幼児期の子ども向け。室内でできる簡単なゲームやレクリエーション

幼児期の子ども向け。室内でできる簡単なゲームやレクリエーション

体も頭も日々成長する幼児期の子どもたち。おもちゃを使った遊びと共に、簡単なゲームやレクリエーションで遊びのレパートリーを広げませんか?室内で楽しめる遊びを中心に、幼児期の子どもが楽しめるゲームやレクリエーションをご紹介しましょう。

室内でできる簡単なレクリエーションやゲーム

雨の日が続いたり、暑さや寒さで外に出られなかったりした日に子どもがおもちゃ遊びだけでは退屈になってしまいますよね。レクリエーションやゲームを通して遊んだり、体を動かすことでコミュニケーションやスキンシップを深めるきっかけになるようです。室内でできるものにはどのようなものがあるのでしょうか。

子どもが室内でできる簡単なレクリエーション

じゃんけん列車

じゃんけん列車
© sunabesyou – Fotolia

じゃんけん列車は、とても簡単で子どもたちに大人気のゲームです。まず、音楽が流れる中で室内を自由に動き回ります。音楽が止まると、近くにいる人とじゃんけんをして、負けた人は勝った人の肩に手を置いて列を作ります。再び音楽が流れたら、歩いて、止まったらじゃんけんを繰り返します。勝った人の後ろには負けた人が列を作り、列が長くなります。最後に列が一つになり、一番前にいる人が勝ちです。

流す音楽はどんなものでも構いません。リズムのいい音楽や子どもが好きなものを選びましょう。


小豆運び

お箸に興味を持ち始めた子どもにおすすめなのが、小豆運びです。お家に小豆が無い場合は、大きめのビーズでも代用できます。

まず、小皿を2枚用意し、一枚には小豆をたくさん入れて、もう一枚は空のお皿を横に置いておきましょう。

遊び方は、お箸を使ってできるだけたくさんの小豆を空のお皿に移すという簡単な方法。制限時間を決め、その時間内にどれだけ多くの小豆をお皿に運べるかを競うと盛り上がります。


すわり相撲

保育園や幼稚園で覚えてくる体育座り(三角座りとも言います)をしながらできる、すわり相撲。体育座りをして向かい合い、合図で腕を組み合わせます。上半身を使って相手のバランスを崩して、相手のお尻を浮かせたり、倒したりしたら勝ちです。

子どもが室内でできる簡単なゲーム

カルタ

字が読めるようになってきた子どもとはカルタで遊びましょう。パパママ、そして子どもで楽しめるカルタの代表的な遊びは、カルタ取りです。文字の書いてある札と絵が描かれている札に分け、文字札から一枚取って読み、読まれた札に対応している絵の札を取ります。絵の描かれている札をたくさん取った人が勝ちです。

カルタには色々な種類があり、3歳頃から遊べるカルタもあるので年齢に合わせたカルタを選ぶのがいいでしょう。


ドミノ

ドミノ
kikovic/Shutterstock.com

ドミノの遊びで一般的なのが、ドミノ倒しです。長方形の「牌(ぱい)」と呼ばれるものを床や机に立て、好きな形に並べて行き、並べ終えたら一番端にあるドミノを倒して全部が倒れる様子を楽しみます。ドミノ同士の間隔が広いと上手く倒れない場合があります。その時には、パパやママが数個のドミノを様々な間隔で並べてみて、どうしたら倒れるのかを一緒に考えてみるのもいいでしょう。


福笑い

お正月によく遊ばれた福笑い。顔の輪郭と顔のパーツを用意して、目隠しをした人が輪郭の中にパーツを入れていきます。単純な遊びですが、目隠しをして行うことで、パーツがあるべきところではない場所に置かれていたり、さかさまになったり、できあがった顔がとてもユニークで、思わず大笑いしてしまうゲームです。

自分で福笑いを手作りしてみるのもいいかもしれません。


トランプ

トランプは色々な遊び方があります。数字が分かるようになった子どもとは神経衰弱に挑戦してみましょう。トランプを裏返しに並べ、順番に2枚めくります。数字が同じだったらその2枚をもらえて、違う数字だったら次の人に順番を交代します。繰り返して、多くトランプが手元にある人が勝ちです。

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新聞紙をつかった運動

新聞紙を丸めて小さなボールをいくつも作ります。ここは子どもも一緒にできるので作るところから楽しみましょう。ボールができたら、段ボールやカゴを用意して、そこに新聞紙ボールを投げいれて遊びます。応用編として、的を作ってそこにボールを当てるゲームや、パパやママとキャッチボールする遊びもあります。


体操や踊り

幼児番組などで流れる歌を歌いながら踊ったり、体操するのも運動になります。あらかじめ振り付けが決められている踊りでもいいですし、好きな音楽に合わせて自由に踊ってみるのも楽しいでしょう。パパやママも一緒に踊ってください。

【体験談】ドミノで遊ぶ楽しさを発見

帰省した時に実家にあったドミノを3歳の子どもに見せたところ、興味津々でどうやって遊ぶのかを聞かれました。ドミノ倒しの仕方を教えると、黙々と並べて倒すという作業を繰り返し行っていて、短期間で集中力を身につけました。また、ドミノ倒しに飽きるとドミノの牌を自由に並べ、その上にミニカーを走らせたり、ミニチュアの人形を歩かせたりして、自分なりの遊び方を発見して楽しんでいました。

工夫して室内遊びを楽しく

笑顔の親子
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室内でのレクリエーションやゲームは、簡単でありながら工夫次第で色々バリエーションがある遊びを楽しめます。例えば、家にあるものが遊び道具に変身したら、子どもはきっと喜ぶでしょう。遊びによっては、子どもの集中力や協調性を引き出すことができます。パパママも子どもと一緒に室内遊びを楽しみましょう。

2017.11.12

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