【小児科医監修】花粉症と風邪は同時になる?見分け方のチェック方法

【小児科医監修】花粉症と風邪は同時になる?見分け方のチェック方法

併発した場合の対処法や受診する病院

子どもの鼻水が続くと風邪なのか、もしかしたら花粉症なのかどっちなのか迷うことがあるかもしれません。それぞれ特徴的な症状があるのかをチェックしてみました。また、風邪と花粉症を併発した場合の対処法と受診する病院についてもご紹介します。

眞々田容子(クローバーこどもクリニック)

花粉症と風邪の見分け方

子どもの鼻水が止まらないのは風邪ではなく、花粉症の可能性があるかもしれません。花粉症と風邪の違いはどのように見分けたらよいのでしょうか。

花粉症の主な症状

  1. 透明や白色の鼻水
  2. 鼻づまり
  3. くしゃみ
  4. のどのかゆみ
  5. 目の充血・かゆみ

透明でサラサラした鼻水が止まることなく出る、鼻づまりの症状が強く出て長引くことや、くしゃみが続けて数回出ることが特徴です。

風邪とは違い、目の充血、目や鼻、のどにかゆみがある、花粉がよく飛ぶ時期に症状が出ることがあります。子どもの場合は鼻血を出すことも多いです。

鼻水を伴う風邪の主な症状(以下「風邪」と省略)

  1. 鼻水:はじめは透明、だんだん黄~緑色になる
  2. 鼻づまり
  3. だるさ
  4. 頭痛
熱を測る子ども
iStock.com/maroke

子どもが風邪にかかると、微熱から38℃程度の熱が出ることが多いです。

初めはサラサラな鼻水からだんだんと粘り気のある黄~緑色の鼻水が出るようになります。

くしゃみが出ることも多いですが、花粉症のようには続かず、くしゃみよりも鼻づまりの症状が強く出て、数日間続きます。のどの痛みや腫れを伴い、咳が数日間続いたり、だるさや頭痛などの症状が出ることが、風邪の特徴です。

風邪は通常、数日から1週間程度で治りますが、鼻水がそれ以上続くときは花粉症かもしれません。花粉症か風邪か迷ったときには自己判断で市販薬などを飲まずに医療機関を必ず受診してください。

花粉症と風邪は何科を受診する?

鼻水やくしゃみなど鼻の症状が強ければ耳鼻咽喉科、目のかゆみや充血がひどければ眼科など特につらい症状にあわせて病院を受診するべきか、初診で何科の病院に行くべきか悩むかもしれませんが、花粉症かどうか迷ったらまずは小児科を受診しましょう。

症状に応じてアレルギー科など専門の病院を紹介してくれるでしょう。

風邪と花粉症の対処法

風邪と花粉症では対処法が変わってきます。病院ではどのような治療法が行われるのでしょうか。

風邪

風邪と診断されると、熱や咳、鼻水などの症状に応じて解熱剤や粘膜を整える薬、場合によっては 抗生剤などの薬が処方されることが多いです。

花粉症

くしゃみや鼻水の症状が強く出ているときには、鼻水やくしゃみを抑える飲み薬が処方されるでしょう。

また花粉症の場合は、鼻づまりに効きやすく、鼻の粘膜に直接作用するステロイド点鼻薬や、目のかゆみや充血があるときは点眼薬が処方されたり、症状に特化した処方薬で治療することになります。

原因となるアレルゲンをなるべく避けることで症状が緩和されるかもしれません。

花粉症と風邪が同時になる可能性

マスクをする女の子
iStock.com/GOLFX

花粉症はアレルギー反応が原因で起こり、風邪はウイルスが原因で起こるため、花粉症が風邪を引き起こしたり、風邪が花粉症を引き起こすことになるわけではありません。

ただし、花粉症と風邪が同時にかかる可能性はあります。また、風邪を併発することで花粉症の症状が悪化する場合もあります。

花粉症と風邪を併発した場合の対処法

花粉症と風邪を併発したときには症状を悪化させたり、長引かせないようにするために以下のようなことに注意しましょう。

薬は併用しない

花粉症と風邪の薬の成分は被っている部分が多いため、併用は避けましょう。

花粉症と風邪同時にかかったときには、病院でどちらの薬を優先したり、どの薬を飲むべきかを医師に相談することが大切です。

免疫力を回復させる

風邪の症状が悪化すると肺炎になる可能性があります。また、花粉症の鼻づまりに風邪が併発することによって蓄膿症や中耳炎になる場合もあるため、免疫力を回復させるようにします。

安静にする

風邪をひいているときは免疫力が下がります。

安静にして、栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠で体力と免疫力を高めることが大事です。

花粉症と風邪の特徴的な症状を知っておこう

花粉症でマスクをする子ども
iStock.com/RyanKing999

花粉症と風邪の症状には違いがあり、花粉症は季節によって発症する場合が多いです。

花粉症は、鼻水がサラサラで連続するくしゃみ、目やのどのかゆみが特徴です。一方で風邪は、発熱や鼻づまり、倦怠感や頭痛の症状が強く出ます。

それぞれの特徴的な症状と違いを知っておくと花粉症と風邪を見極める目安になるでしょう。

花粉症の場合は、鼻水や目のかゆみ、充血など症状が強く出ている病院を受診することで症状を早めに改善できるかもしれません。

もしも、花粉症と風邪に同時にかかったら、安静にして栄養バランスのとれた食事や睡眠をたっぷりとってまずは先に風邪を治すことが大切です。

処方薬の併用や気になる症状があるときには、病院で医師に相談するようにしましょう。

監修:眞々田 容子(クローバーこどもクリニック)

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眞々田容子(クローバーこどもクリニック)

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台東区蔵前の小児科クローバーこどもクリニック院長。信州大学医学部卒業。日本小児科学会専門医、日本アレルギー学会専門医。ホリスティック医学協会会員。

症状だけを診ていくのではなく、患者さんの心身全体の状態をみていく”心と身体をつなげる”医療をしています。

お母さんの子育ての不安が少なくなるよう、診療内でお話しをしっかり聴いていきます。

クローバーこどもクリニックのブログ
クローバーこどもクリニック

2019年01月12日

専門家のコメント
36
    KST 専門家
    毎季節迷います。
    もえ先生 保育士
    花粉症と風邪、症状だけ並べるとほとんど似ていて見分けがつかなそう…
    くしゃみの出方や鼻水で
    かよう先生 保育士
    風邪だと思って対応したら中々治らなくて花粉症だったってこともありそうだから早めに病院に行く
    いちぽ先生 保育士
    鼻水以外の症状がなく様子みても治らないときは受診するといいかもしれないですね。甥っ子は鼻水
    せおみ先生 保育士
    風邪だと思っていたら、初めて花粉症になりました。と、最近よく聞きます。風邪の場合と花粉症の
    べこな先生 保育士
    うちの娘はかなりひどい花粉症です。3歳の春に突然でした。くしゃみと透明なサラサラした鼻水が
    りお先生 保育士
    鼻水が透明のままで続けるようなら、アレルギー反応だと病院で言われました。
    黄色や緑に変わる
    こと先生 保育士
    今年こそ花粉症になったかも!と思ったら風邪だったということ何度かあります💦
    花粉症と風邪
    のの先生 保育士
    子どもでも花粉症にはなります。痒みがあると遊びにも支障が出てかわいそうなので、早めに受診し
    こいまま先生 保育士
    子どもたちはよく鼻水を出しながら遊んでいます。
    見分け方としては、黄色っぱな(色がついた鼻
    なごみ先生 保育士
    最初は難しいかもしれませんが鼻水の色がだんだん透明じゃなくなってきたら風邪かなぁと思って対
    ゆか先生 保育士
    毎年花粉症の時期になると風邪なのか花粉症なのか最初はわかりません、、、
    目が痒くなったり、
    わい先生 保育士
    花粉症は、鼻水がサラサラとした水鼻です。そして、外に出るとくしゃみを多くなる、目をこすると
    まい先生 保育士
    症状が似ているのですが、鼻水に色がついていたり、ゼーゼーした乾いた咳なら風邪を疑います。
    cocoまま先生 保育士
    花粉症の症状と風邪の初期症状が似ていると聞いたことがあります…涙
    熱が出る方もいるそうで…
    cocoまま先生 保育士
    花粉症と風邪は症状がほんとに同じなので風邪と勘違いしてしまったりします。熱も出る場合がある
    とまと先生 保育士
    1歳の娘が鼻水が出るので受診したときに教えてもらったのですが、この年(2回目の春)での花粉
    たんぽぽ先生 保育士
    両親ともに慢性鼻炎なので子供も鼻の調子はいい方とは言えませんね
    鼻水の色で見分けをつけたり
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