仕事をしながら子育てと家事を両立していて常に「時間が足りない…」と感じているママも多いと思います。そこで今回は「時間マネジメントアドバイザー」の山中さんにママが自分の時間を作るためのポイントを聞いてみました。
ママにとっては「自分の時間」を作るのはとてもむずかしいですよね。筆者もそのひとりです。
自分の時間どころか、仕事から帰ってきてからの夕飯の準備や、お風呂、子どもの寝かしつけまでは座る時間もないほどドタバタです…。
このままではいけない!と思い、今回は「時間マネジメントアドバイザー」の山中真理子さん(以下、山中)に、自分の時間を作るためのポイントをおしえてもらいました。
「自分の時間は、できるだけ突発的に他の用事が入りづらい時間に作ることが大切です。
例えば、家族がまだ起きてこない早朝や、1人になれる通勤時間などがいいですね。
たまに"子どもたちが寝てから、やりたいことをやっています"というママもいますが、子どもがなかなか寝てくれなかったり、ママが夜遅くまで没頭しすぎて睡眠時間を削ることになることもあるので、注意しましょう」(山中)
「急に夫が子どもの面倒を見ていてくれることになった時、事前に"やりたいこと"をピックアップしていないと、
急にできた自分の時間を無駄にしてしまうことが多いです。
そうならないために、前もってやりたいことをピックアップしておきましょう。
これをしておくと、これはすきま時間にできそう、とか、これは2時間ぐらいまとまった時間が必要、ということがわかり
時間を上手に作れるようになります。
たとえば夫がいつもより早く帰ってきた時は、映画のレイトショーやスーパー銭湯にひとりで行くなど、急にできた時間も有効に使うことができます」(山中)
私しかできないから…と、家の仕事や育児のすべてを自分だけで抱え込んでいませんか。この状況を変えない限り、自分の時間は作れません。
「"私にしかできない"ではなく、"家族みんなができる"ように、家の仕組みを変えるのもいいでしょう。
そのためには家の仕事を「教える」。そしてやっているところを「見守る」ことが大切です。
夫だけでなく、子どもでも年齢に応じでできることは多いはず。「やってくれない」「下手だから結局自分がやりなおすので二度手間になる」という場合は、最初にきちんとやり方を伝えていないことがほとんどです。
少々気になることがあっても、お小言を言うのではなく、
目をつぶれるところはつぶること。
任せて信頼するのも大事なことです。結果的に自分が楽になり、自分の時間を作る近道になります」(山中)
以上、山中さんに教えていただいた、自分の時間を作るためのポイントでした。ぜひ実践してみたい方法ですね。
子育てママグループを一人で立ち上げ運営。二人の男児を育てながら全国に2000名のママ会員を作る。育児休暇中のママ会員から多く寄せられる時間の悩みを解決すべく時間マネージメント講座を考案。ワーキングマザーや子育てママ向けに開講中。
ここからは、さらに自分の時間を作るための「家事の時短」について考えてみます。
「あれも、これも…」やろうとして予定を詰め込むと、自分の時間が作れないばかりでなく、なにかトラブルがあった時に対処が難しいことも…。
今すぐ必要ではないこと、毎日やらなくても大丈夫な家事は「やらない」と切り捨てる選択肢があることも心に留めておくといいでしょう。
やることを減らせない場合などには、時短家電や代行サービスなどを活用。
今まで10分かかっていた副菜づくりを、電子レンジを使うことで7分に減らすことができれば、3分間の時間短縮に。
「たかが3分」と思いがちですが、そのあいだに保育園の連絡帳記入、メールのチェックなどさまざまなことができて、結果的に自分の時間を増やすことにつながるのではないでしょうか。
実際に働くママたちが自分の時間を作るためにどんな工夫をしているか、また自分の時間をどんなことに使っているかをきいてみました。
家事は自分がやりたいときにやるようにしています。その方が集中できて、はかどるからです。疲れているときややりたくないときは、できるだけやらずに済むよう工夫しています。
また、たとえば洗濯は乾燥機を使って時間を短縮するなど、常に家事を効率的にするように心がけていて、その分を自分の時間の時間にしています。
空いた時間は寝る時間にあてたり、友達に会ってリフレッシュしていますね。(9歳女児のママ/フルタイム勤務)
おかずは週末に作り置き。私の場合、お米も週末にまとめて炊いて冷凍保存しています。そうすることで、仕事から帰宅してからの家事の時間をグッと短縮できるようになりました。
空いた時間は、気になっている映画のDVDを見たり、晩酌したりと楽しんでいます。(7歳女児のママ/フルタイム勤務)
子育て、仕事、家事…ママは毎日大忙しで、自分のための時間が取れないストレスもあると思います。
でも、時には思い切って自分のやりたいことを優先させることも必要なのかもしれません。家族の協力や家事を時短するなどの工夫をして、自分だけの時間を少しでも持つように心がけたいですね。
それが結果的に、家族に優しく接することができたり、毎日の仕事や子育てをがんばるための糧になるのではないでしょうか。
2017年04月28日
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