できそうです。

会社のカラーに合わせて自分の持っている服や靴、妊婦服を組み合わせてみてもよいでしょう。妊娠中は、仕事中にストレスを感じずに過ごせる服装を楽しんでみてはいかがでしょうか。

2017年10月24日

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