和の色を子どもたちへ 「和カラ WA COLOR キッズプロジェクト」開始

和の色を子どもたちへ 「和カラ WA COLOR キッズプロジェクト」開始

和の色を子どもたちへ「和カラ WA COLOR」を使用したワークショップ

株式会社日本意匠商店(本社:東京都杉並区)は、和の色と新しい販売スタイルを提案する塗料「和カラ WA COLOR」を使用した、新しいワークショップの取組み「和カラキッズプロジェクト」をスタートいたします。

和カラ WA COLOR キッズプロジェクト

和カラ WA COLOR キッズプロジェクト

 このプロジェクト担当者でもある(株)日本意匠商店取締役の増田さんに話を伺いました。

― 塗料と子どもは、少し遠い感じがしますが、なぜこのプロジェクトを思いついたのでしょうか。プロジェクトへの想いをお聞かせください。

はい。私は以前、子どもに関わる仕事をしていました。今現在も、幼児教育や、未来の保育者養成、保育現場向けの研修にも少し関わっています。自分が現場にいたときから感じていたことなのですが、子どもの周りにある「色」は、すごく少ないなと感じています。原色やポップな色はあるのですが、あいまいな色であったり、淡い色が特に少ないなと。子どもたちは想像力が豊かなので、彼らが触れる色もまた、多様性があり、豊かであって欲しいと思い、まず環境を用意することを考えました。「原風景」を美しくしたいと。

―「環境」「原風景」という言葉がありますが、詳しくお聞かせください。

大学院では、環境が子どもに与える影響をテーマを研究しました。研究の中で、保育内容に自然環境との関わりを取り入れることによって、豊かな経験を担保するだけでなく、それが原風景となりESD教育(Education for Sustainable Development)につながることや、美術教育の重要性・レッジョエミリア教育を保育者が正しく理解し、美術館等の社会資源を積極的に保育内容に取り入れることで、保育の質を高めることを明らかにしました。

平たく言うと、「子どもに豊かな経験を保障しよう」「多様性のある楽しい体験を重ねることが、彼らの原風景となり、将来につながっていく」ということなのですが。

詳細はこちら

2022.07.24

ニュースカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。