赤ちゃんの冬服選びのポイント。寒い季節を暖かくすごせる服装とは

赤ちゃんの冬服選びのポイント。寒い季節を暖かくすごせる服装とは

日に日に寒さが増していく冬は部屋の中と外とで寒暖差が激しくなりがちで赤ちゃんにどういった服を着せたらよいのか悩んでしまいますよね。そこで今回は、寒い冬でも暖かくすごせるような、赤ちゃんの服選びのポイントについてご紹介します。

赤ちゃんの冬の服装

寒い冬、赤ちゃんには、どういった服を着せてあげるとよいのでしょうか?3つのポイントを見ていきましょう。


素肌の上に綿肌着

植物由来の繊維である「綿」は、吸水性や通気性が高い素材だといわれています。Tシャツなどにもよく使われているので、普段から手にする機会も多いのではないでしょうか?

やさしい肌ざわりや機能性の高さが魅力的な綿素材は、赤ちゃん用肌着にも多く採用されているようです。吸水性で汗を吸い取り、通気性によりムレを防いでくれる綿肌着は、夏にも冬にも活躍するアイテムと言えるでしょう。まだ自分で上手に体温調整ができない赤ちゃんのために、綿肌着を1枚用意してみてはいかがでしょうか。


重ね着する

外は寒くてアウターが手放せないような気候でも、暖房をつけている部屋の中では、意外と暖かかったりしますよね。部屋の外と中とで寒暖差が激しい冬は、体温調節がしやすいよう重ね着にしておくと安心かもしれません。

たとえば、肌着の上に薄手のカットソーを着たあと、カーディガンを重ね、最後にアウターを羽織るとしましょう。部屋に入り、暖かく感じたらアウターを脱ぐこともでき、部屋の中で遊びに熱中して汗ばんできたら、パーカー類も脱いで体温調節ができます。赤ちゃんは意外と冬でも汗をかくので、簡単に調整できる服にしておくと安心できそうですね。


服の重さ

寒さを気にしてたくさん着せてしまいそうになりますが、服の重さも注意しておきましょう。まだ身体の小さな赤ちゃんにとって、重い素材の服は負担になることも考えられます。できるだけ軽くて暖かい素材を選んであげるとよさそうです。軽くて防寒性の高い、ダウン素材のアウターなどを選んでみてはいかがでしょうか。

冬場の環境で気をつけること

赤ちゃんのいる家庭では、冬場どういったことに気をつけるとよいのでしょうか。


暖房の入れすぎに注意

体温調節が上手くできないと言われている赤ちゃんのことを考えるあまり、つい暖房を使って部屋を暖めすぎるママも多いのではないでしょうか。しかし、すでに何枚か重ね着している赤ちゃんにとっては、少し暑く感じられるかもしれません。汗をかいていないか、体温が上がりすぎていないかなど、こまめに見てあげると安心ですね。


ストーブの場合は近くに寄れないようにする

赤ちゃんの周りにストーブを置いている家庭もあるかもしれません。寝返りやハイハイなどができるようになった赤ちゃんは、大人が思っている以上に行動範囲が広がっていることもあるようです。

ストーブの周りにゲートを置いたり、ストーブ自体の置く位置を工夫したりして、赤ちゃんが誤ってストーブに触らないよう工夫してあげましょう。


布団をかけるときは服の重ね着も気にする

寝るときの服装は、布団をかぶせる前提で考えるようにしましょう。普段の服装と同じように重ね着していると、布団をかぶせた分だけ赤ちゃんにとっては暑く感じられるかもしれません。

また、赤ちゃんの中には寝返りをしているうちに布団から出てしまう子や、足や手で布団を払いのけてしまう子もいますよね。お腹が冷えないか不安なときは、スリーパーを活用してみてもよさそうです。

スリーパーとは、毛布やガーゼなどさまざまな素材から作られる睡眠時用のアイテムで、ベストに似た形をしています。赤ちゃんが布団から出てしまっても、お腹が出ないようなデザインが多いです。

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眠る赤ちゃん
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赤ちゃんの冬服選びで気をつけたほうがよいことについて考えてみました。


靴下で滑らないように

足元が冷えないようにと、靴下を履いている赤ちゃんは多いでしょう。ひとつ注意しておきたいポイントは、歩き始めた赤ちゃんの靴下の足裏に滑り止めがあるかという点です。

滑り止めがついていない靴下を履いていると、つかまり立ちや伝い歩きなどをしている最中に、足を滑らせてしまうかもしれません。室内が暖かいのであれば、靴下を脱がせてあげるか、滑り止めのついた靴下を履かせてあげるとよさそうです。


肌ざわり

冬になると空気が乾燥してきますよね。赤ちゃんのなかには、顔や手足などがカサついてくる子もいます。デリケートな赤ちゃんの肌を考えて、服の素材を選ぶことも大切ではないでしょうか。

服によっては着ているだけでチクチクする素材もあります。かわいくて暖かそうなデザインの洋服を見つけたら、手でさわってみて素材のやわらかさなどを確認してみるとよさそうですね。


着替えの回数

体をいっぱい動かしたあとや、ぐっすりと眠ったあとの赤ちゃんは、冬でも意外と汗をかいていませんか?そのまま放っておくと、体が冷えてしまうこともあるかもしれません。

こまめに着替えさせてあげるとよいでしょう。また、気温に合わせて着ている服の枚数を調整し、外では暖かく、暖房のきいた部屋の中では暑すぎない服装を意識してあげてください。

重ね着を活用して、上手に体温調節を

赤ちゃんの冬服
Saulich Elena/Shutterstock.com

冬だからとつい厚着させてしまいがちな赤ちゃんの服ですが、重ね着をすることでこまめに調節しやすくなります。肌にやさしい素材を選びながら、寒い冬でも暖かく快適にすごせる工夫をしてあげたいですね。

TOP 画像提供元:@sorosorobaito

2017.12.15

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