
暑い・寒いなどの表現が難しい乳児や幼児。どの季節も快適に過ごせるよう、ママによる洋服選びが重要になるかもしれません。今回は肌着の利用時期や、春夏秋冬の季節ごとに違う乳幼児の服装の選び方や、先輩ママによる服選びの体験エピソード、服選びで気をつけたいポイントについてご紹介します。
乳児から幼児の頃は、季節だけではなく、月齢や年齢によって洋服の選び方が違います。
特に0歳の乳児期は、一年の間に洋服の着せ方や種類も変わるので、子どもの成長にあった洋服を選ぶようにしましょう。
0~3カ月頃の乳児期は、短肌着にツーウェイオールを重ねて着せるのが基本の着せ方ですが、短肌着、長肌着、ツーウェイオールのように肌着を二枚重ねて寒さ対策をするなど気温の変化によって調節しましょう。
4カ月を過ぎると足の動きも活発になり、動きが広範囲になります。
短肌着のうえにロンパースを着せることで、足の動きを妨げない服装にするとよいでしょう。つかまり立ちが始まる10カ月から1歳は、上下が分かれた服装にすると、洋服が着脱しやすくなるででしょう。
夏は一年の中で最も暑く、たくさん汗をかく時期です。
薄手で風通しがよく、吸湿性に優れた肌着やベビー服を選びましょう。
0~3カ月頃は、動きも少ないため、夏であってもクーラーの効いた室内にいることが多くなります。
短肌着にコンビ肌着を組み合わせて二枚着せるのを基本とし、汗をかくようであれば、コンビ肌着だけ着せるなど、調節しましょう。
手足に少しずつ動きが出てくる3カ月以降は、重ね着をさせると暑くて汗をたくさんかいてしまうことがあるかもしれません。
秋も春同様に季節の変わり目のため、朝晩の寒暖差が激しい時期です。
気温に応じて服装をコントロールする必要がある乳児には、肌着の上にツーウェイオールなどのベビーウエアを組み合わせた基本のスタイルに、気温の変化に合わせて簡単に着脱できるベストや、カーディガンなどプラスワンのアイテムを用いて調節しましょう。
冬は寒いからと大人の感覚でついついたくさん服を着せてしまいたくなりますが、着せすぎても、汗をたくさんかいてしまうなど、乳児にとって着心地が悪くなってしまうかもしれません。
室内であれば、暖房も効いているので、肌着を1枚から2枚着せた上に、ツーウェイオールなどを着せるのが望ましいでしょう。
0歳から1歳の乳児期の子どもは、汗っかきなので、ベビー服を選ぶときには素材選びが大切になります。
肌着には、通気性や放湿性、吸湿性、伸縮性に優れた素材を選ぶとよいでしょう。
乳児の成長に合わせて動きにも差があるので、子どもをよく観察して服装選びをしましょう。
肌着のうえに薄手のトレーナーと長ズボンを合わせ、少し肌寒いときには、トレーナーの上にウインドブレーカーのような羽織りがあるとよいでしょう。
肌着はメッシュのランニングなどを着せ、その上にTシャツと短パンを合わせるのが、基本のスタイルでしょう。2歳になると走り回れるほど活動的になるため、汗もたくさんかきやすくなります。着替え用に少し多めの枚数を揃えておくとよいでしょう。
春と同じように長袖Tシャツと長ズボンが基本のスタイルになるでしょう。
肌着はランニングタイプから半袖にすることで、肌寒いときの保温効果にも。
また朝晩は気温差があるため、出かけるときには羽織りを一枚用意してお出かけするとよいでしょう。
室内と外との気温差が大きい冬。肌着の上にトレーナーを着せ、キルティングやダウンなどのアウターで調節をしましょう。
よく動く2歳の幼児には、腕の動きを妨げないベストもよいかもしれません。
ズボンは少し厚手のものや、裏が起毛したものでもよいでしょう。
2歳という年齢だと、イヤイヤ期を迎えているというお子さんも多いかもしれません。
“自分ひとりでなんでもやってみたい”という気持ちも芽生える時期でしょう。子ども自身が着脱しやすい伸縮性のある洋服を選んだり、汚れたときの着替えが多くなることを考え、洗い替えもあると便利かもしれません。
子どもがすすんで洋服を着られるような着心地のよいものを選ぶようにしましょう。
2歳の頃と同じように、トレーナーや長袖Tシャツに長ズボンが基本のスタイルとなるでしょう。
洋服に対するこだわりも芽生え始めるので、自分で選びたいという子どももいるかもしれません。
女の子であれば、スカートの下にタイツやレギンスを合わせたり、長袖ワンピースなど、少しおしゃれを取り入れたり、洋服選びもいっしょにしたいという子も出てくる時期のようです。
肌着の上にTシャツと短パンが基本のスタイルになるでしょう。肌着はランニングタイプのものを選び、汗をかいたらこまめに着替えるようにしましょう。
長袖Tシャツと長ズボンが基本のスタイルでしょう。幼児になったら徐々にボタン付きのシャツやファスナーのついた服もひとりで着られるようにチャレンジしてみてもよいかもしれません。
お着替えに興味を持ち始めたら、ぜひ取り組んでみましょう。
肌着のうえにトレーナーを着て、ズボンをはく基本のスタイルの他にも、トレーナーの下にシャツを組み合わせたり、ワンピースにカーディガンを合わせたりと、重ね着も自分でできるようになります。
遊ぶときやお出かけするときなど、シーンに合わせて服をいっしょに選んでみるのもよいでしょう。
3歳になると幼稚園に行く年齢になることもあり、今までよりも友だちとの外遊びの機会もより増えてくるでしょう。外で活発に動くためにも、洋服は動きやすい伸縮性のあるものが好まれるようです。
また、安全面を考えて、ひっかかりやすいとされるフードやひもがついている洋服は、公園で遊ぶ際などはなるべく避けた方がよいでしょう。大きすぎるサイズの洋服も、動きを妨げてしまうので、ジャストサイズのものを選ぶようにしましょう。
乳幼児期の服装についてママたちはどのような工夫をしていたのでしょうか。体験談から紹介します。
「日中は暑くて薄手の長袖Tシャツでも暑いほどだったのに、夜になると途端に冷え込み、震えるほど寒くなったので、備えのカーディガンが大活躍しました。春先や秋は、朝晩と日中の気温の差がかなりあるので一枚あってほんとによかったです」(20代1歳児ママ)
「ゴールデンウィークは暑くてTシャツで過ごすほどだったのに、6月の梅雨の時期は、肌寒くなることもあり、再び長袖Tシャツを出して着せました。幼児期は一年通してみてみると案外Tシャツよりも出番が多いかもしれません」(40代3歳児ママ)
季節や気温に対応できるように工夫したり、備えているママが多いようですね。
乳児や幼児の肌着の選び方、春夏秋冬の洋服選びのポイントなどご紹介しました。乳幼児期は、年齢に合ったサイズ選びとともに、季節やその日の気温に合わせた服装選びが大切でしょう。また、年齢が進むにつれて活発になることを考えた動きやすい服装選びも必要になるようです。先輩ママの体験談も参考に、子どもが過ごしやすい服装を考えてみましょう。
2017年11月30日
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