冷凍野菜を使った離乳食レシピ。アレンジの仕方や調理のポイント

冷凍野菜を使った離乳食レシピ。アレンジの仕方や調理のポイント

離乳食づくりに、スーパーなどで売られている冷凍野菜を使うことができるのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、ママたちが離乳食づくりでいつから冷凍野菜を使っていたかや冷凍野菜を使うときのポイント、冷凍野菜を使った離乳食のアレンジレシピを、ママたちの体験談をもとにご紹介します。

離乳食に冷凍野菜はいつから使う?

離乳食を始めようと考えているママの中には、野菜はいつから取り入れればよいのか、冷凍野菜を使うこともできるのか、気になるママもいるのではないでしょうか。

厚生労働省の資料によると、離乳食の開始はおかゆから始め、慣れてきた頃から野菜や、果物を、さらに慣れてきたら豆腐や白身魚など、徐々に増やしていくとよいとされています。

ママたちに、離乳食で冷凍野菜を使っていたかどうか聞いてみました。

「離乳食づくりは時間がかかるので、少しでも調理時間を短くするために、ある程度の野菜が食べられるようになった離乳食中期頃から冷凍野菜を使い始めました」(1歳児のママ)

「子どもにいろいろな野菜をあげるために、冷凍野菜を組みあわせて離乳食を作っていました。カットと加熱されただけの状態で調味料や添加物も使われていないので、冷凍のかぼちゃやほうれん草などは離乳食初期から使っていました」(11カ月の赤ちゃんのママ)

ママたちは赤ちゃんの離乳食の進み具合をみながら、時短のためやバランスよく野菜をとるために冷凍野菜を取り入れているようです。

出典:「Ⅱ離乳編」/厚生労働省

離乳食で冷凍野菜を使うメリット

離乳食で冷凍野菜を使うメリットをママたちに聞いてみました。


簡単に調理できる

フライパンで調理
iStock.com/Voyagerix

「あらかじめカットされていて包丁やまな板を使わずに済むので、調理がとても楽です。かぼちゃや里芋など皮むきが面倒なものは冷凍のものを使うようになりました」(11カ月の赤ちゃんのママ)

「冷凍かぼちゃは我が家のマストアイテムでした。解凍したあと、初期はすりつぶしてペーストに、中期は角切りにして手づかみに、後期は他の野菜に混ぜてなど、幅広くアレンジすることができました」(1歳児のママ)

冷凍野菜は皮むきやカットなどの下処理がされた状態で売られているため、少し手を加えるだけで離乳食が作れて便利だというママの声がありました。離乳食づくりの時間が短縮できると、その分の時間を赤ちゃんのお世話や自分の時間にあてることができそうです。


生野菜よりも安く購入できる場合も

「野菜の値段が高騰したときでも、冷凍野菜は値段が一定だと感じています。旬を外れると生野菜を買うより安い場合があるので、そのときは保存期間の長い冷凍野菜を選びます」(1歳児のママ)

購入する場所によりますが、比較的に冷凍野菜は値段が安定している場合が多いというママの声もありました。野菜が高騰している時期は、食費にかかるお金を少しでも抑えられると嬉しいですよね。

こちらの記事も読まれています

離乳食で冷凍野菜を使うときのポイント

離乳食で冷凍野菜を使うときは、どのようなことに気をつけるとよいのでしょう。離乳食で冷凍野菜を使うときのポイントをママたちに聞いてみました。


使う分だけ解凍する

オクラ
iStock.com/Memitina

「一度冷凍されているものなので、品質が落ちないように使う分だけ解凍し、再冷凍はしないようにしました」(9カ月の赤ちゃんのママ)

冷凍野菜は、離乳食づくりで使う分だけをその都度解凍していたというママの声がありました。離乳食で一度にあげる量はそれほど多くないことから、使いたい分だけを気軽に使うことができるのも、冷凍野菜のよいところかもしれませんね。


しっかり加熱する

離乳食で冷凍野菜を使う場合には、しっかり加熱していたというママもいるようです。赤ちゃんが口にするものなので、一度火を通しておけるとママも安心かもしれませんね。

冷凍野菜を使った離乳食レシピ

冷凍野菜を使った離乳食のアレンジレシピにはどのようなものがあるのでしょう。ママの体験談をもとにご紹介します。


冷凍ブロッコリーのおかゆ

「ブロッコリーを冷凍のままおろし器ですりおろし、おかゆに混ぜるだけで簡単に野菜入りのおかゆが作れます。冷凍のまますりおろすことで口当たりがなめらかになり、子どもも食べやすいようです」(7カ月の赤ちゃんのママ)

ブロッコリーやほうれん草など穂や繊維が多い野菜は、冷凍のまますりおろすことで赤ちゃんにも食べやすくなるようです。冷凍野菜はあらかじめ冷凍されて売られているので、茹でて冷凍する手間と時間を省くことができて便利ですね。


冷凍かぼちゃのカッテージチーズあえ

「冷凍かぼちゃを電子レンジで解凍したら、皮を取って潰し、カッテージチーズとあえたら完成です。かぼちゃの甘味があるので、他の食品と混ぜてもパクパク食べてくれます」(10カ月の赤ちゃんのママ)

チーズや豆腐などと混ぜていたというママの声がありました。ラップで包んで茶巾にしたり、片栗粉を混ぜておやきにしてあげると、手づかみ食べにも対応することができそうです。


冷凍ミックスベジタブル入り蒸しパン

「解凍したミックスベジタブルを細かく刻んだら、小麦粉、卵、ベーキングパウダーと混ぜて蒸しパンを作っています。いろいろな野菜を一度にとることができるし、手づかみ食べの練習にもなるのでとても便利です」(1歳児のママ)

冷凍野菜を使って蒸しパンを作っているママもいるようです。蒸しパンに入れる冷凍野菜をほうれん草やかぼちゃなど他の野菜に変えてアレンジすると、レシピの幅が広がりそうですね。

離乳食づくりに冷凍野菜を活用しよう

子どもにご飯を食べさせる女性
© aijiro - Fotolia

冷凍野菜は素材そのものがカットなど下処理された状態で冷凍されているので、離乳食づくりにも便利だというママたちの声がありました。使う野菜をアレンジすると、レシピの幅を広げることもできそうです。冷凍野菜を活用することで、離乳食づくりの時間が楽しくなるとよいですね。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

※記事内で使用している参照内容は、2018年10月10日時点で作成した記事になります。

2018.10.13

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【KIDSNA STYLE】一緒に盛り上げてくれるアンバサダーを大募集

KIDSNA STYLEと一緒に、全てのママへ素敵な子育て情報を届けよう!KIDSNAアンバサダーに登録された方には限定プレゼント、記事出演やイベントを通じたアンバサダー同士の交流会をご用意しております。限られた子育て期間を、素敵にアップデートしてみませんか。