子どもは何歳からブランコに乗れる?服装や時間帯など意識したこと

子どもは何歳からブランコに乗れる?服装や時間帯など意識したこと

赤ちゃんが乗りやすいブランコを選ぼう

2019.04.04

赤ちゃんと何歳から公園のブランコを楽しめるのか、乳児や小さな子どもは1人で乗れるのかなど気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、月齢・年齢ごとの子どもがブランコに乗れるか、小さい子どもとブランコを楽しむときのポイント、服装や時間帯など遊ぶときに意識したことを体験談を交えてご紹介します。

子どもとブランコに乗ろう

子どもといっしょに公園へ行くとき、いつからブランコに乗れるのか、安全性なども気になるママもいるかもしれません。上の子や周りの子どもがブランコに乗っていると、その様子に興味を示してじっと見つめる子どももいるようです。ママたちは、いつから子どもとブランコを楽しんだのでしょう。


【体験談】子どもはいつからブランコに乗れる?

実際に、子どもと何歳からブランコに乗ったのかをママたちに聞いてみました。

首がすわったあと(4~5カ月頃)

「首がすわった5ヶ月頃、抱っこ紐を使って赤ちゃんを抱っこした状態で初めてブランコに乗りました。赤ちゃんにも景色を見せてあげたいと思ったので、前向きで抱っこして、ゆっくり漕ぎました」(5ヶ月の赤ちゃんのママ)

乳児のうちから、赤ちゃんの首がすわった後に初めていっしょにブランコに乗ったママがいるようです。抱っこ紐を使ってブランコに乗ると、両手でしっかりと鎖を持てたので安定して乗りやすかったというママの声もありました。前向き抱っこで同じ方向を見ているほうが、背中を支えてあげる姿勢になるので安心かもしれません。

ひとり座りができる頃(8~10カ月頃)

「赤ちゃんがひとりで座れるようになった8ヶ月頃に初めてブランコに乗りました。お座りが安定していると、ブランコに乗せるときも安心感がありました」(8ヶ月の赤ちゃんのママ)

ひとり座りができるようになった頃にブランコデビューをしたというママの声がありました。ひとり座りができる頃になると、ママが膝に乗せて抱っこしながらブランコを楽しめるかもしれませんね。

歩くようになった頃(1歳~1歳半頃)

「うちの場合、歩くようになった1歳の頃からブランコに乗りました。ブランコの方へ歩いていき、乗りたいという仕草をしたので私といっしょにブランコに乗ったのがきっかけです」(1歳児のママ)

歩くようになった1歳~1歳半の頃、いっしょにブランコ遊びを楽しんだママがいるようです。赤ちゃんの頃は公園では砂場など他の遊びに夢中でブランコに興味がない様子だったので、1歳をすぎて初めてブランコに乗ったというママの声もありました。

運動機能が発達してきた頃(2歳~3歳頃)

「赤ちゃんの頃、私の膝に乗せて何度かブランコに乗りましたが、怖いのか嫌がる素振りがありました。2歳を過ぎてだいぶ身体が安定してきた頃に、試しに一人で乗せてみたら、すごく楽しそうにしていました」(3歳児のママ)

ママの膝に乗るのは嫌がるけれど、一人で乗せてみたら喜んでいたという声もありました。背中をすごく優しい力で押して、揺らしてあげるとよいかもしれません。


ブランコの安全性は?

子どもがブランコで遊ぶとき、安全性が気になるママも多いと思います。基本的なルールは、子どもが小さいときから教えていきましょう。

たとえば、

  • ブランコに乗るときは絶対に手を離さない
  • ブランコからは飛び降りず、止まってからゆっくり降りる
  • 動いているブランコには近づかない
  • チェーンの隙間に指を挟まないようにする

などの基本ルールは繰り返し伝えて、安全性を守って遊べるようにするとよいでしょう。

出典:ブランコでの事故事例と防止対策/文部科学省

https://www.mext.go.jp/sports/content/1397128_5-3.pdf


子どもとブランコを楽しむときのポイント

子どもとブランコに乗るとき、どのようにするとより楽しめるのでしょうか。ママたちに聞いた、子どもとブランコを楽しむときのポイントをご紹介します。

月齢にあったブランコを選ぶ

ブランコに乗る赤ちゃん
Mcimage/Shutterstock.com

「公園に赤ちゃん用のバスケットシートと一般的なタイプのブランコがあったので、赤ちゃん用のバスケットシートを選びました。背もたれや前ガードがついていて安定するのか、ブランコに揺られながらキャッキャと声を出して足をバタバタさせて楽しそうにしていました。背中全体が支えられてる安定感があるので、安心して見ていられました。」(8ヶ月の赤ちゃんのママ)

月齢にあわせたブランコを選ぶと、赤ちゃんとブランコをより楽しめたというママの声がありました。公園のブランコには対象となる月齢や年齢が表示されていることもあるようなので、赤ちゃんの月齢が対象の範囲内かを確認してから乗せてあげられるとよいかもしれませんね。

子どもの様子をみながら楽しむ

「ブランコに乗っているときは、子どもの様子を確認しながら遊んでいます。表情などの様子をみながら、赤ちゃんが楽しめる揺れの大きさを探すと気にいってくれたようでした」(1歳半の赤ちゃんのママ)

「娘はブランコを楽しむ日もあれば、すぐに降りたがったり、おもちゃで遊びたがる日もありました。なので、子どもの気持ちを優先して遊ばせるようにしました」(2歳のママ)

子どもの様子をみながら揺れの大きさを調整したママがいるようです。ブランコの揺れ方によって景色の見え方も変わってくるかもしれないので、いろいろな楽しみ方ができそうですね。

子どもに声をかける


親子でブランコを楽しむ
maroke/Shutterstock.com

「ブランコに乗るときは、子どもに声をかけています。『ユラユラしているね』や『空が青いね』など状況や見えるものを話すと、普段とは違った話しかけができるので私も楽しい気分になりました」(5ヶ月の赤ちゃんのママ)

「2歳を過ぎるとおしゃべりも上手になってきたので、ブランコに乗るときも声をかけて楽しみました。いっしょにブランコに乗った状態で『何が見える?』と聞くと『とりさん!』や『くも』など見えたものを教えてくれるのが嬉しいです」(1歳児のママ)

子どもに声をかけてブランコを楽しんだママがいるようです。公園によっては桜や紅葉した木など季節によってさまざまな景色が見られることもあるようなので、ママが感じたことを声に出して、子どもといっしょに楽しめるとよいかもしれませんね。


こちらの記事も読まれています

小さい子どもと遊びやすいブランコの種類や使い方

最近では、ブランコにもさまざまな種類があるようです。

バスケットシート

「1歳の子どもと公園で遊ぶときに、バスケットシートのブランコがお気に入りでした。通常のブランコでは一瞬も気を抜けませんが、バスケットシートであれば安定感があり、少しの揺れでは基本的に落ちることはないので、正面から子どもの写真を撮ることができてうれしかったです」(1歳児のママ)

小さい子どもや身体を支えるのが難しい子のためのバスケットシートは安定感があり、乳児からでも乗ることができるようです。バスケットシートであれば、正面から子どもの笑顔を見ることができるというママの声がありました。使い方は、赤ちゃんを抱っこして、足を入れてあげるようにすると乗りやすいようです。

お皿型シート

「近所の公園には、お皿のような形のブランコがあります。子ども3人くらいなら同時に乗れて、寝そべって乗ることもできるので、上の子と下の子がいっしょに乗ることができてお気に入りです。」(4歳と1歳のママ)

子どもが寝た姿勢でも乗れるお皿型シートもあるようです。真横に立って押してあげるのが少し大変という声もありました。立ちこぎには適していないので、使い方をきちんと教えてあげるとよいでしょう。


子どもにブランコの乗り方を教える方法

3歳~5歳くらいの子どもがブランコに乗れるようになったけれど、自分で漕ぐのは少し難しいということもあるでしょう。そんな子どもにブランコの乗り方を教える方法を紹介します。

  • 重心のかけ方を教える(背中を後ろに倒す)
  • 足の動きとタイミングを教える
  • 隣でママが乗ってみて、タイミングを教える

子どもが自分でブランコを漕げるようになると、ブランコがさらに楽しくなるでしょう。ただ、安全に遊べることが第一なので、子どもが怖がるようであれば後ろで支えてあげるようにしましょう。


子どもとブランコに乗るときに意識したこと

子どもとブランコに乗るとき、どのようなことを意識したらよいのか知りたいママもいるのではないでしょうか。ママたちに、子どもとブランコに乗るときに意識したことを聞いてみました。

服装

子ども用パンツ
Worrawout Varinthanutkun/Shutterstock.com

「太陽の向きによってはブランコに乗ったときに眩しいかもしれないと思いました。つばが広めの帽子を用意し、公園に到着したら帽子をかぶせるようにしています」(8ヶ月の赤ちゃんのママ)

「ブランコの座面は、気温によって熱さや冷たさを感じるかもしれないと思いました。ブランコに乗るときは、座面に直接肌がふれないように長ズボンや七分丈のスボンを履かせるように意識しました」(1歳児のママ)

子どもとブランコを楽しめるように服装を意識するとよいかもしれません。自分の服を選ぶときも、丈の長い上着やスカートなどはブランコに乗ったときに裾を引きずるかもしれないので、動きやすいものを用意したというママの声もありました。

時間帯

「季節によってブランコで遊ぶ時間帯を変えました。夏の暑い日は涼しい午前、冬は日が昇って暖かくなる午後の時間帯を選ぶと、ゆっくりとブランコを楽しめました」(7ヶ月の赤ちゃんのママ)

すごしやすさを意識して、季節によってブランコで遊ぶ時間帯を考えたママがいるようです。ママのなかには、ブランコの周りに大きな木がある場合、気温が高い時期は日陰になる時間帯を選んで乗ったという声も聞かれました。


いつからブランコに乗るかはそれぞれ

ブランコに乗る子ども
beeboys/Shutterstock.com

子どもからブランコの乗るかは人それぞれのようです。2歳をすぎるとひとりで公園のブランコに乗るようになったというママの声もありました。子どもとブランコを楽しむために、月齢にあったタイプのブランコを選んだり子どもの様子を見たりするのもよいかもしれません。

動きやすい服装やすごしやすい時間帯などを意識し、子どもとブランコを楽しめるとよいですね。


【体験談】公園やおもちゃのブランコは何歳から?いつからこげるもの?

【体験談】公園やおもちゃのブランコは何歳から?いつからこげるもの?

2019.04.04

外遊びカテゴリの記事

「イクメンって言葉が嫌い」は男女の分断を広げる?【てぃ先生×治部れんげ】
子育てや教育のテーマを元に読者から集めた質問にゲストスピーカーと対話する動画記事コンテンツ。