子どものスキーの教え方。何歳から始める?初心者への教え方

子どもと楽しめるスキー場を選ぼう

子どものスキーの教え方。何歳から始める?初心者への教え方

子どもは何歳からスキーを始められるのか気になるママやパパもいるかもしれません。スキー初心者の子どもへの教え方やターンの練習方法、子どもと楽しめるスキー場の種類や子どもが初めてスキーをした時期について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

子どもは何歳からスキーを始めた?

子どもとスキーを楽しみたいママやパパもいるのではないでしょうか。

地域によってはスキー学習がある小学校もあるため、小学校入学前に子どもにスキーを教えたいと考える場合もあるかもしれません。

子どもが何歳からスキーを始めたのかママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

子どもが3歳のときに初めてスキーをやりました。ママとパパもスキーが好きなため、子どもとスキー場で楽しみたいなと思い、3歳のクリスマスにスキー道具一式をプレゼントしました。

30代ママ
30代ママ

小学校入学前の幼稚園年長の頃にスキーデビューしました。私の住んでいる地域では小学校でスキー学習があるため、少しずつ練習を始めました。

50代ママ
50代ママ

子どもが幼稚園の頃に、プラスチックで作られたスキーのおもちゃを使って遊びながらスキーを楽しんでいました。

子どもが何歳からスキーを始めたのか、デビューした時期はそれぞれで異なるようでした。

何歳からという決まりはありませんが、4歳以上の子どもを対象としたスキースクールが多いようです。子どもの興味に合わせて始めてみてはいかがでしょうか。

子どもと楽しめるスキー場の種類

スキー場
iStock.com/Ingus Kruklitis

子どもとスキー場に行って楽しみたいママやパパもいるでしょう。どのようなスキー場を選ぶとよいのでしょうか。


ファミリーゲレンデのあるスキー場

ファミリーゲレンデは、一般のゲレンデと分けて作られた、子どもとママやパパが安全に滑れるスペースです。

スキーの練習をする子どもが人にぶつからないように配慮しやすく、思う存分楽しむことができるでしょう。

子どもが安全にスキーを楽しめるように、ファミリーゲレンデがあるスキー場を選ぶのもひとつのポイントです。


キッズパークがあるスキー場

スキーを練習するなかで、途中で子どもが他の遊びをしたくなることもあるでしょう。

雪の上に滑り台などの遊具があったり、子どもが楽しめるアクティビティがたくさんあるスキー場もあります。

スキーの合間に気分転換できるよう、キッズパークはあるか確認しながら選ぶのもよいでしょう。


子ども向けのスキースクールがあるスキー場

子ども向けのスキースクールがあるスキー場もあります。

数日間のみのスクールや、ママやパパがいっしょに受けられるファミリースクールなど、子どもが楽しみながらスキーを学べるスクールがあるスキー場を探すのもよいでしょう。

スキー初心者の子どもになかなかうまく教えられないと感じることもあるでしょう。気軽に参加できるスキースクールがあると、子どもも楽しくスキーを学べるかもしれません。

こちらの記事も読まれています

スキー初心者の子どもへの教え方

スキー初心者の子どもにママやパパが教えるとき、どのように教えるとよいのでしょうか。教え方についてご紹介します。


スキー板や靴に慣れる

スキー板
iStock.com/freestylephoto

スキー初心者の子どもにとって、スキー靴やスキー板は動きにくくて難しいと思うこともあるでしょう。滑り方を教える前に、道具に慣れることから始めてみましょう。

スキー板を履く前にスキー靴のみで歩いてみたり、ジャンプをしたりなど雪遊びを楽しみながら練習をします。ママやパパもいっしょにスキー靴を履いて遊びましょう。

慣れない靴を履くとうまく動けずに転んだり、バランスを崩すこともありますよね。難しさを楽しいと感じられるようにママやパパが「歩きにくいね、でも面白いね」など声をかけながら子どもと楽しみましょう。

スキー靴に慣れたら、スキー板を片足に履いて歩く練習をします。少しずつ慣れてきたら両足にスキー板を履き、平らなところで歩いてみましょう。


転び方を教える

両足にスキー板を履いたら、転ぶ練習をしましょう。腕をついて転ぶのではなく、お尻から転ぶということを子どもに教えましょう。

ママやパパが、実際に転ぶ姿を子どもに見せて教えたというママの声がありました。


ストックを持たずに練習する

スキーにまだ慣れていない段階で両手にストックを持つと、子どもが気を取られてしまったり、うまくバランスを取れずに転倒してけがをしてしまうかもしれません。まずはストックを持たずに練習しましょう。

両手を膝にあてて前傾姿勢になり、バランスを取る練習をしたり、前ならえのように腕を前に伸ばしながら、なだらかな坂で滑る練習をしてみましょう。


スキー板のハの字を覚える

スキー板をハの字にして滑ることをボーゲンと言います。子どもにハの字と教えてもうまく伝わらないかもしれません。

スキー初心者の子どもに教えるときは、「山の形だよ」「三角になるように滑るよ」など、わかりやすい言葉を使って練習しましょう。

子どもへのターンの教え方

子どもがスキーで滑ることに慣れてくると、ターンの練習をしようと考えることもあるでしょう。ターンの教え方についてご紹介します。


大人が子どもを抱っこしてターンをする

子どもが実際にターンの練習をする前に、ターンの感覚を覚えられるように大人が子どもを抱っこしながら滑ったというママの声がありました。

ターンはどのように滑るとよいのかうまく言葉で伝えられないこともあるでしょう。ママやパパが抱っこしながらいっしょに滑ると、子どもも楽しみながら練習できそうですね。


目印を置いてターンをする

雪の上に刺したストックを目印にターンの練習をしましょう。

「曲がるときにタッチをする、スタート地点とゴール地点を決めてママがいることろまで滑る」などのルールを作り、ゲームをしながら楽しむのもよいでしょう。

右にターンするときは右手でタッチして、左にターンするときは左手でタッチするなど、子どもに合わせて難易度を変えるのもよいかもしれません。

子どものペースに合わせながらスキーを楽しもう

スキーをする子供
Sergey Novikov - stock.adobe.com

子どもは何歳からスキーを始められるのか気になるママやパパもいるでしょう。

初めてのスキーは何歳からという決まりはありませんが、子ども向けのスキースクールでは、4歳以上など対象年齢が決められている場合があるようです。

スキー初心者の子どもにうまく教えられないと悩むこともあるかもしれません。教え慣れているインストラクターに教わることができるスクールに通うという方法もあります。

友だちといっしょのスクールに通いながら子どもがスキーを楽しんでいたというママの声もありました。短期間のレッスンなどもあるため、探してみてはいかがでしょうか。

子どものペースに合わせながら、スキーを楽しめるとよいですね。

2019年11月28日


広告の後におすすめ記事が続きます


外遊びカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
一面の銀世界での非日常体験 星野リゾート リゾナーレトマム×チャレンジ力

非日常の中で、子どもがさまざまな力を育むきっかけになる「旅」。今回は「星野リゾート リゾナーレトマム」親子旅のレポートです。「旅育」をテーマに専門家に話を伺い、想像力を育んだ旅についてお伝えします。